概要 研究の目的と方法 「非正規労働者の態様に応じた能力開発施策に関する調査研究」 プロジェクト研究「新たな経済社会における能力開発・キャリア形成支援の在り方に関する研究」のサブ・テーマ ※平成19~22年度の研究の中間とりまとめ 全国の25~44歳の就業者を対象に、中学卒業後から現在までの学校教育や働き方、ライフイベントに関して網羅的に調べた大規模アンケート調査を用いて、非正規社員のキャリアパスや正社員転換の実態と、能力開発の実態について分析した結果をとりまとめたものである。 調査期間は2008年10月~12月で、有効回収数は4,024である。 主な事実発見 離学後5年間の初期キャリアにおけるキャリア・パターンが、近年では、「ずっと正社員」である人の割合が減り、「ずっと非正規社員」と「非正規→正社員」という人の割合が増えていることが明らかにされた。 25歳から44歳の就業者のうち、これま