引っ張って申し訳ないのですが(笑)、昨日の日経新聞夕刊の神谷隆之氏の記事についてもう少し書きます。神谷氏は「新たな視点として」ということで、夫婦の働き方の組み合わせを示しています。「短時間勤務の利用も女性に限る必要はない。夫婦が勤務時間をうまく組み合わせ、子育てに最適な時間配分を行うことも必要ではないか。現在、企業にはこうした視点が欠けている」のだそうです。 うーん、たしかに欠けているかもしれません。少なくとも、十分かといわれれば不十分ではあるでしょう。しかし、短時間勤務の利用を女性に限っている企業はほとんどないはずです。もちろん、現実として短時間勤務の利用が圧倒的に女性に多いことは事実です。とはいえ、それは「企業にはこうした視点が欠けている」ですませる問題なのでしょうか。 これは本質的には企業の問題ではなく、働く人の意識の問題、とりわけ男性の意識の問題のはずです。たしかに、男性が短時間勤
今日の日経新聞夕刊に、JILPTの神谷隆之主任研究員による短時間勤務に関する紹介記事が掲載されています。それによると、育児のための短時間勤務には運用面で4つの問題点があるとか。それぞれの指摘はいずれもそれなりにもっともなもので、たしかにそういう実態もあるだろうと感じるのですが、そのかたわら、ちょっと首をひねらざるを得ないものもあります。 第1の問題点は「業務量の調整」で、勤務時間短縮に見合うだけの業務量の減少がともなわない、ということのようです。具体的には秘書業務の事例があげられています。業務量が減らない理由として「自分で仕事をコントロールしにくい秘書という仕事の特性」をあげていますが、たしかにボスの都合にあわせなければいけない秘書業務はなかなか就労時間のコントロールは難しいかもしれません。いっぽうで、「私がいないときはこの人がボスの世話をする」ということを決めておけばそれですむ部分も多い
韓国の少子化が日本以上に深刻であることはよく知られており、わが国同様、少子化対策は大きな政治課題となっています。今朝の日経新聞で、その具体策が報じられていました。 韓国で少子化が急速に進んでいる。昨年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は1.08と日本(1.25)を下回り、世界最低水準に落ち込んだ。政府は7月に保育費支援などの総合対策を確定して本格的に取り組み始めたが、ライフスタイルや価値観が変化するなか、少子化の流れを食い止めるのは簡単ではない。 … 政府は確定した「低出産・高齢社会基本計画」で2010年までに総額32兆ウォン(約3兆8000億円)を投入し、保育施設の充実や教育費支援などを進める。「女性が家庭と職場を両立できる体制をつくるのが狙い」(韓明淑首相)だ。 韓国の出生率は1970年に4.53だったのが、短期間で一気に低下した。「準備が遅れた」(同首相)のは否めない
今回、性を巡る様々な場面を取材して感じたことは、人と人とのコミュニケーションの希薄さだった。 この10年、終身雇用制の崩壊、成果主義の広がりといっためまぐるしい環境の変化に、戸惑いと不安が広がっている。特に男性は自分や家族は自ら守らなければならないという意識が強まり、失敗が許されないと感じている。 そうした背景から、自分と他者の気持ちをすり合わせるゆとりが失われつつあるのではないか。それが性の営みにも影を落としている。 連載中に紹介したように、セックスレスの夫婦は約3割に上る。日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫さんは「セックスレス夫婦が増えている原因に、セックスをするまでのコミュニケーションを面倒と感じ、避けていることが挙げられる」と指摘する。 イギリスの動物行動学者、デズモンド・モリスは、人と人が知り合い、セックスするまでの行動を12段階に分類している。セックスとは「相手を『すてき
シックス・アパートは8月3日、ブログサービス「Vox」の日本語ベータ版を2日より公開したと発表した。 Voxは、すでに米国ではベータ版サービスが開始されている、シックス・アパートの個人向けブログサービスだ。初心者でも簡単に使えることに重点をおいて開発しており、従来のサービスと比較して、ブログ記事の投稿、編集、管理を可能な限り簡単にしているという。 他のユーザーを「ご近所さん」「友達」「家族」として登録することができるコミュニティ機能を実装し、自分で書いたブログのエントリーや写真の公開範囲を「全体」「友達と家族」「友達」「家族」「自分のみ」の5つの公開レベルから選んで設定できる。 また、アマゾンやFlickr、YouTubeなどのウェブサービスと連携可能で、各サービスから簡単に写真や画像、動画、本についての情報などを記事に取り込むことができる。 現在利用は無料だが、利用には招待制をとっている
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