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ブックマーク / bylines.news.yahoo.co.jp (15)

  • ニュージーランドが「空撮ドローン」をリードする?(小林啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    映画産業に力を入れるニュージーランドが、空撮ドローンでも有力な存在になる可能性(写真:ロイター/アフロ) 映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズの撮影が行われた場所と言えば、南半球の景勝地ニュージーランドだ。ニュージーランド政府は1970年代から映画産業を支援しており、2014年のニュージーランド映画産業全体の売上は約31.6億NZドル(約2560億円)に達している。また前述の2シリーズが世界的なヒットを収めたり、その監督として知られるピーター・ジャクソン監督を輩出するなど、国際的な成功を収めている。 そんなニュージーランド政府が新たに取り組んでいるのが、空撮専用のドローン開発の支援だ。現在同国では、「C-Prize」というイベントが開催されている。これは映画撮影に特化したドローンの開発を目的としたコンテストで、「静かに飛行して会話まで録音できる」「悪天候の中でも使

    ニュージーランドが「空撮ドローン」をリードする?(小林啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 「データ収集する公衆トイレ」は是か非か(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    カナダのトロントに、驚くような公衆トイレが導入された。"Quantified Toilet"(定量化トイレ)と名付けられた装置で、各種センサーが備えられており、利用者の排泄物をその場でチェック。血中アルコール濃度や薬物、感染症、さらには妊娠中か否かまで把握することができる。まさに「スマートトイレ」といったところだろう。 しかし驚くのはまだ早い。このトイレ、トロント市内の各所に設置され、リアルタイムでデータを集約するようになっているのだ。もちろん匿名化された上での話だが、こうして得られた「ビッグ・トイレデータ」を分析することで、トロント市民がどのような健康状態にあるのか、どこかで感染症が広がる兆候はないのか、あるいは危険な犯罪が起きようとしていないかといった判断を行おうというのである。また利用が急増しているトイレについては、定期清掃の時間を待たずに清掃スタッフを派遣するといった対応を行うこと

    「データ収集する公衆トイレ」は是か非か(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 神話の時代(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    先月15日、ボストンマラソンを狙った爆破事件が発生した。死者3名、負傷者170名以上という大惨事となったこの事件は、その後チェチェン共和国系の兄弟が容疑者として浮かび上がり、兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者が警察との銃撃戦で死亡、弟のジョハル容疑者は重傷の状態で逮捕されるという結末を迎えている。この記事を書いている時点では、兄弟はニューヨークのマンハッタンでも同様の爆破行為を計画していたとも伝えられており、犯行動機や共犯者の有無といった点でまだまだ不明確な部分が多い。しかし兄弟が仕掛けた圧力釜爆弾によって多数の犠牲者が出たことは事実であり、どんな理由にせよこのような犯行は許されるものではない。 ところが驚いたことに、今回の爆破事件を「警察による陰謀」「負傷者は役者でありヤラセ」という主張を行っている記事がネット上に散見される。ここではあえてリンクしないが、現場で撮影された多数の写真を「分

  • 「3Dプリンタで銃を」プロジェクト、検索エンジン開発に着手(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    社会や産業のあり方を変えるかもしれないと期待されている3Dプリンタ。まだその普及は限定的なものだが、既に大きな物議を醸しているプロジェクトが存在している。テキサス大学法学部の学生コーディー・ウィルソン氏が率いる団体「ディフェンス・ディストリビューティッド」が進める「3Dプリンタによる銃製造」である。 これについては既に多くのメディアで報じられているが、プロジェクト名は「ウィキ・ウェポン」といい、彼らの公式サイトで詳細が明らかにされている。それによれば、彼らは単に3Dプリンタで製造可能な銃を設計するだけでなく、家庭用の安いプリンタでも出力できるようにすること、設計した3Dデータをネット上で共有することなどを目標として掲げている。2 万ドルを超える資金調達にも成功しているが、報道によって注目を浴びたことで批判の声が殺到。彼らがレンタルしていた3Dプリンタが差し押さえられたり、3Dデータの共有サ

  • 「記事へのコメント」が記事の印象を左右する(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    マスメディアの報道に対して意見を述べたいのであれば、かつては新聞の投書欄に手紙を送るぐらいしか方法はなかった。しかし現在では、ウェブサイト上のニュース記事にコメント欄が開設され、そこで読者の意見が交わされるということが当たり前のように行われている。もちろんコメント欄を設けていない大手メディアもまだまだ多いが、掲示板サイトやソーシャルブックマークといったサービス(もしくはそのコメント機能)が存在することで、事実上「記事に対して自由にコメントする」ことが無制限に解放されていると言えるだろう。 ではこうしたコメントが存在することで、「ネタ」にされる記事体に対してはどのような影響があるのか。ウィスコンシン大学マディソン校の研究者らが、興味深い研究結果を発表している。 その結果は"Crude Comments and Concern: Online Incivility’s Effect on R

