先日、夫(棋士)の新しい弟子のコウタ君(中学2年)が、初めて我が家に泊まりにきました。 コウタ君は、北海道の旭川市に住んでいて、今夏に、奨励会(プロ棋士養成機関)の試験に合格し、毎月2回、東京に通う事になったのです。 夫も同じ北海道の出身で、小学6年生の時に上京し、約4年間の内弟子生活を経験しています。 ひと昔前は、師匠の家に住み込みで修行するのはよくある話しでしたが、最近では、住宅事情の変化もあり、将棋界では、そういう話しは全く聞かなくなりました。 インターネットの普及で、将棋の情報に地域格差はなくなったと言われますが、プロを目指すための機関は東京と大阪の2ヶ所しかなく、地方に住んでいる人には、月2回通うことになるので、やはりハンデがあります。 さて当日。我が家は、自宅に誰かが泊まりに来るということは滅多になく、子供達は、ワクワクドキドキ。 飛行機の発着が遅れ、羽田から電車を乗り継いで、