トップページ>お知らせ>2016.08.08第57回日本児童青年精神医学会総会 教育セッション <当事者との対話>「東田直樹氏+山登敬之先生」について 平素より本学会の運営にご協力を賜りましてありがとうございます。 第57回総会につきましては、青木省三会長、村上伸治事務局長をはじめ、川崎医科大学精神科学教室の先生方には鋭意ご準備をいただいているところです。学会誌57巻1号には、青木会長による「第57回日本児童青年精神医学会総会開催に寄せて」という一文が綴り込まれ、また総会ホームページも開設されています。そして、それらには「東田直樹(発達障害)+山登敬之(東京えびすさまクリニック)」による教育セッションが行われる等と予告されています。 本年4月17日の理事会において、東田直樹氏のコミュニケーションについてFacilitated Communication(FC)であるかどうかという議論がある
津久井やまゆり園の献花台で手を合わせる親子(1日) 神奈川県は7月29日、県立の障害者支援施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)での殺傷事件を受け、黒岩祐治知事をトップとする再発防止検討対策本部を設置した。当面の対応として8月中旬までに正確な事実関係を把握し、関係機関との情報共有の在り方などを検証する。併行して同施設の機能回復への取り組みを支援する。事件当時157人いた入所者は、2日9時現在で90人。他施設への移動、自宅への帰宅が進んでいる。 県は指定管理者として同施設を運営している「かながわ共同会」(米山勝彦理事長、厚木市)に事件の経過報告を求める。黒岩知事は本部設置にあたり、「どこに課題があったのか、徹底的に洗い出す」と話した。 事件は7月26日未明に発生。同施設の元職員、植松聖容疑者(26)が入所者を刃物で刺し、19人が死亡、26人が重軽傷を負った。容疑者は今年2月、同施設への犯行
トップページ>提言・報告>2016.07.19内閣府による社会医療法人友愛会豊見城中央病院の国家戦略特別区域高度医療提供事業の認定に関する声明 1. はじめに 2016年(平成28年)3月、医療法人へいあん平安病院理事長である平安明氏より、社会医療法人友愛会豊見城中央病院が国家戦略特別区域高度医療提供事業として国の承認を受け、推進する事業の一つに軽度三角頭蓋の頭蓋形成手術が計画されていることについて、この手術が倫理的に問題の大きな医療行為ではないかとする疑義とともに、日本児童青年精神医学会(以下、当学会)の当該手術への見解について問い合わせをいただいた。 当学会は、2000年(平成12年)「小児の脳神経」誌の下地武義氏らの「臨床症状を伴う三角頭蓋」を発端に、発達の障害を有する子どもに対しての軽度三角頭蓋の外科手術について倫理的側面から検討を加え、2005年(平成17年)12月に「軽度三角頭
相模原市の障害者殺傷事件を受け、再発防止に向けた国の動きが慌ただしい。問題なのは、障害者を蔑(さげす)み、あるいは恐れ、遠ざける社会の無知、無理解である。地域での共生こそが解決へと導く。 気になるのは、容疑者の元職員の措置入院歴が注目を浴び、退院した人をどう追跡するかが対策の焦点になっていることだ。衛星利用測位システム(GPS)の装着を唱える意見さえ出ている。 精神疾患のために自他を傷つけかねない人を、強制的に入院させる行政の制度をいう。根拠となる精神保健福祉法に、退院後の規定のないことが問題視されているのだ。近年の措置入院患者は年間約千五百人に上る。
「起こるべくして起こってしまった」。横浜市旭区で暮らす和光大学名誉教授の最首(さいしゅ)悟さん(79)は、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件を知った時、そう感じたという。ダウン症で知的障害がある三女の星子さん(39)と同居している。 「障害者は不幸を作ることしかできません」「日本国が大きな第一歩を踏み出す」。植松聖(さとし)容疑者(26)は、衆院議長に宛てた手紙にそう書いて、重度障害者を次々と刃物で殺傷したとみられている。 最首さんは植松容疑者が精神異常者でも快楽殺人者でもなく、「正気」だったと考えている。「今の社会にとって、『正しいことをした』と思っているはずです」。植松容疑者は介護を続けてきた遺族に向けて謝罪する一方で、被害者に対する言葉はない。 そして最首さんは、「共感する人も必ずいるでしょう」と言った。確かに事件後、インターネット上には、「正論」「障害者は生き
近年、子どもの貧困が社会問題として語られるようになっている。そんな子供の貧困を救うべく全国に広がりをみせる「こども食堂」のうちのひとつ、「要町あさやけ子ども食堂」を開いている山田和夫さんが語った話から、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師が「貧困」について考えた。 * * * 東京・池袋の住宅街に、「要町あさやけ子ども食堂」がある。店主は、「山田じいじ」こと山田和夫さん(68歳)。子どもに安心・安全な食事と、みんなで食卓を囲む楽しさを提供しようと、2013年3月から自宅を開放した。 子ども食堂とは、親が共働きであったり、経済的に苦しかったりで、子どもにきちんとした食事を用意できない家庭に対して、無料もしくは格安な値段で食事を提供する活動。子どもの貧困や孤食が問題になるなか、子ども食堂は、全国的に広がっている。 厚生労働省の国民生活基礎調査(2012年)によると、18歳未満の子どもの16.3%つ
引きこもりは本人に自覚があってもなかなか変えられないことがありますが、医学的なサポートの方法は確立していません。自治医科大学の研究班から、引きこもりで入院した20歳男性が3か月のジョギングで改善した例が報告されました。 ◆hikikomoriとは? ここで紹介する報告には、中学生のころからの引きこもりで入院した20歳男性の経過が記されています。 研究班は、英文の報告の中でhikikomoriという言葉を「深刻な社会からの撤退」と説明しています。引きこもりには薬が効果を表す場合もありますが、完全な解決にはなりません。 ◆入院して抗うつ薬治療を開始 報告されている男性は、引きこもりの治療のため家族に説得され、本人同意のもとで入院しました。 検査の結果、社会不安障害と軽度の精神遅滞と診断され、抗うつ薬の治療が開始されました。 抗うつ薬で若干の効果が現れました。 ◆ジョギングで脳の血流が改善 入院
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