頼んでいた名刺ができた、と電話をもらったので取りに行った。 平日は行けそうになかったから、「土曜日もあいてる?」と聞くと、「9:00~12:00」。う~ん、休日寝坊な私には苦しい時間帯・・・。案の定、11:50にぎりぎりでたどり着いたら、まだほかに2組も先客があって、ほっとしつつつ、これ幸いと写真を撮る。 ムラーノ島に向かう水上バス乗り場、フォンダメンテ・ノーヴェ(F.te Nove)へ向かう、細長い道の1つ、カッレ・デル・フーモ(Calle del fumo)。ウィンドウに、ちょっと古風なカード類のほか、名刺とex librisという蔵書票が並ぶ。 スタンパトーレ(stampatore、印刷屋)、ジャンニ・バッソさん。 ありとあらゆる日本語のガイドや雑誌に載っていて、いまさら、なのだが。 かつて、もともとの資源を持たないヴェネツィア共和国にとって、印刷・製本業は主要産業の1つだった。今で