第7管区海上保安本部(北九州)は3日、北九州市沖の響灘で1月にゴムボートとともに遺体で発見された内閣府の男性職員(30)の死因は、低体温症か溺死である可能性が高いと明らかにした。司法解剖で判明した。 捜査関係者は「現時点で事件に巻き込まれたことを示す情報は得られていない」としている。 男性は米国に留学中で、菅義偉官房長官は3日の記者会見で、男性が1月7日から12日の日程で韓国での経済セミナーに出席すると内閣府に申請し、承認されていたと明らかにしている。 セミナー関係者によると、男性は昨年12月中旬、セミナー参加者を対象とした観光ツアーの内容をメールで問い合わせしていたが、最終的に参加の意思は示さなかったという。台湾漁船漂流、火災か 人影なし 海保発見