  • いよいよ「医師ロボット」の時代に?人間の医師を上回る診察プログラムが登場(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    米MITの研究者らが発表したベストセラー『機械との競争』(原題:Race Against The Machine)がいよいよ日でも発売された。テクノロジーの進化が加速することにより、これからは肉体労働だけでなく、頭脳労働の世界でも雇用が機械に奪われてゆくことを予測した書は、米国で大きな話題を集めている。その予測が、またひとつ現実のものになるかもしれない――米インディアナ大学で、人間の医師よりも優れた診断を、かつ低コストで行うことのできるプログラムが開発されたのである。 インディアナ大学のプレスリリースによれば、このプログラムは機械学習技術を活用し、新しく得られた情報をもとに結論を逐次修正するというアプローチを採用している。開発した研究者たち曰く、「人間の医師のように考えることができる」アルゴリズムなのだそうだ。また必要な情報さえ与えてやれば、病気以外の障害でも診断が可能だそうである。

  • 「ロボット兵士」は是か非か(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    必死の形相で逃げる主人公を、無表情のロボットが武器を手に追い詰めてゆく――「ロボット兵士」という言葉から連想されるのは、そんなハリウッド超大作の一場面のようなイメージではないだろうか。しかしかつてはSF作品の中にしか存在しなかったロボット兵士も、最近は無人飛行機(ドローン)による空爆が可能になるなど、急速に現実の問題として議論されるようになっている。多くの声は何らかの形で規制を求めているが、一方で意外な「倫理性」を指摘する人物も少なくない。 今月19日、人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチが"Losing Humanity: The Case against Killer Robots"(失われる人間性:殺人ロボットに反対する理由)と題されたレポートを発表した。タイトルの通り、各国で研究が進んでいる完全自律型の兵器に反対するもので、その開発・製造・使用を全面禁止することを求めている。理

  • 「軍事用3Dプリンタ」が秒読み?ものづくり革命の波が米軍にも(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    設計図となる3Dデータがあれば、立体物を簡単に製造できる「3Dプリンタ(三次元プリンタ)」。これまでも数百万~数千万円するハイエンドの機種が企業で活用されてきたが、最近になって、高性能ながら十数万円で手に入る個人用3Dプリンタが登場して注目を集めている。こうしたパーソナルな工作機械が普及すれば、新しい産業革命が起きるだろうと唱える人も少なくないが、3Dプリンタに興味を示しているのは企業や一般人ばかりではない。米軍もまた、ユニークな取り組みを始めている。 例えばアフガニスタンには、およそ280万ドル(約2億2千万円)という予算を費やし、「エクスペディショナリー・ラボ(Expeditionary Lab)」と名付けられた実験施設が投入されている。これは6メートルの商用コンテナの中に、3DプリンタやCNC工作機械、プラズマカッターといった各種機器を収めたもので、電源と衛星通信まで備えられている。

    AkihitoK
    AkihitoK 2012/11/14
    のちのAGEシステムである。
  • ウィキペディアから未来予想?映画の興行収入を予測する研究が登場(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    名探偵が犯人の残した足跡から行動を推測するように、ネット上に個人が残した様々なデータから、未来の状況を予測するという研究が盛んに行われている。中でも「ツイートからカゼの流行状況を把握(カゼミル)」や、「ツイートから株価を予測」のようにツイッターを利用したものが多く存在しているが、意外なウェブサービスを利用する研究が登場した。そのサービスとは、共同編集されるオンライン無料事典としておなじみのウィキペディアである。 研究を行ったのは、ブダペスト工科経済大学の物理学者であるTaha Yasseri氏ら。彼らは2010年に米国で公開されたメジャー系映画作品の中から312を選び、各々のウィキペディア項目の編集履歴と、興行収入に関するデータを入手。それらを分析して数理モデルを構築したところ、公開が行われるおよそ1か月前の状況から、77パーセントの精度で興行収入を予測することに成功したそうである。さら

    AkihitoK
    AkihitoK 2012/11/09
  • オバマ対ロムニー、大統領選で最も反響を呼んだツイートは?(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    長かった米国の大統領選も、11月6日(現地時間)の投票日まで残すところあと数日となった。ハリケーン・サンディの東海岸直撃というアクシデントにも見舞われ、選挙の行方はまったく分からなくなっているが、いったい米国の選挙民はオバマ・ロムニー両候補のどのような姿勢に反応しているのだろうか?その一端がうかがえるサイトをツイッターが開設している。 サイトの名前は"Political Engagement Map"。オバマ大統領のアカウント(@BarackObama)およびロムニー候補のアカウント(@MittRomney)のそれぞれが投稿したツイートに対して、どの程度の反響(リツイートもしくはお気に入りに登録された回数)があったかを集計し、反響が大きかったツイートを確認することができる。 Political Engagement Mapの画面画面の左右それぞれに表示されている横棒グラフは、両候補のツイー

