北海道根室沖でロシア国境警備当局から臨検を受けた稚内市のサンマ棒受け網漁船「第8朝洋丸」(199トン)が17日正午ごろ、北方領土・国後島に連れて行かれ、古釜布の港に入ったことが分かった。日露外交筋が明らかにした。 乗組員17人の健康状態に問題はないといい、日本政府は早期の解放をロシア側に要請している。 水産庁などによると、第8朝洋丸はロシア水域で操業後の15日、根室市の南東約180キロで、サンマ漁で混獲したサバやイワシが船に割り当てられた漁獲枠をオーバーした疑いがあるとしてロシア国境警備当局から臨検を受けた。 ロシア側は詳しく調べる必要があるとして、古釜布の港まで連れて行ったという。(共同)
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