岩瀬大輔 ライフネット生命保険 代表取締役副社長 1976年、埼玉県生まれ。東京大学卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経てハーバード大学経営大学院に留学。「古いけれど成熟した、戦後の日本を象徴する業界に挑むことにやりがいを感じて」ライフネット生命立ち上げに参画。 IT起業家とサラリーマンの違い 岩瀬大輔さんが考える日本を面白くする方法は、実にわかりやすい。まず最初にあがったのは、「起業家精神を持て」ということだ。 「僕はIT系の起業家のコミュニティにも入っていますが、彼らと会った後にサラリーマンの会合に出ると、決定的に違うことがあります。起業家の人たちってグチを言わないんですよ。聞いたことがない」 それはなぜでしょうか? 「なぜなら、自分たちで変えられると思っているから。世の中に対する不満があったとしても、グチる前に自分で作ればいいじゃん、やればいいじゃん、と
世界はなぜ、富と権力がかくも不均衡な状態にあるのか――。人類はなぜ、それぞれの大陸でこれほど異なる歴史をたどり、異なる発展を遂げてきたのか――。なぜ、ごく一部の社会が世界を支配するに至ったのか。 それは、民族間の生物学的な差異によるものではなく、たまたま生産性が高く、栽培しやすい野生植物や飼育しやすい野生動物が存在する地域に居合わせたおかげで、早くから農業を発展させることができ、そのおかげで食料生産はもとより、人口増大、技術革新、国家の樹立を推し進め、政治的にも、軍事的の優位に立てたからである――。つまり、食料生産ができる居住環境に存在したかどうかが大きな分かれ目だったということを見事に解き明かした著書『銃・病原菌・鉄』でジャレド・ダイアモンド氏は1998年、ピュリッツァー賞を受賞した。同氏はこのほど、ニューギニアをはじめ40年以上にわたり調査・研究を続けてきた伝統的社会を現代の社会と比較
「フランス婚」という言葉があるが、この言葉を耳にするたびに、私は何か居心地の悪いものを感じていた。別に、「フランス婚」を提唱した方々や、日本の社会のなかでこれを実践している方々が嫌いということではまったくない。むしろ話は逆で、結婚という制度にとらわれない自由な生き方を追求するという面では、共感するところは大きい。では、なぜ居心地が悪いのか。今回、フランスで同性婚の法制化があらためて話題になったことで、その理由が分かった気がする。 私の居心地の悪さは、フランスという国名が、「制度にとらわれない自由」という意味で用いられていたことに起因するのかもしれない。同性婚を法制化するとは、ひとつの制度を作ることにほかならない。制度にとらわれない自由だけでなく、自由な生き方を育んでいくのに必要な制度を新たに創り出すこと、異性愛と同性愛の違いはあるが、今回の同性婚の法制化で取り組まれていた内容というのは、こ
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商品ストーリー かつて新潟県は越後国(えちごのくに)と呼ばれていました。 美しい山々に囲まれるこの国は、夏は暑く、冬になれば厳しい寒さと絶え間なく雪が降りしきる過酷な地域です。 越後国の武士は武骨でたくましく、寡黙に成すべきことをやり遂げる武士でした。 このお酒は不言実行の越後武士を表現し、米を原料として造り上げた日本酒仕込みのリキュールです。 アルコール度数46度。日本酒のウォッカと言える程の高アルコール酒です。 (現在は22度未満の物が日本酒と定められたため本製品はリキュール分類になります) 製造後、一年間のタンク貯蔵によりまろやかに熟成させてから出荷を行っています。 おすすめの飲み方 冷凍庫にいれると、凍らずにとろりとした舌触りになります。 それをオンザロックでライムやグレープフルーツの柑橘系果汁を数滴入れると驚くほどのキレの良い味わいになります。 蔵元直送のお取り寄せは「越後ゆきく
現代社会は科学技術の発達に伴う様々なベネフィットを享受するとともに、安全性や環境面に関する様々なリスクに直面している。リスクには、当初民生用であった科学技術が軍事目的に転用されるといった安全保障上のリスクも含まれる。科学には不確実性が不可避であり、また、技術は予測の必ずしも容易ではない多様な社会的目的のために利用可能である。このような中で、技術の利用に関しては一定の規制等が不可欠である。他方、研究や活動の自由を社会として認めることも、イノベーションを促すために重要である。実験としてイノベーションを求めて試行錯誤するプロセスでは、一定のリスクを許容する必要もある。 以上のような状況の下で、科学技術に関わる社会的意思決定を行う際には、どのような考慮事項があり、どの様な場で如何にして判断していけばいいのだろうか。また、このような判断を行う仕組みをどのように構築すればいいのだろうか。便益やリスクの
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