どうしてここまで不人気なのか−。47都道府県を対象にした「魅力度調査」で、埼玉、栃木、群馬、茨城の北関東4県が昨年に続き40位以下を“占有”。茨城に至っては2年連続最下位の不名誉となってしまった。観光資源や自然が豊富で都心から好アクセスにもかかわらず、いつまでたっても魅力が伝わらない理由を探ってみた。(夕刊フジ) 地域や企業のブランド研究とコンサルティングを行う「ブランド総合研究所」(東京)は、都道府県や市町村の認知度や魅力度、イメージなどを調査した「地域ブランド調査2010」を発表した。 全国の消費者3万4257人を対象に、国内1000の市区町村と47都道府県に関する63項目の調査を実施。各地に抱く「魅力」を100点満点で数値化した結果、ベスト10では福岡と長野が入れ替わった以外は前年通りだった。 一方、40位以下の最下位グループも滋賀と福井が入れ替わった以外は前年と同じ顔ぶれで、8県中