タグ

ブックマーク / note.com/yuki_anzai (5)

  • キャリアに偶発性を呼び込み、複数の専門性を獲得するには?冒険的なキャリアデザインを支える「戦略的トラベリング」の提案|安斎勇樹

    キャリアに偶発性を呼び込み、複数の専門性を獲得するには?冒険的なキャリアデザインを支える「戦略的トラベリング」の提案 人々の仕事を取り巻く環境が劇的に変化している現代において、「キャリアデザイン」についてもさまざまな議論が交わされ、アップデートが試みられています。 たとえば、教育心理学者のクランボルツは、重要なキャリアの転換点は偶然によってもたらされるという「計画的偶発性理論」を発表し、一度立てたキャリアプランに固執することは、かえってチャンスを掴む可能性を狭めてしまうことを指摘しました。また、「人生100年時代」を提唱したイギリスの組織論学者リンダ・グラットンは、1つの専門性を突き詰めるのではなく、複数の専門性を獲得していくべきだとする「連続的スペシャリスト」の考え方を提唱しました。 こうした不確実な社会のなかで、偶発生を受け入れながら連続的にアイデンティティを拡張していくキャリアの考え

    キャリアに偶発性を呼び込み、複数の専門性を獲得するには?冒険的なキャリアデザインを支える「戦略的トラベリング」の提案|安斎勇樹
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2023/07/06
    「そこで本記事では、連続的に専門性を獲得していくための冒険的なキャリアデザインの見取り図となる考え方──「戦略的トラベリング」について、書いてみたいと思います。」
  • ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い|安斎勇樹

    先週の「idearium」では、組織をマネジメント・ファシリテートする側は、性善説に立つべきなのか?性悪説に立つべきなのか?という共通の問いを立て、ミナベ氏は組織デザインの観点から、安斎は組織開発の観点から、それぞれ意見を述べ、反響を呼びました。 共通している点として、性悪説といっても「従業員はどうせ学習しないので、強制的に働かせよ」と考えるものではなく、性善説にせよ、性悪説にせよ「人の可能性を信じる」ことを前提としている点。そして、すべてを性善説でやりましょう!ということではなく、性悪説で締めるべきポイントを作るべきだ、というのが両者の意見の共通点でした。 ideariumでは、毎週このように記事を配信しながら、週末にお酒を飲みながら、それぞれの記事を振り返り、ポッドキャストを収録・後日配信しています。(ちなみにWDAの会員の皆様には、裏話も含めた公開生収録を映像配信していく予定です!)

    ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い|安斎勇樹
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2020/05/21
    「答えがわからないなりに、「こういう風に考えれば、みんなで答えにたどりつけるのではないか?」というプロセスを考え抜き、参加者に提案し、合意を得ること。これが提案を軸としたファシリテーターの仕事」
  • ファシリテーターの”芸風”の構造|安斎勇樹

    ミミクリデザインの組織学習を専門とするファシリテーターの遠又が、こんなことをツイートし、共感を集めていました。 ミミクリではファシリテーターの個性のことを「芸風」と表現し大切にしている ワークショップは一見楽しい仕事にも見えるが現場はハード。対話や創発の場は想定外の連続だし想定外に直面してファシリテーターの心中も波がたつ その中ですくっと立ち続ける拠り所が芸風なのだと思う — 遠又圭佑 (@keisuketohmata) November 27, 2019 たしかにファシリテーターと呼ばれる役割には”画一的な理想像”は存在せず、「個性」のようなものが存在します。現在ミミクリで進めている熟練したファシリテーターの暗黙知に関する調査研究でも、当日の立ち振る舞いや、背後にある価値観は、ファシリテーターによって多種多様であることが確認されています。 ミミクリデザインでは、なぜそれを「個性」ではなく

    ファシリテーターの”芸風”の構造|安斎勇樹
  • ワークショップのアイスブレイクで溶かすべきもの|安斎勇樹

    ワークショップでは、プログラムの冒頭で参加者同士の「アイスブレイク」と呼ばれる活動を行います。「チェックイン」と呼ぶ場合も多いかもしれません。 多くの場合、自己紹介にアレンジが加わっているケースが多く、その日の活動を共にする参加者が、お互いのことを知り合う活動として行われます。単なる「緊張ほぐし」のように思われがちですが、アイスブレイクはワークショップの非日常性と、そこから生まれる学習と創発を担保するために重要な営みです。 目的を見誤って、単なる"仲良しレクリエーション"のような独立した活動を設定してしまうと、かえってワークショップのプロセスが途切れてしまうリスクもあります。以下では、ワークショップのアイスブレイクによって意識すべきポイント、何を溶かすべきなのか?についてまとめました。 1.固定観念を揺さぶるワークショップは非日常的なテーマ設定のもとで、日常を異化(慣れ親しんだ当たり前のも

    ワークショップのアイスブレイクで溶かすべきもの|安斎勇樹
  • 問いをデザインするのは誰なのか|安斎勇樹

    書籍「問いのデザイン」の執筆に向けて、これまで「プロジェクト設計段階の課題のリフレーミング」から「ワークショップデザインにおける課題の制約と構成」まで、異なるレイヤーの「問い」の工夫の仕方について「デザイン」という言葉を使って説明してきました。 引き続き、問いのデザイン論を深めていきたいと思いますが、述語としてのデザインの方法論を深掘りする前に、記事では、デザインの「主語」について確認しておきたいと思います。言い換えれば「問いをデザインするのは誰なのか」という問題です。この問いに対しては、いくつかの回答が考えられます。 1.問いは「ファシリテーター」によってデザインされる第一に、ワークショップを企画する「ファシリテーター」がデザインするべきだという考え方です。事前に企画しておくにしろ、当日の即時的な判断で投げかけるにせよ、ファシリテーターが発する問いをトリガーにして、参加者の思考や対話が

    問いをデザインするのは誰なのか|安斎勇樹
  • 1