Join the conversation
エロ漫画の表現や分売について、知っている事、思っている事を、忘れる前に置いておこうというエントリー。一応、第一弾(続くか?)。 まず18禁マーク(成年マーク)について。これは都などの公的機関が指定して付けるものではなく、出版サイドが行う自主規制(システム成立の音頭を取ったのは都ですが)で、刊行物にこれをつけると都条例の不健全図書指定の射程範囲外(過去に何件か例外が発生していますが…)となりますが、コンビニでは扱ってくれなくなるのを含めて、流通ルートが大幅に限定され(18禁マークが付いている出版物を一切扱わない書店などが多数あるため)、書店でのコーナー分けなどが求められることとなります。 逆に言えば、18禁マークを付けていない刊行物はコンビニその他で流通させる事が出来ます。が、不健全図書指定の射程範囲内となり、表現は制限されます。 と、いう訳で、コンビニで売っているエロ漫画雑誌…例としては「
3月に開催される「東京国際アニメフェア」の実行委員会(委員長、石原慎太郎都知事)は25日、出展企業がこれまでに昨年より91社減り、153社になると発表した。過激な漫画やアニメの販売を規制する都青少年健全育成条例改正に反発し、12月以降、キャンセルが相次いだためという。 実行委によると、出展予定企業は国内が125社、海外が28社。出展減に伴い、当初の見込みより約1億1000万円の収入減となる見通し。 条例改正を巡っては講談社、小学館などでつくる「コミック10社会」がアニメフェアへの不参加を表明。実行委は「10社会の不参加が撤回されなければ、パブリックデー(一般来場日)の出展は厳しいとの声が参加社から出ている」としている。 不参加を表明した角川書店などはアニメフェアと同日の3月26、27日に別の会場で独自のイベントを開催する予定。
メディア: 購入: 7人 クリック: 122回この商品を含むブログを見る発売前にはノーチェックだったが、昨日、書店で見かけてタイトルに興味を惹かれて買った。 読んだ。 ……。 ええと、少々昔話をしましょう。 今から約20年くらい前のこと。和歌山県田辺市に紀州新報というローカル新聞があった*1。1990年、その投稿欄に端を発した社会運動がやがて日本全国を覆い尽くし、一部マンガ業界に冬の時代が訪れた。それまで盛んに出版されていた、性描写を含む青年向けマンガ単行本の出版がぴたりと止まってしまったのだ。この時代を象徴するのが、1991年の『BLUE』*2回収事件だ。奇しくも『BLUE』の作者である山本直樹のデビュー作『世界を駆ける紀州の力』の主人公(?)の東力衆議院議員(当時)がこの運動に積極的に関与しており、「朝まで生テレビ」で二人が対決するという一幕もあった。 厳寒の時期はおよそ1年半程度だっ
えーっと、行ってきましたよ。『2007-2008マンガ論争勃発』の本関連のトークライブです。 もちろん目的は市川さんとさt三崎さんの(きっと)面白(いに違いない)トークなんですが。 仕事片付けて会場についたのがPM6:40頃。直後に綾瀬さんも到着。こっくりさんの到着をちょっと待って中へ。 中に行ったらバンバンさんがもう居た。早いよ! 中は既に程よく埋まってる状態。満員じゃなくて良かった……。ほんと心配してました。 奥の方の座敷みたいなとこに座る事に。ちなみに、スタートする頃には会場はほぼ満員状態。 いやーしかし、俺が見ただけでも分かるぐらい丸くない人の多いイベントだなぁ。 今回のは、同人に限った話ではなかったんですが、観客には同人関係者がやっぱり多かったように思います。 (関係者席)とか見つけてちょっと笑う。もちろん後で「ああ、関係者ですね間違いない」って感じの人達が座ってらっしゃいました
2008/01/21。本日会社が終わって、新宿ロフトプラスワンに直行。 会場にはすでに列が出来ていました。20名くらいは並んでいたかと。(追記:18時時点では、です。会場前には40人くらいになっていました。) で、何が目的かというと、これです。 株式会社マイクロマガジン社〜2007-2008 マンガ論争勃発〜 http://www.microgroup.co.jp/mm/book/261273.htm ロフトプラスワンにて『2007-2008マンガ論争勃発』のイベントを開催します。 「2007-2008マンガ論争勃発」どうなる、どうするマンガ界? 商業誌・同人誌を取り巻く、マンガ文化の危機とは? 表現規制、著作権問題、海外進出、コンテンツ行政の今を徹底討論! 2007年12月に発売された『2007-2008マンガ論争勃発』(マイクロマガジン社刊)の編著者と登場陣が提起する、新世紀マンガ論争
ロフトプラスワン、行ってきました。 来場者はかなり多く、はじめは固い話でしたが、だんだんと(アルコールの力で?)くだけた話になってくると、会場もおおいに盛り上がりました。最後はちょっと暴走気味でしたがw 質問には挙手しましたが指名してもらえず。 今回は詳細にレポートするつもりもないですし、時間もないので、簡単に気になったところだけ。 ・都産貿の件について、双方の言い分の間をとるのは、 結果的に後退していることになる ・規制したい側は大人の話をしてなくて、子供をいかに守るか考えている。 オタク文化とはもともと子供のものである。 表現選択の前に浴びてしまったら? うーん、とりとめないですね。きっとどこかで詳細にレポートしてくれる人がいるのではないかと。 1つ目の件に関してはともかく、2つ目について。東氏はなかなか面白いことを話していて、その中の一つです。いや、ほんと面白い話をしていたので、東浩
