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ブックマーク / essa.hatenablog.com (47)

  • 神話的自傷行為の当事者としての原発問題 - アンカテ

    原発に関する議論はこうなりがちだ。 A: 常識的に考えて原発はダメだろ B: いや常識的に考えて原発でいくしかないだろ A: そりゃおまえの常識がおかしい B: いや、おまえの常識の方が常識じゃない 議論の座標軸を共有できない人と議論しなくてはいけなくなるのが現代なのだが、特にこの問題はそれが顕著に現れてくると思う。 何が常識であるか、ここでどの常識をベースに考えるべきか。それが原発問題の当の論点だと思う。 私にとって、原発は何より第一に科学的な問題だ。 つまり、毒物質と毒原子核の違いを認識しろということだ。 サリンでもVXガスでも、大抵の毒物や危険物は、分子が毒を持っている状態である。つまり毒分子である。毒分子は、電子を引っぺがして組み替えると、毒じゃない普通にそのへんにある物質になる。電子を引っぺがす手段はいろいろあって、頑張れば大抵の毒分子を無毒化できるし、難しくても集中的に研究す

    神話的自傷行為の当事者としての原発問題 - アンカテ
  • 原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ

    人は海外からやってくる危機には敏感に反応する。原油高とか円高とか新型インフルエンザとかはよく報道されるし、政府の対策が不適切だったら批判も高まる。 私は「成長戦略」として語られている問題も来は、そういう種類の問題だと思う。 しかし「成長戦略」という言葉はヌルい。ヌルすぎる。なんか、やってもやらなくてもどうでもいいけど、やるとちょっとボーナスが増えるみたいから、気がむいたらちょっとやってみるか、みたいな感じ。 当は、これは原油高に匹敵するような日にとって大きな問題だと思う。原油は間接的にあらゆる製品の材料になっているから、原油の高騰はどんな産業にとっても大問題だ。 それと同じように、今、ホワイトカラーの労働力の単価が急激に落ちている。日は直接間接にホワイトカラーの労働の成果を海外に売ってってる国だから、これは、逆に言えば、あらゆる資源が高騰しているということだ。 「成長戦略」と

    原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/12/23
    貨幣的な成長とは、ある枠をまたいで行われる「輸出額-輸入額」がプラスになり続けること。情報的な成長(人間の成長もそれに近い)というのは、貨幣的な成長とは若干異なるレイヤーにある気がするが整理できてない
  • アテンションとエコノミーの間 - アンカテ

    お金とは、「シェアできない」という性質に注目してべ物を抽象化したシステムではないかと思う。 「システム」と言うとコンピュータを使ったものを思い浮かべてしまう人が多いが、コンピュータがなくても機能しているシステムはたくさんある。 オフィスの机の上に「未決BOX」と「既決BOX」があって、人がそこに書類を置いていくのだって立派なシステムだ。 お金はコンピュータが無い時代には立派なシステムだった。 たとえば、コンビニの店頭におにぎりとサンドイッチを何個づつ置いたら良いのか、ということには、ものすごくたくさんの要素が複雑に絡みあっている。作る側には材料の手配や製造工程でいくつも考えることがあるし、べる側には、人それぞれさまざまなニーズがある。おにぎりが好きな人もサンドイッチが好きな人もいて、どちらでもいい人もいて、かわりばんこにべたい人もいて、何でもいいからえればいいという人もいる。 しか

    アテンションとエコノミーの間 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/08/04
    低コストで複製できないものには、物質であれ情報(体験)であれ金銭的価値が生まれる/アテンションはお金の軸では評価できなくて、個々人が受けた影響(発火・行動)の総和で算出する…とか?
  • 名刺にメールアドレスではなくWaveアドレスを書く時代がすぐそこに? - アンカテ

    Wikiを更地から再構築したら Google Waveはいろいろな顔を持っていて、これが何であるかについていろいろな意見が出ると思うが、私は、まずは「更地から再構築したWiki」であると見るべきだと思う。 つまり、「一つの文書を複数の人が共同で編集する」ということに、理論的なモデルを与えることで、以下の特性を加えたものだ。 リアルタイム性(一文字単位で更新が反映される) スケーラビリティ(世界中の人が同時に乗っても大丈夫) 拡張性(地図や動画やチェス盤などいろいろなガジェットを貼れる) 技術的には、Google Wave は、非常に良くできた Wiki ではあるが、目新しいことは何もない。しかし、Google Wave には、もの凄いイノベーションが含まれていて、それは「メールは特殊なWikiである」という、全く新しいものの見方である。 メールとは対話ログの共同編集 メールとは普通に考えれ

