ロンドン南東部シドカップ(Sidcup)で、「ハリー・ポッター」シリーズの出演俳優ロブ・ノックス(Rob Knox)さんが刺殺された現場でノックスさんの死を悼む友人ら(2008年5月25日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【7月21日 AFP】青少年が刺殺される事件が相次いでいる英国で、ナイフ犯罪の背景分析が急務となっている。今のところ、若者のナイフ所持の増加に対する専門家の意見は、ファッションの一環と見る説と、治安悪化に不安を抱く若者が護身用として持ち歩いているとする説に二分されるようだ。 ■低年齢化するナイフ犯罪 英国では前週18日、18歳の少年がロンドン(London)南部で刺殺され、今年に入ってからロンドンで21人目の未成年の犠牲者となった。先日は英全土で24時間に6人が立て続けに殺害されている。 ロンドン警視庁のアルフ・ヒッチコック(Alf Hitchcock)副警