コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは1日、食事や弁当などの宅配サービス「セブンミール」を強化すると発表した。昨年秋以降、一部店舗で試験的に実施していた「500円以上の注文なら無料で宅配」などの新サービスを7日から全国展開する。宅配の条件を引き下げ、食事の用意に不便を感じる高齢者をはじめ、共働き世帯など幅広い世代の取り込みを目指す。 宅配料無料はこれまでは1000円以上の注文分に限っていたが、今回から500円に引き下げる。また配送料が発生する場合も従来の200円を120円に下げる。 注文手段は従来の店頭注文、電話、ファクス、インターネットに加えて新たに携帯電話からも受け付ける。配達エリアは店舗から半径約1キロメートル。約1万店で7日から始め、残りの約4000店でも順次実施していく。 同日、会見した井阪隆一社長は「約600万人とされる買い物弱者以外にも日々の買い物に不便を感