中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 人材マネジメント業界?、人材育成業界!?(そんな業界あるの?)でよく聞かれる、典型的、かつ、象徴的な「二分法(ダイコトミー)」は、これです。 人は「育てる」のか、「育つ」のか? どっちなんだ、オラオラ? たぶん、今までこの10年で、僕は「3万6000回」くらい、この問いを耳にしてきました(笑)。 居酒屋で、口角泡をとばして議論している様子も耳にしました。 コンセプトをねりあげる会議で、これが議題として持ち出されることもありました。自分の経験を、涙ながらに語る人にも出会いました。 人々を魅了してやまないのが、この「育てる or 育つ」のダイコトミーです。 大人なのに「育てる」のか、「大人は勝手に育つ」のか? どっちな
「つかえるITを、世界から。」をミッションとする(株)オーシャンブリッジのファウンダー、高山知朗(のりあき)のブログです。 もともとは社長ブログとして始めましたが最近は4度のがん(脳腫瘍、悪性リンパ腫、白血病、大腸がん)の闘病記が中心です。 来る11月28日(水)15時から東京大学本郷キャンパスにて、産業メンタルヘルスのICT支援をテーマとしたシンポジウムが開催されます。 うつ病や新型うつなど、職場のメンタルヘルスに関心のある方には、非常にためになるシンポジウムかと思います。特に、最新のICTを活用した企業等におけるメンタルヘルス支援の仕組み作りに関する講演は、企業の人事担当者や管理職のみなさまには非常に有益だろうと思います。 登壇者は各界の第一人者ばかりです。東京大学のバリアフリー教育開発研究センター長であり、また臨床心理学コースの教授でもある下山晴彦先生をはじめ、厚生労働省 労働基準局
今月の特集&doorsアカデミー doorsが今月お届けする記事は? NEW キャリア 2024.02.05 door to door 「人生の新たな扉を開けた挑戦者たち」に迫ります。一歩を踏み出す不安とどう向き合い、葛藤をどう乗り越えたのでしょうか。そして、彼女が扉を開けた理由はーー。 NEW 18回/全16回 キャリア 2024.02.02
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 日々さまざまなカウンセリングに応じる福岡在住の臨床心理士、中島美鈴さんが「悩み方」について考えていく癒し系ブログです。 中島美鈴 《臨床心理士》 年末の大掃除、年賀状など、しなければならないのに、ついつい先延ばしにして嫌な気分になってしまうことはありませんか? そんなぐずぐず主義とは今日でさようならしましょう。 家事や仕事探しといった目の前の課題から逃げ続けているサトミさんのお話の続きです。 前回は、サトミさんのやる気を引き出す方法についてご説明いたしました。今回は一歩進めて「サトミさんが踏み出す最初の一歩をどうするか?」を考えていこうと思います。 サトミさんは目の前の課題に対して「すべき!」と過剰に思いすぎて、実際よりも強い負担を感じて逃げていたのでした。みなさんにも同じ
★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 日々さまざまなカウンセリングに応じる福岡在住の臨床心理士、中島美鈴さんが「悩み方」について考えていく癒し系ブログです。 中島美鈴 《臨床心理士》 もしも現実だと思ってみていた世界が、実は全くのバーチャルだったらと考えたら恐ろしくなりませんか。そんな映画を昔、みた記憶があります。誰しもある程度は「自分は現実を正しくとらえている」と思っているものです。そう思わなくては生きづらいからです。 前回までに、家事分担をきっかけに自分の「愛されない」というスキーマの起源について分析したヒロコさん(仮名・会社員40代)。今回からはいよいよスキーマの修正に取り組みます。 ここ数回で、スキーマやその形成にかかわった生い立ちについてお話してまいりました。抽象的なお話が続いていましたが、ヒロコさん
★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 日々さまざまなカウンセリングに応じる福岡在住の臨床心理士、中島美鈴さんが「悩み方」について考えていく癒し系ブログです。 どうしてあの人はいつも明るいのか [10/11/05] 中島美鈴 《臨床心理士》 いつも自信にあふれ、明るくさわやかで前向きで……。あなたのまわりに、そんな人はいませんか? 同じ人間なのになぜ、ああも違うのだろうと自分が嫌になったりします。 今回は自動思考がどのようにして生み出されるのか(スキーマのはなし)を学びます。 前回、残業中に上司に「今日はもう帰った方がいいんじゃないか」と声をかけられた女性職員3人のお話をご紹介しましたね。同じ出来事を経験したのにもかかわらず、3人はそれぞれ別の感情を味わったのでした。 エミさんは怒り、マリさんは喜び、ミナコさん
とおっしゃっていました。 今回も引き続き、なかなか自分で自分のことを認められず、他者からの評価を気にしてしまうエリート会社員のトオルさん(仮名・30代)のお話をご紹介いたします。 前回までにトオルさんは、「過去」と「現在」を区別して現在の自分を受け入れるワークや、信念に気づくためのワークを終えました。 その結果、トオルさんは、評価してくれる上司がいないとすぐに落ち込んでしまう弱い自分を受け入れたり、承認されることばかりを追い求めていては身が持たないことや、自分で自分をほめることができるようになる大切さに気づいたりしたのでした。 トオルさんは、少し前に挑戦していたMP法に、再度取り組むことにしました。ただし、今回は、昔上司から評価されることで得ていたような高揚感を追い求めるがあまり、現在の小さな達成感や幸せを見過ごすことのないように注意しました。 トオルさんはもういちど自分に問いかけました。
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★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 日々さまざまなカウンセリングに応じる福岡在住の臨床心理士、中島美鈴さんが「悩み方」について考えていく癒し系ブログです。 中島美鈴 《臨床心理士》 ものすごく的を射た鋭い批判を、人から受けたことはありますか? もしくは、自分のぬぐいがたい欠点を、いつか誰かから見透かされ、批判されるのではないかと恐れている方はいらっしゃいませんか? 誰しも皆、コンプレックスの1つや2つはあるものです。今日は、そんな人から批判されるとチクリと痛い真実について、受け入れる方法をご紹介いたします。 今回も引き続き、なかなか自分で自分のことを認められず、他者からの評価を気にしてしまうエリート会社員のトオルさん(仮名・30代)のお話をご紹介いたします。 前回までにトオルさんは、「過去」と「現在」を区別し
【interview】 広がる認知行動療法の可能性 国立精神・神経医療研究センター 「認知行動療法センター」設立に当たって 大野裕氏(慶應義塾大学保健管理センター・教授/厚生労働科学研究「精神療法の有効性の確立と普及に関する研究」主任研究者)に聞く 2010年度の診療報酬改定で認知療法・認知行動療法が保険点数化され,約1年が経った。うつ病はもとより,さまざまな疾患に対し認知行動療法の効果が認知されつつある一方,適切に認知行動療法を実施できる臨床家の育成が求められている。本紙では,海外との比較などを交え,日本において認知行動療法の専門家をどのように養成していくべきか,今年度,国立精神・神経医療研究センターに設立された「認知行動療法センター」のセンター長に就任した大野裕氏に聞いた。 ――認知行動療法(以下,CBT)が保険点数化され,約1年が経ちました。 大野 この1年間でよかった点は,医師から
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