北海道大学(北大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、慶應義塾大学(慶大)、東北大学、九州大学(九大)の5者は1月30日、米国航空宇宙局(NASA)主導の小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」により持ち帰られた炭素質B型小惑星(101955)「ベンヌ(Bennu)」の粒子から、DNAおよびRANの5種類の核酸塩基、アミノ酸、カルボン酸、アミンなど、さまざまな有機化合物の検出に成功したと共同で発表した。 ベンヌ試料の画像と帰還試料から検出された有機成分の概念図。(c) NASA(出所:共同プレスリリースPDF) 同成果は、北大 低温科学研究所の大場康弘准教授、JAMSTECの高野淑識上席研究員(慶大 先端生命科学研究所 特任准教授/慶大大学院 政策・メディア研究科 特任准教授兼任)、同・古賀俊貴ポストドクトラル研究員、東北大大学院 理学研究科の古川善博准教授、九大大学院 理学研
