去年10月、徳島市で、盲導犬を連れた視覚障害者の男性がトラックにひかれて死亡した事故で、徳島地方検察庁は、14日、トラックの38歳の運転手を過失運転致死の罪で在宅のまま起訴しました。 この事故で、徳島地方検察庁はトラックが道路から資材置き場に入ろうとしてバックする際に後方の安全確認を怠っていたとして、トラックを運転していた徳島市の自営業手伝い、福本亮被告(38)を過失運転致死の罪で在宅のまま起訴しました。 警察のこれまでの調べによりますと、トラックには、バックする際に注意を促すブザーが鳴る装置がありましたが、事故当時はスイッチが切ってあったためブザーは鳴らなかったということです。トラックの運転手は警察の調べに対して、「後方の安全確認ができていなかった」などと供述していたということですが、検察は認否を明らかにしていません。