目的 特別養護老人ホーム(以下,特養)における身体拘束を受ける入居者の数と施設の特性との関連を明らかにすること。 方法 対象は,2002年度に岡山県下で運営していたすべての特養,103施設,入居者総数6,829人である。データは,2002年10月に福祉オンブズおかやまが県下の特養に対して行ったアンケート調査(郵送自記式)と同年度の行政監査資料を併せたもので,施設単位の集団データである。調査では身体拘束の定義は示されておらず,拘束の有無は個々の施設が判断している。解析は,重回帰分析を行った。被説明事象は,身体拘束を受ける者が身体拘束を受ける可能性のある者に占める割合 (以下,身体拘束者数の割合),独立変数は施設の特性である。推定の精度をあげるためには,各施設の入居者から拘束対象となりうる母集団を出来る限り正確に絞り込む必要がある。そこで,身体拘束を受ける可能性がある者は重度痴呆老人(痴呆老人
Q1 高齢者に対する身体拘束とはどんなものか 高齢者への身体拘束とは、施設や病院などで、認知症などの高齢者を、「治療のじゃまになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、ひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、ベッドや車椅子に縛ったりすることをいいます。部屋に閉じ込めて出られないようにする、あるいは、向精神薬を飲ませて動けなくすることも身体拘束となります。下の写真をご覧下さい。これはいまから6年前、ある老人病院で撮られた身体拘束を受けている患者さんの写真です。一見されただけで身体拘束をされると利用者が非常に惨めな、人間としての誇り・尊厳を奪われた状態になることがおわかりいただけると思います。厚生労働省は、介護保険の適用を受ける施設では、必要やむをえない場合でない限りこのような身体拘束をすることを禁止しています。※1 けれども施設によっては、まだ、その規定に従わず慣習的に
医療分野同様に、弁護士の世界でも、いわゆるセカンド・オピニオンの必要性を認める業界内の声は、近年、急速に多くなりました。しかし、表現は微妙なものになりますが、肯定するとはいっても、必ずしも歓迎しているわけではない。むしろ歓迎はできないような、微妙なニュアンスがそこに込められることになります。 「改革」の弁護士増員政策を肯定する立場からは、結果として、依頼者の自己責任による選択のハードルが高くなる現実に対して、必ず持ち出されるといっていいのが、弁護士による情報公開と、このセカンド・オピニオンという手段です。利用者・市民の自由・適正な選択の可能性と、それによって適正に行われる弁護士の競争・淘汰を、この「改革」にどうしても描き込まなければならない、「改革」肯定派の立場からすれば、ある意味、当然といえば、当然です。 弁護士がどんどん情報を公開すれば、非対称性は解消し、依頼者がどんどん弁護士を取り変
和歌山県発達障害者支援センター「ポラリス」は今年で10周年を迎えました。その記念として、浜松医科大学の杉山登志郎先生をお迎えしての講演会が行われたため、行ってきました。貴重なお話を聞かせていただくことができ、よかったなあと思ったので皆さんにシェアさせていただきます~。
スウェーデンの研究で、精神障害者に外来で、月500クローナ(約7500円)を9ヶ月間、「余暇に使いなさい」と支給すると、7カ月後の症状(抑うつと不安)が対照者(支給を受けない患者)より改善する、という論文が出た。確かに僕の外来にも、僕の精神療法や薬より「お金」の方が有効だろうと感じる人はいっぱいいる。貧乏は身体にも心にも悪いのだ。自殺直前の人だって宝くじが当たれば暫くは自殺を思い留まるのは当然だろう。でも、月7500円とはちょっと驚きだ。その位の薬は幾らでもあるからね。僕は抄録しか読んでないのでそれ以上のコメントは控えます。madinamerika.comのサイトで仕入れた情報です。心の健康も金次第なのか、どうか。
登壇した藤田氏 日本社会福祉教育学校連盟(会長=二木立・日本福祉大学長)は10月30日、創設60周年を記念し、同志社大(京都市)で歴代会長による対談を行った。同日夜、同大で開かれた祝賀会には日本社会福祉士会、日本精神保健福祉士会など職能団体の幹部も駆け付け、学校連盟を含むソーシャルワーカー養成3団体の統合にエールを送った。 大学の教員ら約40人が参加した会長対談で、大橋謙策・東北福祉大大学院教授(2007~09年の会長)は「社会福祉士ができてから、(大学での教育は)福祉制度の解説にとどまっている。社会福祉士を作ったことが間違いだったかとすら思う」と話した。 そのうえで「我々教員は抽象的な話ではなく、ソーシャルワークの楽しさ、怖さ、醍醐味を学生に伝えていかなくてはならない」と呼び掛けた。 黒木保博・同志社大教授(05~07年の会長)は自身が事務局長に就いた08年以降、学校連盟が厚生省と文部省
現在、日本では発達障害をお持ちの方は精神保健福祉手帳か、療育手帳のいずれか又は両方を持つという事になります。最近では障害を抱える方への就労支援移行支援事業所も増えてきました。しかし事業所によっては精神で登録しているので療育の場合は受け入れ可能か役所に確認しないとという返事があったり、(実際は可能)採用試験などで療育では応募できない場合もあります。発達障害と言っても十人十色、例えば企業に障害者枠で採用になっても発達障害についての理解が薄いためか、直ぐに会社を辞めてしまうケースもあります。しかし、発達障害の人は子供に対するような対応が必ずしも必要とはせず、個人に合わせた、特別な方法を用いれば、出来る場合も多々あります。そこで「発達障害者手帳」があれば小なり社会的な意識が高まり、発達障害で悩む人へ何らかのプラスになるのではないか?と思いました。
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
東京大学の合格を目指す人工知能「東(とう)ロボくん」が今年受験した大学入試センター試験模試の結果が14日、発表された。合計点の偏差値は57・8と、昨年の47・3を上回り、3年目で初めて全国平均を上回った。東大の合格レベルはまだ遠いが、全大学の6割にあたる474大学の1094学部で合格の可能性が80%以上と診断される「優等生」に成長した。 東ロボくんは、国立情報学研究所などによるプロジェクト。コンピューターが解読できる形に人が書き直した問題文を解析、辞書や教科書、ウェブ上にあった情報などを元に解答する。 昨年の代々木ゼミナールに代わり、今年はベネッセコーポレーションの「進研模試 総合学力マーク模試・6月」を受験した。 英語や数学、物理など5教科8科目の合計得点は511点で、平均の416・4点を大きく上回った。偏差値は合計が57・8で、世界史の66・5が最高。数学ⅠA、数学ⅡBは60以上の好成
馳文部科学大臣は17日、教育関係の団体が開いた集会であいさつし、いじめや不登校などの課題に対応するため、教育現場の環境整備を進める必要があるとして、財務省が求める公立小中学校の教職員の定数削減には応じられないという考えを強調しました。 この中で、馳大臣は財務省の改革案について、「とにかく削減ありきのシナリオで突っ走っているのではないか」と強く批判しました。 そのうえで、馳大臣は「各都道府県の負担で、教職員の数を本来の定員に加えて配置する『加配』を行っているところは、いじめや不登校などの相談に応じるきめ細かい対応で成果をあげている。公教育の原点は、教職員の質の向上と、きっちりとした環境整備をしていくことにある」と述べ、削減には応じられないという考えを強調しました。 また、集会では、少人数学級などを通じたきめ細かい教育環境の実現に向けて、教職員の定数改善を求める文書が採択されました。
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