僕が公立小学校に上がる際、組み分けは生まれ月により振り分けられた。1学年が240名くらいだったので、各クラスは2か月ごとになる。その学年で最も若いクラス(1年1組)は2月および3月生まれに加え4月1日生まれの子供たちだった。逆に最も年長のクラス(1年6組)は4月1日以外の4月生まれと5月生まれである。 この特殊な組み分けの理由は、小学校1年生では、教育上、生年月日の差が最大1年にも及ぶことが悪影響を及ぼすことがあるためである。言い換えると、できるだけ子供たちに劣等感を持たせないと言う配慮だった。(実際に母親が担任の先生から聞いた話) 僕はこのような振り分けが一般的なことと思っていたが、後年、このような振り分けをする小学校はあまりないことを知り驚いた。 元々、小学校では女児の方が早熟なので、学校の成績も相対的に男児より良いことが多い。少なくとも、小学校の低学年では5段階で5の評価は女児に集ま