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ブックマーク / www.arban-mag.com (33)

  • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

    音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

    【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN
  • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

    【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
  • 【2022年】第64回 グラミー賞「ジャズ部門」全受賞作を聴いてみる | ARBAN

    投稿日 : 2022.04.07 更新日 : 2022.10.17 【2022年】第64回 グラミー賞「ジャズ部門」全受賞作を聴いてみる 「ラージ・ジャズ・アンサンブル」部門でグラミーを獲得したクリスチャン・マクブライド。 2022年(第64回)グラミー賞の受賞作が発表されました。その中からジャズ・カテゴリー(5部門)と、ジャズ系ミュージシャンの受賞作品をピックアップ。部門ごとに試聴リンクつきで紹介します。 「ベスト・インプロバイズド・ジャズ・ソロ」受賞作品 Best Improvised Jazz Solo(最優秀ジャズ・アドリブ賞)とは? 優れた即興演奏やソロ・パフォーマンスを讃える賞。アルバムではなく、楽曲(と演奏者)が対象。アドリブ演奏を重視するジャズならではの部門。 ◆楽曲:「Humpty Dumpty(Set 2)」 ◆ソリスト:チック・コリア ◆収録アルバム:『Akousti

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  • 【石若駿 インタビュー】人生の1ページを綴るライフワーク ─凄腕ドラマーはなぜ “歌のアルバム”を出し続けるのか | ARBAN

    投稿日 : 2020.11.30 更新日 : 2021.12.03 【石若駿 インタビュー】人生の1ページを綴るライフワーク ─凄腕ドラマーはなぜ “歌のアルバム”を出し続けるのか 小学5年生の時にハービー・ハンコックにそのプレイを絶賛され、中学生の頃に日野皓正にその才能を見出された、ドラマーの石若駿。東京藝大の打楽器科を卒業し、ジャズ・ドラマーとして活躍する一方、昨今はくるりや原田知世などの作品/ライブに参加してきた。 『SONGBOOK』5作目の中身 そんな石若がライフワークとするのが、自分でピアノを弾き歌ものに取り組む『SONGBOOK』プロジェクト(※1)。昨今は藝大の先輩でもある角銅真実(ボーカル)、中村佳穂や君島大空らと共演している西田修大(ギター)でライブを重ねてきた。そんななかリリースされる『SONGBOOK Ⅴ』には、サックス、クラリネット、トランペットといった管楽器が豊

    【石若駿 インタビュー】人生の1ページを綴るライフワーク ─凄腕ドラマーはなぜ “歌のアルバム”を出し続けるのか | ARBAN
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2022/04/02
    “石若駿”
  • 「日本のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち | ARBAN

    投稿日 : 2021.09.02 更新日 : 2022.03.28 「日のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち “新世代”と呼ばれる、日の若きジャズ・ミュージシャンたちが、かつてないほどユニークな作風で邦ジャズ史を更新し続けている。 彼らは一体どんなマインドで創作をおこなっているのか。また、現在の日のジャズ環境や、ミュージシャンの養成システムはどんな状況にあるのか。音楽大学のジャズコースで教員も務める、評論家の村井康司氏に話を聞いた。 挾間美帆のポテンシャル ――今回は「いま活躍している日のジャズミュージシャン」についてお聞きしたいのですが、その前にひとつ。70〜80年代って、日のジャズミュージシャンが今よりも “大衆的” な存在だったと思いませんか? 村井 そう思いますよ。たとえば渡辺貞夫や日野皓正といったジャズマンが、よくテレビCM

    「日本のジャズ」この20年で何が起きたのか─ 定型に執着しない現代のミュージシャンたち | ARBAN
  • 【上原ひろみ インタビュー】「今、この状況下で私は何をやりたいんだろう」─ピアノと弦楽四重奏で新アルバム完成 | ARBAN