    名刺にメールアドレスではなくWaveアドレスを書く時代がすぐそこに? - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/06/02
    「人間1人が1台サーバーを持てばいいのに」と思っていたのは正にこういうイメージ/WaveとTwitterで意識的なネットと無意識的なネットの両方を手にする/オープンな個人の集合体がクローズドな企業を追い越す力になる?
  • 田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ

    田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと - G.A.W. 私は、中学生の時に一緒にバンドをやっていた友人に「おまえは東京へ行く人間だからな」と言われたことがある。 ギターを弾いて作詞作曲をするくらいには好奇心の強い少年だったその友人は、一方でこの文章にうまく書かれている田舎のしがらみのまっただなかにある家に生まれた人で、その屈とした気持ちを何かの時にそういう言葉で私にぶつけてきた。 ただ、それは、そんなに強い言葉ではなく、その後もバンドは続いたし、別の高校に進学した後も友人関係は続いた。 彼の予言通りに、私は東京の大学に進学して東京で就職して、しばらくして連絡は途絶えてしまったけど、その言葉は今でも時々思い出す。 最後に会った時、地元の大学に進学した彼は、私よりずっとオシャレな、「今風の大学生」をやっていた。すごくいい車で私を駅まで向かえに来てくれて、服も車も単に高いだけでなくけ

    田舎の人は循環する時間という「宗教」を信仰している - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/05/10
    仮に今後の成長の軸足が物質世界から情報世界に移るとすれば、いずれ都会vs田舎の二項対立では語れなくなると思う。どこにいても変わりたい人は変われる時代になる。(田舎にはそういう願望と技術と知識が無いだけ)
  • ポケットの中の脱獄可能な小さな監獄 - アンカテ

    iPhoneの次のOSのバージョンアップでサポートされる機能としてアナウンスされているものの中で、私が重要だと思うのは、「月々いくら」という課金が可能になることと、周辺機器の制御が可能になることである。 上の文で省略されている「可能になる」の主語は、「サードパーティが」だ。 アップルでなくサードパーティが、サブスクリプションモデルの課金と周辺機器を制御するアプリケーションを書き配布することが可能になる。これが重要だと思う。 「月々いくら」の課金が可能になることで、雑誌のようなコンテンツを App Store で販売することができるようになる。周辺機器の制御ができることで、iPhone を家庭内にあるさまざまな機器のUIとして使うことができるようになる。 現在、ビデオレコーダの設定は接続したテレビ画面と専用リモコンで行ない、ルータやNASの設定はLAN経由でブラウザで行ない、電子レンジや炊飯

    ポケットの中の脱獄可能な小さな監獄 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/04/03
    jailbreakableということが、下向きの想像力(技術知識なんかなくても安全安心だぜ)と、上向きの想像力(Hackableじゃないとつまらんぜ)と、その中間(おらがソフトを売りたいだよ!)の融合だと気がついた。やっと。
  • 不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ

    見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること:ITpro この例のAsteriskのように、十分業務に使えるレベルのオープンソースソフトウエアは他にもたくさんあります。 システム構築に数億円の見積りを出しているベンダーで、「このシステムは大館市のような方法で820万円で構築することは絶対に不可能だ」と言い切れるベンダーはいないと思います。つまり、820万円のシステムが2億円で売られているケースは、たくさんあると思います。 では、その2億円と820万円の差はどこから生じるかと言えば、「組織の中にノウハウを蓄積するコスト」です。 意欲的な個人が自分の興味のある分野で趣味として一つのことを勉強するのと、組織が属人性を排除して、つまり、誰がやめても業務を継続できるような形でノウハウを継続的に保持することの間には、それくらいの違いがあります。 組織が責任を持って業務を引き

    不確定性を受け入れ突出した人材の力を引き出せるのが良い組織 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2009/02/12
    突出した人材は、経営者がやりたがるようなことをやりたがらず、自分がやりたいことにのみ高いパフォーマンスを発揮する。このズレをどのようにすり合わせて「ビジネス」にしていくのか?が気になる。
  • 歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ

