知っていると自慢できる!?ポジション名講座#2 イタリア編 ある事象を表現するには言葉が必要だ。ゆえに各国でポジションがどう呼称され、またイメージが共有されているのかにはそれぞれの国のサッカー観が表れる。ここではスペイン、イタリア、ドイツにおける「ポジションの呼び方」とそれにまつわるトピックを紹介する。 イタリアのポジション呼称は、大きく2つのカテゴリーに分類できる。1つは「位置」、もう1つは「属性」を表す呼称である。 位置ベースの呼称はシンプルで明快。アタッカンテ(FW)、チェントロカンピスタ(MF)、ディフェンソーレ(DF)の3分類に、チェントラーレ(中央の)、ラテラーレ(インサイドの)、エステルノ(アウトサイドの)という3つの形容詞を組み合わせれば、ピッチ上のどこでプレーしているかが簡単に識別できる。 CFなら「アタッカンテ・チェントラーレ」、[4-4-2]のサイドMFなら「チェント
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