シリアで先週、化学兵器が使われ、住民ら300人以上が死亡したとされる問題で、アメリカは26日、「アサド政権が化学兵器を使用したことはほぼ間違いない」との見方を示した。 ホワイトハウスのカーニー報道官はまた、シリアへの軍事介入の可能性について、「オバマ大統領はアメリカの国益に基づいて判断する」と述べたが、そのタイミングについては言及を避けた。 また、ケリー国務長官は国連調査団への銃撃について、アサド政権を厳しく批判した。 ケリー国務長官「国連調査団への攻撃と現場付近への砲撃によって、アサド政権の信頼性はさらに低下している」 さらにケリー国務長官は、「オバマ大統領は、凶悪な武器を使用した者はその責任を取るべきと信じている」と述べ、厳しい対応を取る方針を示した。