「男の子は青、女の子はピンク」に代表されるようなジェンダーバイアス(性差に対する偏見)。一体いつごろ生まれたイメージなのだろうか。ピンクについて調べてみたら、実は米国と日本で広まったのは第2次世界大戦後というから意外と新しい。「ジェンダーと色の関係を考える上で重要な展覧会が2013年、米国のボストン美術館で開かれた」と教えてくれたのは、「女の子は本当にピンクが好きなのか」(河出文庫)の著者であ
![「ピンクは女性の色」思い込みは第2次世界大戦後、アメリカから ルーツ調査隊 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/62fac8b40065218828879e2d612dd328b4f099d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO5589073007112024000000-1.jpg%3Fcrop%3Dfocalpoint%26fit%3Dcrop%26fp-x%3D0.36%26fp-y%3D0.47%26h%3D630%26w%3D1200%26s%3D88a4d120ae21a8d36c51686a2dfadd62)
俳優・奈緒(29)主演の『先生の白い嘘』(7月5日公開)は、累計部数100万部を突破した鳥飼茜氏の同名コミックを原作に、男女の性に向き合った人間ドラマ。『植物図鑑 運命の恋拾いました』(2016年)、『弱虫ペダル』(20年)、などで知られる三木康一郎監督(54)が企画から公開まで約10年がかりとなった本作の舞台ウラを明かす。 俳優・奈緒(29)主演の『先生の白い嘘』(7月5日公開)は、累計部数100万部を突破した鳥飼茜氏の同名コミックを原作に、男女の性に向き合った人間ドラマ。『植物図鑑 運命の恋拾いました』(2016年)、『弱虫ペダル』(20年)、などで知られる三木康一郎監督(54)が企画から公開まで約10年がかりとなった本作の舞台ウラを明かす。(取材・文=平辻哲也) 本作は、男女間の性の格差をメインテーマとし、女性の秘められた性の快楽も描いたコミックの映画化。主人公は高校教師の原美鈴(奈
「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は本当に「オワコン」なのか。 「渋谷は、単なる便利な街」 結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。 このような事態に拍車をかけているのが、現在進行中の渋谷の大規模な再開発だ。数年
すぽんちゅ@仏教は最高の教え @Iwatekko6969 事実上のマタギアカウント。地元岩手や東北のどうでもいい話を管巻きます。 マタギ/民俗学/オカルト/歴史/岩手/東北/天安門事件/宗教/遠野物語/渓流釣り/アウトドア/パワースポット すぽんちゅ@仏教は最高の教え @Iwatekko6969 かつてゴリゴリの蘇民祭ガチ勢だったパパと黒石寺蘇民祭の中止について今語り合ったのですが、 「コロナ渦で『続いてきた伝統的な祭司は中止できる』という事が示されてしまったことが弾みになった」 という結論に達した。 疫病避けの蘇民将来を祀る蘇民祭に引導を渡したのは、コロナ渦だったのだ。 2024-02-22 20:31:48 すぽんちゅ@仏教は最高の教え @Iwatekko6969 このアカウントをフォローしてくださってる方には常識だが、蘇民将来とは疫病避けの神様であるが、コロナ渦により中止、というのが
『ゴールデンカムイ』の人気で、アイヌの文化や伝統への関心は高まっています。でも、アイヌの人々が抱える差別や生きづらさについて、思いを巡らせられている人はどれだけいるでしょうか。 アイヌへの差別の構造について考えることは、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティ差別の理解にも繋がります。『ゴールデンカムイ』の監修にも参加している、北海道大学教授・北原モコットゥナㇱさんにアイヌの人々がどんなことに「もやもや」を感じているのか、そして無知・無理解の構造、マイノリティとマジョリティの関係性などを伺いました。 》後篇を見る 『ゴールデンカムイ』でアイヌに興味を持ったなら 差別や偏見にさらされてきた歴史も知ってほしい 自身もアイヌとしてのルーツを持つ、北原モコットゥナㇱさん。 『ゴールデンカムイ』はもともとアイヌ語監修として千葉大学の中川裕先生が入っています。中川先生とのご縁で私は編集部の方と
日本経済新聞 電子版(日経電子版) @nikkei 日経電子版の公式アカウントです。トップページで報じたニュースを中心に注目コンテンツを24時間発信。記事は会員向けを含みます。日経公式アカウント一覧は nikkei.com/edit/sns/?n_ci… nikkei.com リンク 日本経済新聞 22年の1人あたりGDP、G7で最下位 円安で順位下げる - 日本経済新聞 内閣府が25日発表した国民経済計算の年次推計によると、豊かさの目安となる日本の2022年の1人あたり名目国内総生産(GDP)は3万4064ドルとなった。イタリアに抜かれて主要7カ国(G7)で最下位だった。円安が大きく影響したが、長期的な成長力の低迷も映している。21年の4万34ドルから減った。経済協力開発機構(OECD)加盟国38カ国中でも21位と、21年の20位から順位を落とした。21位に転 154 users 431
