日本代表の南アフリカ代表戦以降、連日のようにメディアにラグビーが取り上げられる。長年のファンの皆さんには信じられないようなことが起きているのだが、全国ネットのテレビだけでなく、関西ローカルのテレビや活字メディアでも日本代表選手が登場している。なかでも、さまざまな取材を受けているのが近鉄ライナーズのトンプソン ルークだ。日本代表の快進撃のなかにあって、ボールを持ってのあくなき突進、タックルと体を張り続けたトンプソンの姿は多くのラグビーファンに感動を与えた。 そのトンプソンが、11月23日の夜、大阪・北浜のラグビー普及促進居酒屋「ラグビー部マーラー」にてトークライブを行った。筆者が司会を務め、原則日本語で行ったが、日本語で細かなニュアンスを伝えられない場合のサポートで、近鉄ライナーズ通訳の坂口宗実さんにも同席いただいた。店内は、トンプソンの生声を聞きたいというラグビーファンの皆さんで満席。キャ
イングランドラグビー協会(RFU)は20日、エディー・ジョーンズ氏をイングランド代表の新ヘッドコーチに任命したと正式に発表した。12月からの4年契約で、来年2月開幕のシックスネーションズから指揮を執る。ジョーンズ氏はオーストラリア出身で、イングランド代表史上初の外国人ヘッドコーチとなる。 55歳のジョーンズ氏は今年のワールドカップで日本代表のヘッドコーチを務め、強豪の南アフリカ代表を破るという歴史的快挙を達成。ベスト8入りはならなかったものの、ワールドカップで24年間勝てなかったチームを率いて3勝1敗という好成績を残し、世界中から称賛された。 ワールドラグビーの年間最優秀コーチ賞にノミネートされた名将はワールドカップ後に日本代表を去ったあと、南アフリカのストーマーズの新ヘッドコーチに就任して来季スーパーラグビーへの準備に取りかかっていた。しかし、自国開催ワールドカップで初めて8強入りを逃し
RWC2015で快挙を遂げた日本代表。サモア戦勝利後、PR山下を労うエディー・ジョーンズHC (Photo: Getty Images) ワールドラグビーは29日、2015年の最優秀チーム賞と最優秀コーチ賞の候補を発表し、日本代表とエディー・ジョーンズ ヘッドコーチがそれぞれノミネートされた。11月1日にロンドンでおこなわれるワールドラグビー・アウォーズで受賞者として名前が呼ばれれば、日本ラグビー界初の勲章となる。 過去、ワールドカップで24年間勝っていなかった日本代表だが、今秋、英国で開催された2015年大会の初戦で強豪の南アフリカ代表を破るという歴史的偉業を遂げ、惜しくもベスト8入りはならなかったものの3勝1敗という好成績を残して世界中から称賛された。 最優秀チーム賞のほかの候補は、ワールドカップで決勝進出のニュージーランド代表とオーストラリア代表、そしてベスト4のアルゼンチン代表で、
9月23日、イングランドはグロスターのキングスホルムスタジアム。スコットランド代表戦を10-45で落とした日本代表のPR稲垣啓太は、浮かない顔で首を傾げていた。 結果に対して、そして、先発しながら前半40分で交代させられたことに対して、である。 「前半で脳震盪のテストを受けてるんです。それで…(大事を取る形となった)。もう、大丈夫なんですけど」 退くまでは、出色の働きを披露した。0-3で迎えた前半5分頃。ハーフ線付近でのスコットランド代表ボールラインアウトの周辺で相手を倒し、すぐさま左隣の接点へ移動するやターンオーバーを決めた。相手を身体の芯で捉えるタックルの技術と、そのタックルを放った直後のリアクション…。持ち味を活かした。 「スティーブ(・ボーズウィックFWコーチ)とも話していて。目標を掲げていたんです。1試合17本、と」 イングランドでのワールドカップ(W杯)のプールBで3勝を挙げた
ラグビーが進化し、プレーのクォリティーが高まるとともに、ファンの要求は増す。それにともなってスタジアムでのサービスも向上する。いま、世界のラグビー場はファンを楽しませる仕掛けでいっぱいだ。実際ワールドカップでも、観戦に訪れたファンは一流のプレーを堪能するととともに、試合の前後も祭典の空気を存分に吸い込む。スタジアムでなくとも、街の中に快適なファンゾーンが設けられていたりして、様々なファン層へのアプローチがある。 スタジアムのゲート近くで試合プログラムとともに売られているものに『RUGBY RADIO』というものがある。これはレフリーマイクの声やスタジアムでの実況中継が聞けるもので、レフリーのジャッジの理由がわかるとともに、ゲームの内部を理解したり、ピッチ上で起こっていることを知るのにとても便利なもの。選手の声も拾うから、臨場感がさらにアップする。 ラグビー先進国のスタジアムの空気がいい理由
スコットランドに大敗した日本代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチだが、試合後の表情は意外にもさばさばしていた。 「タックルもよかったし、後半も走り続けることができた。ただ、きょうはきちんと作戦を実行できなかった。(南アフリカ戦から中3日という日程については)言い訳はできない。いい戦いをしなければならなかった。もちろん、それは難しいことでした。スコットランドが非常に良くプレーしたということ。日本が集中できなかったということではないと思う」 日本代表キャプテンのリーチ マイケルは、南ア戦と一番違ったのは、敵陣22メートルライン内に入ったときに点を取れなかったことだと言った。 「何回も22メートル内に入っても、チャレンジしても取れなかったのが敗因のひとつだと思う。ミスが多かった原因は、判断です。パスしなくてよかったのにパスしてしまったのが何回かあった」 スコットランドのグレイグ・レイドロー主
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く