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2015年3月5日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、メタデータ・アプリケーション・プロファイル(Metadata Application Profile:MAP)のバージョン4.0を公開したと発表しています。 DPLA MAP 4.0では、Linked Open Data(LOD)のソースのURIを格納するための属性を備えており、これにより、外部のLODのデータセットや語彙への参照が可能となり、データを充実させることができるとしているようです。特に、人物、組織、場所、概念、トピック、主題などの属性について、LODのデータの活用ができるとのことです。 DPLA MAP, version 4.0(DPLA, 2015/3/5) http://dp.la/info/2015/03/05/dpla-map-version-4-0/ DPLA MAP, version 4.0 http://d
2015年1月14日、米国デジタル公共図書館(DPLA)のブログで、DPLAのコンテンツのフォーマット、トピック、協力機関やコレクションについて、2014年における数の増加などの進捗状況等が紹介されています。 機関の種別、米国におけるHubの分布状況、DPLAが注力している「多様性」というトピックに関するデータ、Hub毎のレコードの増加状況、コンテンツのフォーマット、言語などが取り上げられています。 また、2015年4月17日-18日には、“DPLAfest 2015”というアウトリーチのためのイベントも開催が予定されています。 Tracking DPLA’s growth in 2014(DPLA, 2015/1/14) http://dp.la/info/2015/01/14/tracking-growth-in-2014/ Registration now open for DPLA
2015年1月7日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が2015年-2017年の戦略計画を公開しました。 DPLAは、2013年4月18日に公開され、現在では、12名のスタッフがおり、1,300の機関からの約800万件のコンテンツを提供しているとのことです。 戦略計画では、DPLAのコアとなる価値として、共有された文化資源を最大限に公開すること、公共的な精神、多くの機関や個人との協力の重視、公共図書館がその役割を担ってきた自由で民主的な知識へのアクセスが挙げられています。 コンテンツを発見するための「ポータル」、DPLAからだけでなく、創造的なアプリケーションや他のウェブサイトからのコンテンツの公開に寄与する「プラットフォーム」、読むことや研究することへの「公共的な選択肢」の3つをDPLAの要素とし、戦略計画では、これらの要素をどのように維持し、展開していくのかを示しているとのことです。
オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2014年7・8号に、米国デジタル公共図書館(DPLA)の技術的な側面を紹介した記事“On Being a Hub: Some Details behind Providing Metadata for the Digital Public Library of America”が公開されています。メタデータ要件の選択やソフトウェアの評価から、DPLAのメタデータ収集のワークフローまで、サービス・ハブの技術的な側面を紹介しているとのことです。 Lisa Gregory ; Stephanie Williams. On Being a Hub: Some Details behind Providing Metadata for the Digital Public Library of America. D-Lib Magazine. 2
米国デジタル公共図書館(DPLA)の事務局長であるDan Cohen氏が2014年3月7日に行ったセミナー”Inside the Digital Public Library of America”の発表資料と録画が公開されています。OCLCの“Distinguished Seminar Series”の一つとして行われたとのことです。 セミナーでは、どのようにDPLAが作られ、ポータルやプラットフォームとしてどのように機能しているのか、また、現在スタッフが取り組んでいること、新しいプロジェクトや組織について紹介されているとのことです。 “Inside the Digital Public Library of America” Presentation by Dan Cohen(OCLC, 2014/3/7付) http://oclc.org/research/events/2014/0
2014年3月25日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、 そのメタデータモデルを紹介するドキュメント“An Introduction to the DPLA Metadata Model”を公開しました。同プロジェクトに参加しようと考える機関からよくある問いとして、DPLAのメタデータのアプリケーション・プロファイル(DPLA MAP)についての質問や、あるいは、参加機関のメタデータに求められるものは何かという質問があるとのことで、この資料はこれらに簡潔に説明するものとのことです。 なお、DPLA MAPは現在バージョン3ですが、現在アップグレードの作業が進められているとのことです。 An Introduction to the DPLA Metadata Model(DPLA, 2014/3/25付け) http://dp.la/info/2014/03/25/intro-dpla-
2013年4月に公開された米国デジタル公共図書館(DPLA)について、The Chronicle of Higher Education誌(オンライン)において、“Digital Public Library of America: Young but Well Connected”と題する記事が掲載されています。 この記事に関連して、infoDOCKETの2013年12月9日付けの記事で、開始当初からのコンテンツ登録数の増加状況について、パートナーごとの数値が紹介されています。DPLAの現在のウェブサイトに掲載されている数値と、Internet Archiveで保存されている同ページから過去の数値を取り出し並べたものです。 現在最大の連携先となっているのは、6月に新たにパートナーとなったHathiTrustで、170万件以上のデータがDPLAで利用できるようになっているとのことです(1,