    Home ニュース 【上原ひろみ インタビュー】「今、この状況下で私は何をやりたいんだろう」─ピアノと弦楽四重奏で新アルバム完成 投稿日 : 2021.09.02 【上原ひろみ インタビュー】「今、この状況下で私は何をやりたいんだろう」─ピアノと弦楽四重奏で新アルバム完成 今や世界で最も注目されるジャズ・ピアニストのひとりである上原ひろみが弦楽四重奏と組んだ新ユニット「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」のアルバム『シルヴァー・ライニング・スイート』をリリースする(2021年9月8日発売)。 コロナ禍で日国内での活動を余儀なくされた上原ひろみは、昨年ブルーノート東京で長期間の連続公演 “SAVE LIVE MUSIC”を行い話題となったが、弦楽四重奏との共演はその一環として2020年12月末から21年1月初めに行われた。「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」は、それをきっかけに結成さ

    【上原ひろみ インタビュー】「今、この状況下で私は何をやりたいんだろう」─ピアノと弦楽四重奏で新アルバム完成 | ARBAN
  • 【東京・東池袋/KAKULULU】“カフェミュージックのあり方”を再提示…ジャズマンにも愛されるカフェ | ARBAN

    音楽に深いこだわりを持つ飲店」を紹介するこのコーナー。今回は「東池袋にあるおしゃれなカフェ」では済まされない、00年代のカフェ文化愛と音楽愛にあふれた『KAKULULU(カクルル)』を訪問。多くのジャズミュージシャンが来店&演奏する理由を探りました。 かつての新聞配達所をリノベーション 旧豊島区役所を中心とした再開発により、オフィスビルやシネコン、タワマンなどの建設が続いている東池袋(東京都豊島区)。そんな話題のスポットに、2014年にオープンした『KAKULULU(カクルル)』。コーヒー・ミュージック・ギャラリーを謳う同店はY字路の角にあり、目印となる大きなモッコクの木、そして外壁に蔦が絡まるおしゃれな雰囲気を醸し出している。 建物はB1がギャラリースペースで1~2Fがカフェ。3~4Fには他社のオフィスが入居している。サンシャイン60の裏手なので池袋駅からも歩けるが、東京メトロ有楽町

    【東京・東池袋/KAKULULU】“カフェミュージックのあり方”を再提示…ジャズマンにも愛されるカフェ | ARBAN
  • 【東京・飯田橋/BAR MEIJIU】技ありカクテルをグッドミュージックと共に | ARBAN

    音楽」に深いこだわりを持つ飲店を紹介するこのコーナー。今回は飯田橋駅(東京都千代田区)から徒歩3分の場所にある『BAR MEIJIU(バー メイジュ)』を訪問。パンデミックな状況に振り回されつつも、今まさにポジティブな変化が生まれている同店。スマートな空間に良い音楽、そして驚きのあるカクテルをぜひ! レコードが回る禁煙バーとして2010年オープン JR中央・総武線を始め、地下鉄東西線・有楽町線・南北線、都営大江戸線と、5つの路線が利用できる飯田橋駅。好立地ではあるものの、これまでは「乗り換えでよく使う」というイメージが強かった。しかし、近年は駅周辺が再開発され、商業施設や複合施設、タワマンなどが建設され変化が生まれてきている。『BAR MIEIJIU(バー メイジュ)』のあるプラーノモールもまた、大規模な再開発により2009年に生まれた商業施設だ。 「メイジュは中国語で、美しい酒と書き

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  • 【2021年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 | ARBAN

    投稿日 : 2021.06.29 更新日 : 2021.11.11 【2021年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 2021年の上半期(1月〜6月)にリリースされた音楽アルバムの中から“ジャズ系”作品に的を絞り、聞き逃せない30作をセレクト。トラディショナルなジャズはもちろん、2021年ならではの先鋭的なスタイルまで対象にした、広義の「ジャズ作品」傑作選。 五十音順(アーティスト名)で掲載 アンドラ・デイ 『The United States vs. Billie Holiday(music from the motion picture)』 ビリー・ホリデイの伝記映画のサウンドトラック。と同時に、映画でビリー・ホリデイの役を演じ、アカデミー賞で主演女優賞候補となったアンドラ・デイの2作目でもある。曲はほとんどホリデイのレパートリーでかためられており、凄みのあるボーカルの魅力

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  • 「これまでのジャズ」と「これからのジャズ」─村井康司 インタビュー | ARBAN

