東京都内の飲食店にて、「生中ひとつ!」と元気よくドリンク注文した筆者。その瞬間、同じテーブルの人たちからけげんな視線を一身に浴びた。「ナマチュウ…って?」「関西弁?」といじられ放題の中、メニューをよくよく見ると、そこには「中生」とある。これってもしかして新たな「アホ・バカ分布図」ではないだろうか。 ■メーカーや組合に取材 関西では「なまちゅう」で通じるのに、東京では通じない。 仮説を裏付けるべく、大手ビールメーカーに聞くと「両方聞いたことがありますが、地域差はないような…」と一蹴された。少なくとも呼び名について、メーカー側が推奨することはないそうだ。 「ビールのことなら知らないことはない」という情報を得て、ビール酒造組合(東京都中央区)に取材。広報担当者は「呼び名もそうですが、分量も定義はありません」。新たな展開である。 瓶と違って、飲食店が提供するジョッキには“統一基準”はないとのこと。
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