アメリカのIT大手、アップルの株価が上昇し、時価総額が一時、初めて3兆ドル、日本円にしておよそ340兆円を上回りました。巨大IT企業に投資資金が集中する状況を象徴しています。 3日のニューヨーク株式市場でアップルの株価は上昇し、企業の価値を示す時価総額が、一時3兆ドル、日本円にしておよそ340兆円を超えました。 アメリカの上場企業では初めてで、東京証券取引所1部に上場する企業全体の時価総額、およそ730兆円の半分近い水準に上っています。 背景には、主力のスマートフォンやワイヤレスイヤホンなどの販売が好調で、コロナ禍でも堅調な業績を保ってきたことに加え、電気自動車やメタバース関連など、新たな分野への参入を検討しているとの観測が出ていることがあります。 アップルの株価は、去年1年間でおよそ33%値上がりしていました。 アメリカのIT大手では、グーグルの持ち株会社のアルファベットも去年1年間で株
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