    投稿日 : 2021.06.28 更新日 : 2023.12.19 「これまでのジャズ」と「これからのジャズ」─村井康司 インタビュー ジャズという音楽は現在、どんな姿をしているのか。100年を越えるジャズの歩みを丹念に考究し、この半世紀の動きを感受してきた批評家は、昨今のジャズをどう解釈し、どう分析しているのか。『あなたの聴き方を変えるジャズ史』などの著作で知られる音楽評論家の村井康司氏に聞いた。 2010年代の出来事 ──たとえば、この10年。ジャズ界で起きたことを振り返ると、ロバート・グラスパーとカマシ・ワシントン、あるいはその周辺のプレイヤーたちが多くの関心を集めました。 村井 ロバート・グラスパーは、2012年のアルバム『ブラック・レディオ』が大きなきっかけでしたね。以前の彼もいいピアニストではあったんだけども、あの作品でヒップホップやネオソウル的なものを初めて強く押し出して注目

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  • 毎日のBGMに最適! 世界の「ジャズ専門」ネットラジオ おすすめ16局 | ARBAN

    投稿日 : 2020.04.18 更新日 : 2021.09.16 毎日のBGMに最適! 世界の「ジャズ専門」ネットラジオ おすすめ16局 ジャズに特化したインターネット・ラジオのチャンネルを集めてみました。もちろんすべて無料。歴史あるFMラジオ局のライブストリームや、オンライン専門の新興ウェブチャンネルなど、その特徴や仕様もさまざま。24時間、流しっ放しで聴きたい、おすすめの16局です。 70以上に分類された充実のジャズカテゴリ Accu Radio/アメリカ https://www.accuradio.com/jazz/ 音楽専門のインターネットラジオとして人気を博す「Accu Radio」。あらゆる音楽ジャンルを網羅しており、なかでもジャズのカテゴリは秀逸。楽器や演奏スタイル、時代(1920〜2010年代まで10年ごとに分類)別にチャンネル分けされ、その数は70種以上。簡単な会員登録

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  • 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 | ARBAN

    Home ニュース 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 投稿日 : 2021.04.16 更新日 : 2021.08.17 【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 Photography by Ebru Yildiz 過小評価されているジャズ・ミュージシャンのひとり、と言うと聞こえは悪いが、その圧倒的な想像力や表現力、胆力や力量に比してピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーの知名度は確かに低い。惜しくも日盤のリリースが見送られたECM(注1)からの最新作『Uneasy』を聴くにつれ、その想いを強くせざるを得ない。 注1:1969年にマンフレート・アイヒャーが創設した音楽レーベル。拠地はドイツのミュンヘン

    【ヴィジェイ・アイヤー|インタビュー】物理学者の道を断ち “現代ジャズ” 屈指のピアニストに─明敏な知性と豊かな感性を包容した最新作 | ARBAN
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2021/04/22
    “Uneasy”
  • 【ブランドン・コールマン】ジャズというヴィークルに乗ってマイケル・ジャクソンがいる場所へ… | ARBAN

    投稿日 : 2015.12.18 更新日 : 2021.02.18 【ブランドン・コールマン】ジャズというヴィークルに乗ってマイケル・ジャクソンがいる場所へ… 昨年から今年にかけて、ロサンゼルスのジャズ・シーンから注目すべきアルバムが続々とリリースされた。まずはフライング・ロータスの『You’re Dead!』(2014年)。作はエレクトロニック・ミュージックとジャズを融合した新しい試みでもある。また、クァンティック率いるザ・ウェスタン・トランシエントの『A New Constellation』(2015年)や、カマシ・ワシントンの『The Epic』(2015年)も大きな話題になった。 この3作すべてに参加しているが、キーボード奏者のブランドン・コールマンだ。2000年代半ばよりロサンゼルス周辺の多くのセッション、レコーディングに参加し、そのジャンルはジャズ、ソウル、R&B、ヒップホッ

    【ブランドン・コールマン】ジャズというヴィークルに乗ってマイケル・ジャクソンがいる場所へ… | ARBAN
  • 【最新事典】イスラエル・ジャズの20人 | ARBAN