川口 有紀12/1文学フリマ東京P-6 @youkik444 フリーの編集ライター。演劇、芸能、サブカルがメイン。男児子育て中のシングル母さん。出身は広島県尾道市。アイコンは矢野ミチル画伯作のサイキック似顔絵。「Office路地と坂道」名義で「東京打ち合わせ手帖」など出してます(BOOTH/メロンブックス)。ご連絡はofficerojisaka@gmail.comまで rojisaka.booth.pm 川口 有紀11/3おもしろ同人誌バザールお-32、12/1文学フリマ東京 @youkik444 日本でだけハロウィンがいい大人が騒ぐ祭りみたいになっちゃったの、ちらほら指摘してる人がいるけど都市部に「地縁関係なく大人がああいう風に気軽に参加して騒いで楽しめるイベント(=祭り)」がないのと、オタク層以外の「潜在コスプレ願望層」に刺さった、この2つが原因だと思う。 2023-10-30 17:
表立った抗議活動が難しい中国だが、それでも若者たちは自分たちの意見を表明する手段をさまざまな文化からの影響を昇華させて編み出しており、「白紙運動」もその一つの結実だという(2022年11月、中国・北京での「白紙運動」)(C)EPA=時事 日本のマンガやアニメが世界中の若者に受容されるとともに、その感性やコミュニケーションの作法も知らぬ間に「輸出」されている。マンガやアニメを楽しむなかで、中国になかった「ツッコミ」というコミュニケーション手段を知った若者たちは、画一的な未来を押し付ける社会に抗う感性を編み出したという。 *** 中国における、日本のマンガ・アニメ・ゲームといったコンテンツの人気はとどまるところを知らない。 二十数年ぶりに公開された「スラムダンク」の劇場版が中国で130億円以上の興行収入を叩き出し、30~40代の間で一大社会現象となったし、新海誠の映画は10~20代のより若い世
大阪府所蔵の現代美術作品105点が、府咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)の地下駐車場で保管されていることがわかった。いずれも彫刻で評価額は計2億円を超える。保管場所には誰でも出入りができ、梱包(こんぽう)されずビニールシートで覆っただけのものもある。劣化と盗難のおそれがあり、関係者からは「粗大ゴミと同様の扱いだ」と憤りの声が上がる。府は苦肉の策だとするが、問題の背景には、作品が時代の変化や行政の施策に翻弄(ほんろう)された経緯があった。 評価額2.2億円 一部はむき出し 駐車場に置かれているのは「大阪府20世紀美術コレクション」(約7900点、評価額計約46億円)の一部。府によると、彫刻作品105点の評価額は計約2億2000万円になる。 そのうち、関西の抽象彫刻をリードした森口宏一(1930~2011年)の作品が約60点を占める。代表作「景の仕組」シリーズなど、鉄やステンレス製で大型の
10代の若者が警官に射殺され、各地で暴動が起きた(6月30日) JUAN MEDINAーREUTERS <荒くれ者ぞろいの警官が貧困地区の移民を射殺、「差別はない」との建前と現実の大きな矛盾> 公式には人種差別の存在を否定しているフランスでアラブ系の少年が白人警官に殺され、怒りの暴動が全国各地で起きた。この国の治安当局に、暴力と人種差別の体質が染み込んでいる証拠だ。 【動画】フランス各地での抗議デモ(5日目夜) そもそも大都市周辺の最貧地区では、以前から黒人やアラブ系の住民と警官隊が一触即発の状態にあった。しかもフランスの警官は、ほかの欧州諸国に比べて乱暴で高圧的なことで知られる。 去る6月27日、アルジェリア人とモロッコ人の血を引く17歳の少年がパリ西郊外のナンテールで、交通検問中の警官に射殺された。現場に居合わせた市民が一部始終をスマホで撮影し、ネットに上げた。その動画が瞬時に拡散し、
東京・渋谷(「gettyimages」より) 「渋谷が30、40代の街になり、新大久保が若者の街になっている」――。少し前にSNS上に投稿されたこんな内容が一部で話題を呼んだ。渋谷といえば、かつては「若者の街」の象徴とされてきたが、近年は新大久保にも若者が多く集まっている。では、果たして本当に新大久保が「若者の街」の座を渋谷から奪い取りつつあるのだろうか。不動産事業プロデューサーでオラガ総研代表の牧野知弘氏に、2つの街の歴史、そして「若者の街」という視点で見たときにどう変遷を遂げてきたのかを解説してもらった。 渋谷は大規模再開発で計画的に30、40代を呼び込んでいた 「的を射た見解だと思います。正確に言うなら、渋谷は30~40代のある程度の収入のある男女をメインにした街になり、新大久保は10代の男女、どちらかというと女性がメインの街になってきた感じでしょうか。先日、渋谷と新大久保に実際に行
暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい
今年から、『新潟国際アニメーション映画祭』が開催される。本映画祭の特徴は、これまで、公の場ではあまり批評の対象とされてこなかったエンターテイメント作品も取り上げている点だ。「商業」「アート」の垣根なく作品を評価し、アニメ文化を守り継いでいくために開催される本映画祭。第1回目の審査員長を務めるのが、1970年代からアニメ業界で作品をつくり続けている押井守氏だ。今回は、幸運なことに押井氏にインタビューする機会を得て、アニメ業界への課題感や映画祭の意義についてうかがった。 撮影込み30分という限られた取材時間のなか、押井監督はひとつの質問に対してほぼノンストップで語り続け、60分インタビュー並の分量に。その発言内容にはアニメ業界に対する厳しい意見も多分に含まれているが、そうした言葉の根底にあるのは、スタッフが心血を注ぎ込んで作品をつくっていることに対するたしかなリスペクトと、その仕事が報われてほ
韓国では、屋内でのマスク着用義務が解除された。日本も近々、屋内でのマスク着用を不要にしようとしている。台湾は、2月末に義務化を撤廃する予定だ。 このように規則が緩和されているにもかかわらず、東アジアの人々は頑なにマスクを手放そうとしない。もう何ヵ月も前からほとんどの場所でマスクをしなくてもよくなった欧米や東南アジアの人々にとって、この現象は奇妙に映る。そこで、米「ニューヨーク・タイムズ」紙が、その「謎」について解説している。 同紙はまず、そうした理由の一つに習慣を挙げる。アジアの多くの国では、2年以上にわたってマスク着用が義務付けられてきた。そのためマスクが日常生活の一部になってしてしまい、なかなか変えられないというのだ。横浜市でバレエを教えるニシムラ・ミズキ(24)は、「マスクをしていないと何かが足りないように感じる」とコメントする。
「権力に屈しないアーティスト」として知られるアイ・ウェイウェイ。詩人の父は収容所送りにされ、自身も中国当局から軟禁され、ドイツへ亡命するなど、その人生はつねにドラマティックなものだった。 だが、ドイツでも居心地の悪さは変わらなかったという。数ヵ月前にイギリスに移住した彼が、その理由や、中国政治、アーティストを終える日のことについて、英紙に赤裸々に語った。 「かつて彼らは労働の道具として使われていましたが、いまではその仕事を失っているのです」 アイ・ウェイウェイ(艾未未、62)は、ミャンマーで伐採搬出に使われていた象をテーマにしたドキュメンタリー映像について、そう話す。自身初となる、360度のVRテクノロジーで撮影されたものだ。 バングラデシュの難民キャンプにいるロヒンギャに関する作品も撮っているが、アイは彼らの苦しみより、むしろ喜びに焦点を当てている。配給車が到着したときの子供たちの興味津
歴史的に黒人奴隷がいなかった日本で、黒人はどう描かれてきたのか? 日本の大衆文化に詳しい仏紙「ル・モンド」記者がマンガの黒人キャラクターに着目し、その変遷をたどる。 日本のマンガが世界で西洋のコミックと同じように読まれるようになってから数十年。マンガの読者が世界各地で増えたのに応じて、マンガの登場人物も世界各地に出自を持つようになった。 『ONE PIECE』や『NARUTO─ナルト─』、『ジョジョの奇妙な冒険』など近年の人気作品を見ればわかるが、黒人の登場人物が物語の中心に位置することも珍しくない。こうした黒人キャラクターは適切に描かれている場合がほとんどだが、過去には、非常に侮辱的な絵、ときには人種差別的な絵があったことも事実だ。 日本のマンガのなかで、民族の描かれ方はどう変わってきたのだろうか。それを理解するためにはまず、日本が外国とどんな関係を築いてきたのかという歴史を知る必要があ
贈与論 マルセル・モース ちくま学芸文庫 2009 Marcel Mauss Essai sur le don:Forme et raison de l'échange dans les sociétés archeïques 1925・1950 [訳]吉田禎吾+江川純一 編集:渡辺英明 装幀:神田昇和 西洋は人間を経済動物にしてしまったのではないか。 このことに気付いたモースは、未開社会や古代社会には 西洋が見失ってしまった本来の社会経済行為が きっと隠れていただろうと考えた。 そして、そこに「贈与」と「互酬性」を保つ社会が 長らく躍如していたことを発見した。 ひるがえって日本には、中元・歳暮・お祝いをはじめ、 多くの贈答文化がのこっている。 これらはたんなる「虚礼の交換」なのか。 それとも回復すべきソーシャルキャピタルなのか。 おととい(5月16日)、日本財団が主催した「未来を変えるデ
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