スポーツ 札幌市が月寒にカーリング施設 12年にも完成 通年利用OK (01/30 06:55、01/30 06:59 更新) 札幌市は29日、月寒体育館(札幌市豊平区)に隣接する市有地に、通年型カーリング場を建設する方針を固めた。自治体が設置する通年型専用施設は国内初。札幌には専用施設がないため、道内有力選手の道外流出が続いており、道カーリング協会は「実現すればとてもうれしい。札幌のカーリング場から五輪選手が育ってほしい」と期待している。 計画案では、カーリング場は鉄骨2階建て、延べ約3千平方メートルで、4または5シート(レーン)を設ける。 事業費は10億円程度の見通しで、市は10年度から設計作業に入り、早ければ同年度中に着工、2012年春の完成を目指す。 カーリング施設は国内11カ所。道内には国内最大の5シートを備える北見市常呂町、名寄市のカーリング場など7施設がある。 <北海道新聞1