    もし地球に未来があるとしたら、今世紀後半か22世紀くらいには技術によって地球が一つになって、国民国家が名実共に消滅するだろう。そうしたら、将来の歴史教科書では、16世紀から21世紀か22世紀くらいまでが「技術によって地球が一つになっていく過渡期」として一つの章が割り当てられるだろう。 しかし、この時代区分の中で20世紀だけは、異質な「逸脱の時代」として特記される。場合によっては、別の1章を割り当てられて「人間の性に反した圧政が敷かれていた暗黒の時代」みたいな扱いを受けるのではないだろうか。 つまり、30世紀くらいから人類の歴史を振り返った時に、「人類の歴史で一番変な時代はいつですか?」という質問に対して、誰もが「20世紀!」と口を揃えて言うような時代。おかしな事件や状況が頻発していて、学生が歴史を勉強する障害となり「この時代がある為に学生が歴史嫌いになる」と言われるか、あるいは逆に「20

    歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2008/08/16
    技術(アプリケーション)によって政治や経済が変わること。そして、その変化の方向は「締め付けられた何かを緩める」方向になることに同意。20世紀がどうこうという部分には意味が無いと思う。
  • 新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog

    「好きを貫く」という表現は、ちょっと攻撃的すぎるのかもしれない。 たとえば、すごく居心地のいい飲み屋のおかみさんみたいなパターン、好みのツマミが黙っていても出て来るし、内輪で盛り上っている時は割り込んでこないけど話が途切れたり義理で仕方なく連れてきた連れがいる時とかは話に加わって場を盛り上げてくれるし、かと言って常連にならなくてもそれなりに居心地よく長居できるような店。 つまり、才能なり興味なりが自分から発信する形ではなくて、その場にいる誰かの発したものを受け止めることから始まるようなタイプ。 そういう人に「あなたの『好き』は何ですか?」と聞いても、たぶん答えられないだろう。でも、そういう人が「好きを貫く」に関係ないかと言うとそんなことはない。 これまでは、店を一軒経営するだけの最低限の経営能力を合わせ持ってないと「居心地のいい場を作る」という才能を発揮できなかった。 でも、これからはそう

    新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog
    Aoba
    Aoba 2007/12/14
    「ずば抜けて頭の悪い人達の採用はじめました by Google」…みたいな世界がやってきたらすごい。それ系統の採用テストを考案するのも面白そう。
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - グーグルが起こす第二の革命

    Casual Thoughts - 一流企業の一流社員に求められる泥臭い馬力 このエントリに書かれている一流企業の実態は、細かいニュアンスも含めて私が見聞きしてきたことにとても近いと感じる。 私は幸いなことに「(物の)一流企業の(物の)一流社員」と仕事をする機会を頂いている。そういう方々は一流大企業の資力、技術力などの各種のビジネスインフラと自分自身の知見、経験、スキルを卓越した思考力とハードワークによって組み合わせ、お客様、ひいては社会全体に高い価値を提供している。 バックオフィス部門の中には筋金入りのぶら下がり社員が多く、また性質が悪いことにそれを自覚していない人が多い。 大企業というのは一流の仕事をやり抜くためにはプラスアルファでタイヤを10個くらい引っ張って猛進する「泥臭い馬力」が求められるもの 私も多くの一流企業の一流社員と仕事をさせていただいた。そして、彼らが「タイヤを1

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - グーグルが起こす第二の革命
    Aoba
    Aoba 2007/09/06
    ネットワーク上にサービスを提供してる企業ならではだと思う。リアルに製品を作っているような会社では、WikiやBlogなんか使える(または使いたいと思う)社員は少ない→企業内の情報は結局ネットでは流通しない
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「世の中は厳しい」なんて大嘘

    個人にある種の才覚とネット上での行動力さえあれば、リアル社会に依存せずとも、ネット上に生まれた十分大きな経済圏を泳ぐことで生きていける。書が紹介する20人の先駆者たちが証明しているのは、そういうことだ。「ニート」だ「引きこもり」だと親が心配して騒いでいる間に、実は息子や娘たちがインターネット経済圏で両親の倍も三倍も稼いでいたなんて事例は、「次の十年」を待たずして続々と報告されることだろう。 これは、2年前の2005年8月に書かれた梅田さんの書評だけど、「次の十年を待たずして続々と報告されることだろう」という予測は、見事に当たった。 厳しい雇用環境下に置かれる「就職氷河期世代」の20代~30代 の若者たちの中から、会社に雇用されることを捨て、自営志向による不労所得 に時間をかけ、親や同世代以上の年収を稼ぐようになった「ネオニート」といわれる成功者が現れ始めている。 しかし、こういう報告は、

