理美容室へ行けない発達障がいのある子ども達が、将来理美容室へ行けるようになるための練習をサポートします。
2018年度は介護報酬と障害福祉サービス等報酬の改訂だけでなく、第7次医療計画の実施一年目ということで、がんや脳卒中などの既往歴がある方や予防も含めた医療体制の適正化、合理化を進めていこうというモードになっております。 資料を見ていると小難しいことがたくさん書いてありますが、要するに救急とか災害時とか僻地・島嶼(しょ)部とかの医療はどうするんだよとか、医師が地域によって偏在してる問題とか、さらには医療の現場が超ブラックで、長時間勤務も夜当直も週2週3が当たり前で土日は少ない勤務医稼ぎを補てんするためにアルバイトする医師が続出している現状をどうにかしないといかん、という話なわけですね。 介護や診療でお世話になる側も「もうちょっとタイムリーにサービスを受けたい」と思う一方、供給する側である医師など医療従事者や介護業界の報酬も考えると「もうこれ以上、公費で負担をすることが難しい」というお役所の悲
1958年大阪市生まれ。精神科医師。福岡市こども総合相談センター(福岡市児童相談所)所長。九州大学医学部卒業後2年間の研修を経て、1986年国立肥前療養所(現、肥前精神医療センター)、1989年佐賀医科大学精神科(現、佐賀大学医学部)、1992年佐賀県精神保健福祉センター、2003年より現職。日本子ども虐待防止学会理事、日本トラウマティックストレス学会理事、社会保障審議会新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会委員、新たな社会的養育の在り方に関する検討会構成員。著書に『地域保健におけるひきこもりへの対応ガイドライン』じほう2004(共著)『大災害と子どものストレス』誠信書房2011(共著)『国連子どもの代替養育に関するガイドライン』福村出版2011(共著)『講座子ども虐待への新たなケア』学研教育出版/学研マーケティング2013(共著) 「2017年 『児童相談所改革と協働の道のり』
例えば、長い間、病気に侵されている。 たまたま、自分が行ってる治療が、 激的に効果を上げた場合、嬉しい感情が沸き起こる反面、 「もっと早く知っていれば、、、もっと早く適切な処置を施していれば、、、 こんなに苦労しなかったのに」と思います。 著者も、この著書で自身が患っている双極性障害に関して語っています。 引用 「もしかしたら、小学生のときに発達障害の診断を受けて、 自分と社会の間にある折り合えなさの理由を理解していたら、 そして適切なタイミングできちんとした休みを取り、 また社会に対応していく訓練を早いタイミングで始められたていたら、 せめてこの厄介な双極性障害だけは回避できたのかもしれないと思うと、 なかなか悔しいものがあります」。 そう、悔しいんですね。 苦しんできた時間が長ければ長いほど、その状態を脱出できる光明が見つかった時、 天にも昇れるような高揚感を味わう一方で、もっと早く処
作品紹介・あらすじ 行動科学研究から臨床応用まで,心理臨床の歴史そのものと呼ぶにふさわしいほど長い歴史と蓄積をもつ行動療法。「パブロフの犬」の実験から認知行動療法,臨床行動分析,DBT,ACT,マインドフルネスまで,行動療法の基礎と最新のムーブメントをていねいに解説する研究者・実践家必読の行動療法入門ガイド。 行動療法の全体的イメージをつかめるように,心理療法としての行動療法の発展を解説した第I部(第1章),それぞれ行動療法のエンジンとも呼べる「レスポンデント条件づけ」「オペラント条件づけ」を紹介する第II部(第2~3章)と第III部(第4~8章),人間に固有の行動といえる「ものを考えること(認知・言語的行動)」に焦点を当てた第IV部(第9~11章),行動療法の臨床応用において永遠のテーマと呼べるセラピストとクライエントとの関係性にフォーカスした第V部(第12~14章),そして行動療法の世
作品紹介・あらすじ 児童青年精神医学の不動のバイブル最新刊、待望の邦訳! 基礎科学研究および発達臨床研究双方に不可欠である探究的な方法論と臨床実践の進め方を適切なバランスで織り込み、かつ、基礎科学研究から発達臨床への橋渡し科学が随所に見られる。日常臨床に必須の最新知見と臨床的な新しい発想が読みどころの、医師をはじめ子どものメンタルヘルスに関わるすべての人が傍らに置いて利用すべき基本図書。
