タグ

2016年10月29日のブックマーク (2件)

  • 【小説・技法】信用できない語り手の解説とともに作家・作品紹介する - きゃすのキラキラブログ

    小説技法:信用(信頼)できない語り手 とは? 信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、信用できない語り手、英語: Unreliable narrator)は、小説映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである。 信頼できない語り手 - Wikipedia 簡単に言うと、物語の語り手(大体の場合は登場人物、主人公)が、記憶が怪しかったり、わざと嘘と真実を混ぜて物語を語ったりすることで、読者を惑わしながら語る技法です。 現実世界でも、真実か嘘か、というものは厳密にはわかりません。 人の気持ちなどわかったつもりなだけで、当に心から脳内を覗くことはできないのです。 物語という虚構の世界もこのような立場に立って書かれていて、嘘が発覚するにすれてその矛盾を楽し

    【小説・技法】信用できない語り手の解説とともに作家・作品紹介する - きゃすのキラキラブログ
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2016/10/29
    カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」は衝撃的な印象を受けた。何度も読み返す本ではないが、何年かしたらさりげなく再読してみようと思っている。
  • 山内マリコの6冊をここではないどこかへ憧れる人のために捧ぐ - きゃすのキラキラブログ

    ファスト風土にマイルドヤンキー 山内マリコの出現で、『ファスト風土』という言葉が流行りました。 画一化されて均一な国道沿いや、マイルドヤンキーと呼ばれるような地方・郊外雰囲気を、都会人が哀れんで呼ぶような風土です。TSUTAYA、ドンキ・ホーテ、ユニクロ、スーパー銭湯、イオン......etc 国道沿いの雰囲気ですね。山内マリコが脚光を浴びた小説『ここは退屈迎えに来て』で登場するのは個性がない上記のようなものを消費する人たちの暮らしです。 とにかく山内マリコは地方や郊外の空気感、時代感を掴み取るのが上手い。ほとんどの場合、読者は共感しちゃいます。 たとえば、、、 輝いていた(と思いたい)青春時代を懐かしんで昔に戻りたいと思ったりすることありますよね。 また、東京での華やかな生活から一転、地方へ帰ってきた閉塞感に襲われたりする人も多いですよね。 そんな人が読むと確実に刺さります。痛みを伴うと

    山内マリコの6冊をここではないどこかへ憧れる人のために捧ぐ - きゃすのキラキラブログ
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2016/10/29
    山内マリコさんは、しばらく前にはまってました。「ここは退屈迎えに来て」の地方都市に生きる女の子は、まんま自分の20代を思い出させられて胸が痛くなる。連載が終わったばかりの「あのこは貴族」も読んでました。