    現ジャズシーンにおける“ひとつの勢力”と言えるほど、活躍がめざましいイスラエル出身ミュージシャンたち。この一群は、「世代別」に紹介されることも多い。 たとえば、アヴィシャイ・コーエン(Bass)やオメル・アヴィダル(Bass)といった、1970年代前半生まれの“第一世代”。そして、トランペッターのアヴィシャイ・コーエンやエリ・ディジブリ(Sax)といった1970年代後半生まれの“第二世代”。さらに、1980年代生まれのオメル・クライン(P)やシャイ・マエストロ(P)の“第三世代”といった感じだ。 最近では、シャハル・エルナタン(G)やオフリ・ネヘミヤ(Dr)といった1990年代生まれも台頭。すでにイスラエルのジャズマンは“第四世代の時代”に突入しつつあるようだ。 そんなイスラエル出身の「要注目ジャズマン20人」を、生年の順&動画で見られる代表曲とともに紹介します。 アヴィシャイ・コーエン(

    【最新事典】イスラエル・ジャズの20人 | ARBAN
  • ゴム、シンゲリ、アマピアノ… 要注目の「最新音楽ジャンル」たち | ARBAN

    30年以上も前に作られた日の「シティポップ」が近年、まるで新しい音楽ジャンルであるかのように世界中で注目されている。そうした “局地的な音楽ジャンル”が突如、世界的に認知されることはいまや珍しくない。日産の音楽やアニメと繋がりの深い「ヴェイパーウェイヴ」や「フューチャーファンク」、「ローファイ・ヒップホップ」といった新興ムーブメントも同様。その背景にあるのはインターネットである。 こうした “ネットありき” のムーブメントは、いまも続々と新たな音楽カテゴリを生み出している。また、ネット依存度は低くとも、認知拡大中のユニークな音楽ムーブメントも多数。そんな「注目すべき新ジャンル」を、音源とともに紹介しよう。 Gqom(ゴム) 南アフリカで誕生し、いま世界的に注目されつつあるのがゴム(Gqom)。2010年ごろに南アフリカ共和国のダーバンで生まれ、数年前に欧州経由で世界中に拡散したエレクト

    ゴム、シンゲリ、アマピアノ… 要注目の「最新音楽ジャンル」たち | ARBAN
  • UKジャズの新ヒーロー、シャバカ・ハッチングスが語った “吹奏の奥義”【ザ・コメット・イズ・カミング|インタビュー】 | ARBAN

    近年、南ロンドンを中心とした「UKジャズの興隆」が注目されている。なかでも、サックス奏者のシャバカ・ハッチングスは、もっともシンボリックな存在。そんな彼と、ドラマーのマックス・ハレット、キーボード奏者のダン・リーヴァーズによるトリオが、ザ・コメット・イズ・カミング(The Comet Is Coming)である。彼らは今夏、初来日しフジロックに出演。そのステージで見せたパフォーマンスは、どうやら大きなインパクトを残したようで、現場にはいなかった自分にも、関係者やオーディエンスから興奮ぎみの反応が伝わってきた。 ●フジロックの前月、英グラストンベリー・フェスティバル出演時(2019年6月28日)のザ・コメット・イズ・カミング シャバカが在籍する2つのバンド ザ・コメット・イズ・カミングは、イギリスのインディ・レーベル〈リーフ(Leaf)〉 から発表したアルバム『チャンネル・ザ・スピリッツ』(

    UKジャズの新ヒーロー、シャバカ・ハッチングスが語った “吹奏の奥義”【ザ・コメット・イズ・カミング|インタビュー】 | ARBAN
  • 2020年代を牽引する 新世代 “ジャズ系” アーティスト16組 | ARBAN