作品紹介・あらすじ ケーキを食べるか? 休日に何をするか? 投資先をどこにするか? 人間関係を円滑にするためにどう行動するか? 生活は意思決定の連続です。あるときは上手く意思決定ができ、あるときは失敗する。あるときはすぐに決まるのに、あるときはなかなか決められない。なぜでしょうか? 本書は心理学と脳科学の最新の研究から、さまざまな具体的事例や実験の結果を紹介しながら、わたしたちの意思決定のメカニズムを探っていきます。 情動と理性というふたつの対立する「こころのはたらき」に注目する二重過程理論がバックボーンになっています。 マシュマロテスト、トロッコジレンマ、歩道橋ジレンマ、損失回避性、疲労、ブドウ糖、依存症などなど、意思決定のメカニズムと影響を与える要因を徹底的に検証します。 脳とこころの癖や傾向を知っておくことで、わたしたちはよりよい意思決定が可能になります。 わかっているようで実はよく
by Blaque X 子ども頃の自制心がその後の人生における長期的な成功と関連するという「マシュマロ実験」を懐疑的にみた研究者が、より大きな規模で実験の再現を行いました。子どもの人種・親の学歴・家庭の年収などを考慮した結果、子どもの長期的な成功にとって重要なのは自制心よりも「社会的・経済的環境」であることが示されています。 Revisiting the Marshmallow Test: A Conceptual Replication Investigating Links Between Early Delay of Gratification and Later Outcomes - Tyler W. Watts, Greg J. Duncan, Haonan Quan, 2018 http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/095679
自閉症スペクトラム障害は「対人関係(社会性)の特異性」という特性があるため、孤立しやすく、友人との間にトラブルが生じることも多いのだといわれている。 そして、精神科医・杉山登志郎氏の論文によれば、あいち小児保健医療総合センターで自閉症スペクトラム障害治療を受けている265人(平均年齢9歳±6歳)を調査した結果、行為障害と診断された者や犯罪で警察に逮捕されたことがある少年は2016年の「犯罪白書」に記されている10歳以上の少年10万人あたりの刑法犯検挙人員(少年の人口比)と比べて、約12倍も多かったのだそう。 こうしたデータをもとに田淵氏は、自閉症スペクトラム障害にきちんとした医療的・教育的な対応がなされないと、極端な少年犯罪に結びつく可能性があるのではないかとの仮説を立てている。 その参考データとしてあげられているのが、三重県立子ども心身発達医療センター長である西田寿美医師が当時勤務してい
シモンズ財団自閉症スペクトラム(ASD)に関する論文を読んでいて、研究の多くがSimons Foundation(写真は会長のMarilyn Simmons)の助成を受けていることに気づきました。この財団のことは全く知りませんでしたが、Webで調べると、数学者で天才ディーラーと呼ばれたJames Simonsとその妻Marilynにより1994年に設立された財団で、Simons氏の専門だった数学やコンピューターサイエンスを中心に基礎科学を支援している財団のようです。2015年の支出が4.3億ドルという規模は、東大の全収入約2000億円と比べて、かなり大きな財団であることがわかります。 中でもASD研究はこの財団が焦点を当てている分野の3本の柱の一つになっています。おかげで、財団のホームページの論文のリストを見るだけで、ASDの基礎研究の現状がよく分かるようになっており大変重宝です。この財団
「目は口ほどに物を言う」と言われているように、瞳孔は私たちに様々な事を教えてくれます。医師が死亡診断を下す時、必ず瞳孔反射を調べるのがその例ですが、実際には私たちが見ているものに興味を持っているかどうか、どのように物を認識しているのかどうかなど、様々な事を知る科学的手段として使われています。例えば、言葉でのコミュニケーションが取れない赤ちゃんの場合、興味を示しているかどうかは瞳孔の大きさで判断します。 とすると、当然外界への関心が低下するASDでも瞳孔の反応に何らかの変化が起こると考えられます。実際そのような研究がこれまでも行われ、ASDの児童や成人では瞳孔反射が遅くなっていることが報告されています。 今日紹介する論文を発表したウプサラ大学のグループも同じようにASDリスクと瞳孔反射の関係に興味を持ち、乳児期という早い段階にASDのリスクを予測する手段として使えないか調べていたようです。そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く