罪の償い方はその国の方針により様々ある。北欧などでは、犯罪者が罪を犯すのは社会的環境にあるとし、「誰が犯罪をおかしてもおかしくない」「自分と犯罪者は同じ人間に過ぎない」という考え方から人道的で寛容な処置が取られるが、一方で、運が悪ければその場で命を落としてしまうような過酷で危険が刑務所が公然と運営されている国もある。 「彼らは罪を犯したヤツなんだから、今そんな目に遭ってるのは当然の報いだ」と考えるのは簡単だ。しかしひどい施設に閉じ込められている囚人の中には無罪の人々がいることを考えて欲しい。国家によっては反論の余地を一切与えられず、罪とは言えない罪で投獄される場合もある。 囚人の大半は裁判中だが、最後までその行方を見届けられなかったり、二度と自由になれずに終わる人々が大勢いる。囚人だけでなくその配偶者や子供も一緒に収容施設や居住地などに送る国もある。 以下に紹介するライカーズ島の囚人達は公