    いま、世界を席巻する“音楽ジャンルのクロスオーバー”の波は日にも訪れている。ジャズやクラシックの作法を備え、高い演奏技術を身につけた新世代のミュージシャンたちが、ジャンルの境界線を越えた表現で頭角をあらわしている。そんな、2020年代に注目すべき16組のミュージシャンをピックアップ。 下記は50音順で掲載しています。 2020年代の音楽を占うプロジェクト Answer to Remember(アンサー・トゥ・リメンバー) このシーンの中心人物ともいえる石若駿が、バラエティに富んだ面々をフィーチャーしたプロジェクトの集大成。音楽がジャンルの壁を越えることを、あざやかに示してみせる。2020年代の音楽を占う重要なピースとなるだろう。 【公式サイト】https://www.sonymusic.co.jp/artist/AnswertoRemember/� 現代版シティソウル Emerald(エ

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  • 超基本!ロンドン“新世代ジャズ”を知るためのアーティスト10 | ARBAN

    現在のロンドンの新世代“ジャズ系”ミュージシャンの中でも、特に注目すべきアーティスト/バンドを厳選して紹介。 シャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings) 現ロンドン・ジャズ・シーンを長きにわたって支え続けるカリスマ的サックス奏者。少年期を過ごしたカリブ海の国バルバドスで現地の音楽ソカやカリプソに触れ、ロンドンのギルドホール音楽院と「トゥモローズ・ウォーリアーズ」で音楽教育を経験。以後、ロンドンを拠点に活動中。「シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ」や「コメット・イズ・カミング」など複数のバンドを主導し、サン・ラ・アーケストラへの参加経験も持つ。中でも「サンズ・オブ・ケメット」は、黒人のための英音楽賞「MOBOアワード」で「Best Jazz Act」(2013年)の受賞をはじめ、「マーキュリー・プライズ」にもノミネート。さらに米国の名門ジャズ・レーベル「インパルス・レコー

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  • 【上原ひろみ インタビュー】10年ぶりの“ソロ・ピアノ” アルバム制作で実感「ピアノって本当にいいですね」 | ARBAN

    ピアノの鍵盤は、白と黒の無彩色。そこから「色彩」を生み出そうとしたのが、上原ひろみの最新作『Spectrum』だ。このアルバムの収録曲には、それぞれ「色」のテーマが与えられ、アルバムを通して彼女独自の色彩感覚が表現されている。さらに、すべての曲が「ソロ演奏」によって構成されているのも、作の大きな特徴だ。 色彩と独奏。このテーマには、彼女の “ある特殊な知覚” も反映されているという。 「ゾーン」に入ればどこまでも行ける ──ソロ・ピアノでアルバムを発表するのは10年ぶりですね。このタイミングで再びソロ作品をつくった理由は? 以前から、10年の間に “最低でも一枚はソロ・ピアノを出す” ことをピアニストとしての自分の目標にしていたんです。『Place To Be』(2009年のアルバム)から、あっというまに10年近くが経ってしまって、録音するなら今だと思いました。 ──制作の過程で、この1

    【上原ひろみ インタビュー】10年ぶりの“ソロ・ピアノ” アルバム制作で実感「ピアノって本当にいいですね」 | ARBAN
  • 【Moon】“凛と透き通る歌声”で韓国のジャズブームを醸成中─ 日本の名手たちを迎えMoonが2ndアルバム発表 | ARBAN

    ではあまり知られていない韓国のジャズシーン。今そこで大きな注目を集めているシンガーがMoonだ。子供の頃から歌手になることを夢見ていた彼女は、音楽を学ぶため入学した大学でジャズと出会って恋に落ちた。やがて彼女はジャズクラブで歌いはじめ、ジャジー・ポップ・ユニット、WINTERPLAYのヴォーカルとしてデビュー。WINTERPLAYsは人気を呼び、韓国のジャズ雑誌「Jazz People」でMoonは最優秀ヴォーカリストに選出される。 そして2017年からソロ活動をスタート。プロデューサーに伊藤ゴローを迎えたファースト・アルバム『Kiss Me』は香港で総合アルバムチャート1位に輝き、いまやMoonはアジアの歌姫として注目を集める存在だ。そんな彼女の最新作『Tenderly』は、再び伊藤ゴローがプロデュースを手掛け、日の気鋭のジャズ・ミュージシャンが集結。前作のアコースティックな路線を

    【Moon】“凛と透き通る歌声”で韓国のジャズブームを醸成中─ 日本の名手たちを迎えMoonが2ndアルバム発表 | ARBAN