先日、取材でお会いした神戸在住の作家さんに、「元町にとても素敵な古本屋さんができたんですよ」と教えていただいて以来、ずっと気になっていた『シラサ』。本日、三宮方面で打ち合せがあったのでついに訪れることができました。 フランスの美術書にシャンデリアと、まるでパリの古本屋さんのよう……。一歩入るとカサブランカ・リリーの甘い香りが漂い、日本の古本屋にはかつてなかった、女性的な優雅さを持つ空間が広がっていました。ショーウィンドウのディスプレイも只者ではないセンスで、店番をしているのが年輩のマダムというのもいいですね。昨年の9月オープンだそうですが、今後、女性誌の神戸特集などで取り上げられることも増えそう。 箱庭の幸田さんが持っていた「手袋クリップ」の、やや小型でゴールドのものを発見。 ネット情報によると、かつてここは時代に取り残されたようなハンドバッグ屋さんだったのを、銅版画家の娘さんが元のクラシ