小説技法:信用(信頼)できない語り手 とは? 信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、信用できない語り手、英語: Unreliable narrator)は、小説や映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである。 信頼できない語り手 - Wikipedia 簡単に言うと、物語の語り手(大体の場合は登場人物、主人公)が、記憶が怪しかったり、わざと嘘と真実を混ぜて物語を語ったりすることで、読者を惑わしながら語る技法です。 現実世界でも、真実か嘘か、というものは厳密にはわかりません。 人の気持ちなどわかったつもりなだけで、本当に心から脳内を覗くことはできないのです。 物語という虚構の世界もこのような立場に立って書かれていて、嘘が発覚するにすれてその矛盾を楽し