  • 疎外感が創造性を生む?(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    人間は周囲の人々とグループを形成し、社会の中で活動する生き物だ。そのため集団から疎外されることは非常に辛い経験となり、実際に様々な研究から、社会的なつながりの有無が幸福感や健康状態に大きな影響を及ぼしていることが分かっている。しかし独立心が強い人の場合、疎外感が「創造性の促進」というプラスの効果を与える可能性があることが、ジョンズ・ホプキンス大学ビジネススクールで助教を務めるシャロン・キム氏らの研究によって明らかになった。 研究チームは「自立していることにプライドを感じている人々」を対象に調査を行い、彼らが社会的に疎外された状態において、より創造性を発揮していたことが確認されたとしている。ジョンズ・ホプキンス大学が発表したニュースリリースの中で、キム氏はこうした反応が起きる理由として「既に集団の中で違和感を感じている人々にとって、社会から疎外されることは、その感覚が証明されたようなものとな

  • 米国で波紋を呼ぶ「RFIDによる生徒の校内居場所管理」(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    学校に通う子どもたちの安否をどのように把握するか――世の東西を問わず、親や学校にとって非常に重要なテーマだ。災害や事件などに見舞われた際には、生徒たちがどこにいるのかをいち早く確認することが必要となる。そこでRFID技術を活用し、生徒一人ひとりの居場所を自動的に把握しようという発想が出てきているが、その強制について米国で議論が起きている。 RFIDによる居場所把握実はRFIDを生徒の管理に役立てようという発想は目新しいものではない。既に2003年には、米国にあるチャータースクールで、RFID内蔵のIDカードを使った生徒の登下校時間把握システムが導入されている(参考記事)。また2007年には、AT&TがRFIDとGPSを組み合わせて、生徒の行動をトラッキングするシステムの開発を行っている。日でも2005年、東京都豊島区の立教小学校に、ランドセルにRFID内蔵のタグをつけて校門のアンテナ(R

  • 「自殺予測技術」の是非(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    AkihitoK
    AkihitoK 2012/10/01
    BUSINESSの方に投稿しようかとも思ったけど、個人的意見が入ったので。
  • ゲームするロボットはどこまで人間に近づけるか?――ビデオゲーム版「チューリングテスト」開催(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    チューリングテストをご存知だろうか。コンピュータの創造に大きく貢献した数学者、アラン・チューリングが1950年に考案したもので、機械に知性があるかどうかを判別するためのテストだ。審査員(人間)と機械を離れた場所に置いた状態で、両者に文字を通じて「会話」してもらい、審査員が相手を人間だと勘違いしたらテストに合格したことになる。この基形に修正がくわえられる形で、現在も様々なチューリングテストが行われており、著名なものでは毎年英国で開催されるローブナー賞などがある。 このチューリングテストの派生形のひとつ「ボットプライズ(BotPrize)」では、会話ではなく、あるユニークな方法で知性をテストしようとしている。それは「ビデオゲームをプレイすること」。人間の審査員とコンピュータ・プログラムが多人数参加型の3Dゲームをプレイして、その中でどこまで審査員を欺くことができるかを競うコンテストだ。200

    AkihitoK
    AkihitoK 2012/09/28
    勢い余って変種第二号に触れてしまったのだが、ここは普通にターミネーターに喩えるべきだったか…
  • 製造業の未来を変えるか?ルンバの父が送り出す新ロボット「バクスター」(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    お掃除ロボット・ルンバといえば、日でもすっかりお馴染みの存在だが、ルンバを開発したアイロボット・コーポレーション(iRobot Corporation)の創業者にロドニー・ブルックスという人物がいる。マサチューセッツ工科大学のコンピュータ科学・人工知能研究所で所長を務めたこともあるロボット界の重鎮だが、彼がアイロボット社に次いで創業し、会長兼CTOを務めているのがリシンク・ロボティクスだ。そしてそのリシンク社から新たな産業用ロボット「バクスター」が発表され、話題を集めている。製造業の未来を変えるとの声もあるこのバクスター、これまでのロボットとは何が違うのだろうか。 ■ 武器は「平凡さ」リシンク社から、バクスターの公式プロモーション映像がユーチューブ上に公開されている: まず特徴的なのが、そのユーモラスな風貌だ。顔にあたる位置にはタブレット端末のような画面がついていて、眼と眉毛で表情が表現

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