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地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教教祖・麻原彰晃死刑囚の四女が11月21日、都内の司法記者クラブで記者会見を開いた。
経済協力開発機構(OECD)の2015年実施の学習到達度調査(PISA)のうち、他者と協力して問題を解決する「協同問題解決能力」の調査結果が11月21日、公表された。日本の平均得点は552点で、OECD加盟国32カ国中では1位、参加52カ国・地域のうちでは2位だった。また、日本の特徴として、上位層と下位層の差が小さい傾向が明らかになった。 OECD加盟国中の2位は韓国で538点、3位はカナダで535点。全参加国・地域中の1位はシンガポールで561点、3位は香港で541点だった。 日本はPISA調査が、実生活と社会生活で効果的、生産的な能力を発揮し始めるとしている、レベル2以上(440点以上)の生徒の割合が最多。最も低いレベル1以下(340点未満)の生徒の割合は最少だった。 チームの意思決定を通じて答える調査問題で、日本が好成績を挙げたのは、「全メンバーがチームの目的を見据えた意見や指摘を行
政府は、2019年10月の消費増税で増える税収の一部を使い、保育士の賃金を引き上げる。衆院選で安倍政権が公約した幼児教育・保育の無償化よりも待機児童対策を優先すべきだとの批判を受け、保育士の待遇改善策を拡充する。 政府が来月まとめる教育無償化などの年2兆円規模の政策パッケージに盛り込み、19年度以降の実施をめざす。300億~400億円規模を保育士の賃上げに充てる方向で調整しており、賃上げ幅などの詳細は今後詰める。 保育現場では、保育士不足が深刻で、今年度予算でも492億円を計上して、全職員に2%(月6千円程度)の賃上げを実施し、技能や経験を積んだ職員には月4万円などを上乗せした。ただ、保育士の賃金水準は16年時点で全産業の平均よりも月10万円超低く、一層の賃上げを求める声が出ていた。 安倍晋三首相が衆院選で公約した政策パッケージの柱は、教育無償化や保育の受け皿整備の前倒し、介護職員の処遇改
さまざまな事情で、生みの親の元で暮らせない赤ちゃんや子どもは約4万人もいる。その受け入れ先の多くが施設。家庭で育てる里親・特別養子縁組は、なかなか浸透していない。 ところがここ数年、そんな状況に変化の兆しが。2016年5月に児童福祉法が改正され、すべての子どもを「家庭」で育てる原則が盛り込まれた。今年8月には、里親の委託率75%以上という目標を掲げた「新しい社会的養育ビジョン」も打ち出された。
楽しいクリスマスシーズンが間もなく到来...しかし、ムードを盛り上げるクリスマスソングは、健康に悪影響を与えているかもしれない。スカイニュースがそんな心理学者の指摘を伝えている。 臨床心理学者の、リンダ・ブレア氏は「クリスマスソングは、私たちを陥れていると感じるかもしれません。なぜなら、その歌を聴くと、プレゼントを買ったり、知人とのパーティを開かなければという気持ちに駆られるからです」とスカイニュースに語っている。 アメリカなどでは、家族や友人のためにたくさんのクリスマスプレゼントを用意しなくてはならず、それがストレスになっていると指摘されている。 また、ブレア氏は、クリスマスソングは不必要な衝動買いをもたらす可能性があることを指摘している。それは、一日中音楽を聴かされる店員にとって、より深刻な問題になる可能性がある。 大手ショッピングサイトのイーベイが100人を対象に行った2016年のバ
経済的に困窮している世帯とそうでない世帯の子供の学力格差が小学4年生頃に広がる傾向にあることがわかった。 大阪府箕面市が2014~16年度、小中学生らを対象に実施した学力や生活状況の調査データをもとに、日本財団(東京)が分析した。 同財団は、箕面市の生活保護受給世帯とそれ以外の世帯の小学1年生~中学2年生約1万人について、同市が14~16年度に実施した国語や算数・数学などの学力テストの平均偏差値を比較した。市の困窮する子供への支援策を検討するため、同財団で分析した。 分析では、国語で差が顕著にあらわれた。生活保護世帯の小学2年生の平均偏差値は49・6で、それ以外の子供(50・1)との差は0・5ポイントだった。小3でも1・9ポイントだが、小4になると5・5ポイントに拡大した。その後も4ポイント以上、下回り、中2では5・8ポイントに広がった。算数・数学でも同様の傾向を示しているという。
2017年11月19日、青少年健康センター主催による「ケアとしての就労支援」がお茶の水女子大学で開催された。会場には100名を越す参加者がおり、ひきこもり当事者とそのご家族、支援者やメディアが集まった。基調講演に精神科医の斎藤環氏、リタリコワークスなど障がい者の就労支援などを手掛ける株式会社LITALICOの野口晃菜氏、そして若者の就労支援プログラムジョブトレや社会参加準備のためのプレップなどを行う認定NPO法人育て上げネット工藤の三名での議論を行った。 ひきこもりの支援をしていて痛感することは、就労は多大なストレスの源であると同時に、適切になされた就労支援は「治療」に匹敵する効果があることです。強制的な就労はしばしばトラウマ的な体験になるが、自発的になされた就労は治療と社会参加を強力に支えてくれる。福祉作業所を利用するには軽症過ぎ、いきなり一般就労をするのは荷が重いクライアントが急増して
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