東京 江東区のマンションで、80歳女性が手足を縛られて死亡していた事件で、事前に家に現金がいくらあるか尋ねる「アポ電」と呼ばれる電話があっただけでなく、電話線が切断されるなど、ことし1月と2月に渋谷区で起きた強盗事件と多くの共通点があることが捜査関係者への取材で分かりました。 そして、黒い服にマスク姿の不審な3人組が出入りする姿が防犯カメラに写っていました。 その後の調べで、現場の状況などから、ことし1月と2月に渋谷区の初台と笹塚で起きた強盗事件と多くの共通点があることが分かりました。 いずれも被害者は高齢者で、事前に「アポ電」があったほか、手足を縛られたうえ、部屋が激しく荒らされていました。 1月の現金2000万円が奪われた初台の事件では、通報を遅らせようと、固定電話のコードが切断されていたほか、現金400万円が奪われた2月の笹塚の事件では、インターホンのカメラに体を近づけて顔が写らない