June 18, 2013 Ann Arbor, MI — The HathiTrust Digital Library will partner with the recently launched Digital Public Library of America (DPLA) to expand discovery and use of HathiTrust’s public domain and other openly available content. DPLA provides an online portal to freely available digital material held by libraries, archives, and museums across the United States. By offering a unified discove
2013年10月24日、25日に開催された、米国デジタル公共図書館(DPLA)の立ち上げを記念するイベントで、次の3つのサービス・ハブが追加されたことが公表されました。 ・Empire State Digital Network ・The Portal to Texas History ・North Carolina Digital Heritage Center サービス・ハブは,州や地方の電子図書館で、地域内の諸機関のメタデータを集約してDPLAに受け渡すとともに,データ提供元機関に対してデジタル化に関わる標準的なサービスを提供する機関とのことです。 DPLA Welcomes Three New Service Hubs to its Growing Collections: New York, North Carolina, Texas(2013/10/24付) http://dp
Welcome to the DPLA API Codex! This is where you can find authoritative documentation for the DPLA API and resources you can use to make the most of it. We’re happy to have you. (Wondering why we built an API in the first place? Check out our philosophy.) What now? If you’ve never played (or worked) with an API before, head on over to API Basics. We’ll get you started accessing some of our data. I
2013年9月3日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、今年6月18日に発表したHathiTrustとの連携(コンテンツハブ)の結果、HathiTrustが無料で公開している図書や雑誌、政府資料等170万タイトルをDPLAで提供を開始したと発表しています。これにより、DPLAの提供レコード数は4月の240万点から、450万点へと倍増したとのことです。 1.7 million titles from HathiTrust now live on DPLA homepage (Digital Public Library of America 2013/9/3付けの記事) http://dp.la/info/2013/09/03/1-7-million-titles-from-hathitrust-now-live-on-dpla-homepage/ DPLAでのHathiTrustコンテン
南カリフォルニア大学図書館が、米国デジタル公共図書館(DPLA)のコンテンツ・ハブとなったのことです。DPLAが2013年8月22日付けのニュースとして公表しています。既に南カリフォルニア大学図書館のデジタルコンテンツは、DPLAより利用できるようになっているようです。 DPLAのコンテンツ・ハブとなるには、25万件以上のメタデータを保有することなどが条件となっており、現時点では、南カリフォルニア大学のほか、以下がコンテンツ・ハブとなっています。 ARTstor、Biodiversity Heritage Library David Rumsey Map Collection The Harvard Library HathiTrust Digital Library National Archives and Records Administration New York Public
2013年6月18日、米国デジタル公共図書館(DPLA)は、HathiTrustとのパートナーシップ締結を発表しました。これにより、HathiTrustに登録されているパブリックドメインの資料や公開コンテンツが今後DPLAで検索・利用可能になります。 HathiTrust to partner with DPLA (DPLA 2013/6/18付けの記事) http://dp.la/info/2013/06/18/hathitrust-to-partner-with-dpla/ 参考: E1429 – 米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される http://current.ndl.go.jp/e1429 E1406 – “new stage”へ向かうHathiTrust: 2012年活動報告書より http://current.ndl.go.jp/e1406 CA1760 – デジタ
米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される 2013年4月18日,米国デジタル公共図書館(Digital Public Library of America:DPLA)のベータ版が公開された。DPLAは,米国各地の図書館・博物館・文書館等が有するデジタルコンテンツを一元的に無料で検索できるポータルサイトである。公開直前のボストン連続爆破テロ事件の影響で,予定されていた記念イベントが中止を余儀なくされた中での静かな船出であった。 DPLAの構築は,2010年10月にマサチューセッツ州ケンブリッジで開かれた非公式カンファレンスがきっかけとなっている(E1105参照)。この会合の後,同年12月にはハーバード大学バークマンセンター(Berkman Center for Internet & Society)が構築プロジェクトのかじ取りを担うことが決定し,2011年10月に開催された初の総会にお
2013年4月18日、米国デジタル公共図書館(Digital Public Library of America:DPLA)のベータ版が公開されました。米国の文書館・図書館・博物館・文化遺産機関の所蔵資料(ベータ版公開時点では240万点)を広く一般へ提供するためのポータルサイトです。 資料は、キーワード検索はもとより、マップ、タイムラインを使った視覚的なブラウジングも可能です。開発者向けにAPIが公開されおり、既にEuropeanaとDPLAを横断検索できるツール等も提供されています。また、コンテンツ提供機関との共同による7点のバーチャル展示も公開されています。 Digital Public Library of America http://dp.la/ Digital Public Library of America (DPLA) Launches Today(Digital Pub
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