内閣府が10月25日発表した「有害情報に関する特別世論調査」によると、実在しない子どもに対する性行為などを描いた漫画・イラストも規制の対象とすべきという回答が約6割に上り、「どちらかといえば規制すべき」との合計は約9割に上った。 現行の児童ポルノ法は漫画・イラストを規制対象にしていない。調査では58.9%が「規制の対象にすべき」とし、「どちらかといえば対象とすべき」との合計は86.5%だった。一方、「どちらかといえば対象とすべきでない」は6.6%、「対象とすべきでないは2.5%」にとどまった。「わからない」は4.5%だった。 児童ポルノの単純所持についても、69.6%が「規制すべき」、21.3%が「どちらかといえば規制すべき」とした。 調査は、「有害情報」を「子どもたち悪影響を与える恐れのある情報」とし、(1)わいせつ画像などの性的な情報、(2)暴力的な描写や残虐な情報、(3)自殺や犯罪を
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
何がヤバイって。 今、商業誌のエロがかなりヤバイようです。 行政による表現規制がヒステリックな状況らしくて。 一方的にこうしろああしろということで規制してきて、反論は一切許されない。 逆らえば潰される(流通に乗れない状況にさせられる)。 実際潰された雑誌もあるとか。 何それ。 今、何時代? 僕はレディースコミックの仕事をしているのですが、編集さんの下書きチェックはすべて規制に関してで、ネーム云々の状況じゃないみたいで。編集さんすごく大変そう…。 うーん…。 とにかく、モノを描くのはダメ(輪郭が分かるだけでも、そこにそれっぽいものがあるように見えるだけでもダメ)。結合が分かるように描いてはダメ。 というのは、今現在当然のラインとされているようです。 だから、どう修正すればいいとかっていう問題じゃなくって、そもそも修正するようなものを描くのがアウトっていう。 (「今現在」と書いているように、こ
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200706080086.html 性描写がありながら、表紙からは「有害図書」とはわかりにくい少女向けコミック誌の販売実態を探ろうと、大阪府警と府、府教委は合同で8日、府青少年健全育成条例に基づき、大阪・キタの書店などに立ち入り調査した。約半数の店で一般図書と同じコーナーに有害図書を並べるなどしていたといい、府警は18歳未満に閲覧や購入をさせないよう指導した。 有害図書は少女向けコミックなのか? 震撼書店員の日々さんのところ(id:mayoneez:20070610#p1)で次のような危惧を発見。 おそらくみんな大好き『少女コミック』じゃなくて、いわゆるティーンズラブ誌だと思うんだけど。 で、何が有害図書に指定されているのかを調べてみた。Googleは素晴らしい。 http://www.pref.osaka.jp/ko
当ブログ5月28日の記事「私屋カヲル氏の『こどものじかん』、内容に対する非難を受けてアメリカでの発売延期」でお伝えしたように、『こどものじかん』の北米での発売元Seven Seas Entertainment社は社長の正式コメントとして先日同作品の発売延期を発表していた。 しかしその発表後間もなく業界ニュースサイトICv2が社長のディアンジェリス氏にインタビューしたところによると、Seven Seas Entertainmentは『こどものじかん』の北米発売中止を決定した、ということだ。 その決定理由は「Seven Seas Entertainmentが『こどものじかん』を発売するのは適切ではない」ということだった。 今後Seven Seas Entertainmentから中止決定の経緯について説明が出る可能性が高いと思われるが、現在のところ「適切でない」という以外の説明はなされていない。
当初今年の4月に予定されていた私屋カヲル氏の『こどものじかん』のアメリカ発売が延期されたようだ。当ブログでも取り上げたように(『こどものじかん』アメリカ発売決定で、「アメリカで発売して大丈夫?」)ライセンス取得発表時から、アメリカではその発売に対する是非が議論になっていた。 『こどものじかん』英語版をアメリカで発売する予定のSeven Seas Entertainment社・創立者のひとりジェイソン・ディアンジェリス氏は、自社HPの掲示板に登場し、その延期の理由について率直に語っている。 ディアンジェリス氏の掲示板での発言を読む限り現時点では「発売中止」が決定されたわけではない。以下はその発言の要約。 『こどものじかん』のアメリカ発売に際し、ネット上で多くの議論が交わされているのは出版元として認識している。発売を心待ちにしているファンもいれば、このマンガの内容をアメリカ発売には適していない
イベントレポート(2008年) 2008年の同人誌即売会を中心としたイベントのレポートです。 [2008年] [2005年] [2004年] [2003年] [2002年] [2000年~2001年] [1999年] [1998年8月~11月] [1998年5月~ 7月] 2008年 イベント名使用禁止という「言葉狩り」に強く反対する。 2月3日に大田区産業プラザPiO小展示ホールにおいて、『天元突破グレンラガン』オンリー即売会「ドリルは男の魂3」が開催された(主催:ケットコム)。ところが、この即売会において、「ドリルは男の魂」というイベント名称が問題であると会場側から指摘を受けたそうで、実際に即売会が行われている小展示ホール以外の会場敷地内において、イベント名が一切表示されないという異常事態となった。以下に、当日の告知表示がどのように行われていたかを示す。 順に、会場外正面の掲示板、会場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く