1966年福岡市生まれ、九州大学文学部卒業。 現在はさいたま市在住。男女共同参画センター企画・広報職、人材会社キャリアコーディネーター、人事コンサルタント会社事業開発部長などを経て、2006年より独立。学生のキャリア教育から中高年の再就職まで、幅広いテーマ・対象のプログラムを手がける。 時々、「何のために働くのですか?」という問いを投げかけてみることがあります。現在、お仕事している方にも、求職中の方にも。たいていの方が、沈黙してから、「お金のためだと思っていました」とおっしゃいます。そこには「考えてみると違っていた」という気持ちが感じられます。 「不況で仕事がない」と言いつつ、実際には求人は皆無ではありません。本当に「お金のため」だけに働くのなら、目の前にあるお仕事に次々と応募していけば、確実に手に入れることが出来るのではないでしょうか。また、お仕事を始めてから「自分には合わない」「思って
NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」代表 清水康之さん 自殺対策について聞きました。 ――日本の年間自殺者は昨年まで11年連続で3万人を超えています。 自殺者は1998年3月に激増しました。北海道拓殖銀行が経営破綻(はたん)に陥り、山一証券が自主廃業した97年の年度末です。経済状況の悪化に引きずられる形で3万人を超え、その後、高止まりが続いています。 ――最近の傾向は? 昨年秋以降、金融不安から派遣切りなどが問題になりましたが、今年の自殺者は上半期だけで1万7000人を超え、過去最多になる危険があります。従来は50歳代などの中高年層が中心でしたが、昨年は30歳代が過去最多と注目されました。派遣切りや就職難で、若年層も追いつめられていると感じます。 ――増加の原因は? 経済的な要因が深くかかわっていますが、理由はひとつだけではありません。私たちが全国の約300人の遺族に調査したとこ
うどんやお吸い物などに入れて食べる「とろろ昆布」が売れ、メーカーに注文が殺到している。テレビ番組で「とろろ昆布ダイエット」が紹介された直後から、買い求める客が相次いでいるためだという。昨年は「朝バナナダイエット」がブームになった。食品ダイエットの効き目のほどは――。 「とろろ昆布」ブームに火をつけたのは、先月13日に放送されたテレビ番組だった。女性タレントが、とろろ昆布を直接食べたり、おかずにかけて食べたりするダイエット法に挑み、減量に成功した事例が紹介されると、放送翌日から、スーパーでとろろ昆布が飛ぶように売れる事態となった。 首都圏の大手スーパーの担当者は「放送から数日間、急激に売り上げが伸び、通常の倍以上を仕入れた」。東京都内の別のスーパーも「一時は複数の店舗で在庫がなくなった」という。 ブームは一時よりも落ち着いたが、メーカーには今も注文が相次いでいる。海藻食品大手の担当者は「売り
自宅で使用 「サムライ気分」 酒販店の店員などが作業時に締める前掛けが、幅広い人気を集めている。厚手の綿布を使い武骨な印象だが、シンプルな形や屋号入りのデザインが「クールなエプロン」と海外でも注目。今秋、ニューヨークで開かれた前掛けを紹介する企画展も話題を集めた。(田中洋史) 前掛けは衣服の汚れを防ぐ作業着。室町時代に漁師が船の古くなった帆を切り、腰に巻いた「帆前掛け」に由来するという。江戸時代中期まで「前垂れ」と呼ばれ、屋号を染めて得意先を回ると宣伝効果があり、主に商人が用いた。 高度経済成長期の1965年以降、エプロンの普及や個人商店の衰退で需要は減ったが、独特の風合いが見直されて最近、人気が復活している。 前掛け専門店「エニシング」(東京)では5年前、1か月15枚程度だった前掛けの売れ行きが、現在月500枚に急増。商売用に加え、還暦祝いや出産祝い用の注文が目立つという。さらに3年前か
人材育成コンサルタント&キャリア教育プロデューサーとして、若者の就職問題から中高年のキャリアチェンジまで、幅広いプログラムを企画・開発し、多くの研修や講演を手がける。「古川晶子の幸せキャリア塾」都内で定期開催中。 会社に依存した働き方ではいけない、と思っていらっしゃるのですね。その点、非常に賛成します。そこで、大学院で勉強してレベルアップしようと考えている、ということですが、気になることが多く、一歩踏み出せないでいる状態ですね。 大学院で学べるコンテンツはかなり魅力的なものが多いです。最近は社会人向けのコースも多いので、次の質問に即答できれば、悪くはないと思います。 質問とは、「自分は大学院進学という投資から何を得るか――についての戦略を持っているか」です。 大学院に行くには時間とお金がかかりますが、投資とはそれだけではありません。まもなく40歳というあなたの年齢は、会社員であれば組織の中
人材育成コンサルタント&キャリア教育プロデューサーとして、若者の就職問題から中高年のキャリアチェンジまで、幅広いプログラムを企画・開発し、企業や教育機関で好評。大学院生向けキャリアセミナー等も手がける。 今回は、「働く意義」に触れたいと思う。この時期にそんな基本的なことを、と思うかもしれないが、この時期だからこそ、根本的な問題を認識することが力になると信じるからだ。 人が「働く意義」として、大きな要素は次の三つ、「生活保障」「自己実現」「社会参加」だ。 「生活保障」はいうまでもなく、経済的に自立し、自分や家族の生活を運営するだけの収入を得るということである。 「自己実現」は、自分の可能性に挑戦し、成長とやりがいを実感する体験の積み重ねだ。 そして、「社会参加」とは、周囲の人たちと互いに信頼しあい、力を合わせたり、精神的に支え合ったりする関係性を持つことや、自分の仕事が地域や国、ひい
「事務系」「正社員」にこだわらないで 厳しい雇用情勢の中で職を探すには、求人情報に賢く目を通すことが大事だ。転職や再就職を希望する女性は「事務系」といった条件にこだわり過ぎて“掘り出し物”の求人に気づかないケースもある。周りにも協力を頼むなど戦略を練りたい。(大森亜紀) 神奈川県の女性(39)は昨年、勤めていた医薬品関連会社の業績が悪化、転職先を探した。ハローワークの窓口で、求人票で見つけた学校法人への紹介状を頼んだところ、「ここには、すでに168人が紹介状を申し込んでいます」と告げられた。想像以上の競争率に心がなえた。 希望する職種は「総務や経理などの事務系」の「正社員」。インターネットの求人サイトにも応募したが、ことごとく選考に落ち、面接にすらたどりつけなかった。「覚悟はしていましたが、20社近くに断られると、どうしたら良いかわからなくなりました」 転職や再就職を希望する女性の
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