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「世の中は厳しい」なんて大嘘
    Aoba
    Aoba 2007/08/22
    奪い合う競争をしてる人達は、ネットなんか「奪い合いを少し効率良くするかもしれないツール」程度にしか見てないと思う。だから創造競争や接続競争には考え至らない。至れない。
  • 再提言:世代別二院制 - アンカテ

    しかし、今の高齢者各位に、なんと言えば私よりも若い人たちの抱える絶望感が伝わるか、私自身まだ言葉を持ち合わせていない。書の書き方では、よほど人間の出来た人でないとダメだということはわかる。しかしどういい直せば彼らの飲み込める言葉になるのかが、わからない。 私はかなり奥さんに尻に敷かれている方ですが、それでもごくまれにを叱りつけることがあって、そのうち一つは彼女が鏡を見ながら「若い人はいいわねえ」と言った時。 「今の若い人の気持ちを自分たちが若い頃の経験で推し量ってはいけない」 とマジで怒りました。 お肌の問題に悩んでいる女性にこんなことを言うのは明らかにコンテキストがずれている応答なので、その時は無茶苦茶な夫婦喧嘩になりましたが、折に触れ、そういうことを一年くらい言い続けていたら、ある時突然、これと言ったきっかけもなく「今の若者には『未来』が無いんだ」ということをストンと理解しました。

    再提言:世代別二院制 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2007/08/01
    絶望先生って時代の空気を読んだ高尚な作品だったのかもー
  • 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ

    私は、不登校児の親を支援するボランティア団体をお手伝いしていて、その関係で直接間接にいろいろなケースを見聞きする。それを直接ブログのネタにしたことは無いが、それは、子供の問題というのは千差万別で、ちょっと覗いたくらいで簡単に論じられるようなものではないからだ。 しかし、一方で、不登校の問題は家庭の問題でもあって、その切り口から見ると、むしろ実にワンパターンであると思える所がある。 ひとことで言えば、家庭の中で「お母さん」方は、実に損な役回りを押しつけられているということだ。 今時は、不登校の問題はどこでも認知されていて、単純にお母さんが孤立し途方に暮れるというようなことは無い。学校や行政からの支援は、時に的外れだったりして地域によるバラツキはあるが、とにかく様々な方策がある。夫や親族や地域社会も簡単な問題ではないことは理解していて、有形無形の援助はたくさんある。 しかし、何らかの重要な「決

    談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2007/06/06
    【責任】 自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い。「決断」に必要なコスト(脳力みたいなもん)はけっこうでかいよ。
  • 史上最大の「悪政の自由」を享受した権力システムの崩壊 - アンカテ

    この件でひとつだけ言えるのは、「異常だ」ということだ。 全くその通りで、何が真実かはわからないけど、とても異常なことが今起こっていると思います。 そこで、ちょっと引いて考えてみたいと思います。つまり、歴史的な観点からこれを見てみたい。 マスコミの報道には明かに偏りがあります。別に大げさな陰謀論を唱えなくても、普通に2ちゃんねるを見てから新聞とテレビを見れば、様々なレベルでダブルスタンダードがあることは一目瞭然だと思います。それを見ていて感じるのは、情報を握るということがいかに大きな権力であるかということ。 我々にとって「っていけない」という表現はほとんどの場合比喩です。「っていけない」状態とは、べるものはあるけどそれ以外の自由を享受するだけの経済力が無いことを指します。当の意味でべ物が無くて生存を脅かされる人は極めて例外的なことで、それを心配しなくてはいけないのはごく少数です。

    史上最大の「悪政の自由」を享受した権力システムの崩壊 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2007/05/30
    ネットは高い分解能を持ち、権力者の意のままに動かない情報流通網。権力者vsネットの構図?情報を制す(現在Google)ものは世界を制す…か。
  • ロールモデルとしてのショコたん - アンカテ

    「サトエリ」だけでない マスコミより先にブログで告白 ダークマター主導経済とか、「個人をエンパワーする」とか言ってもなかなかピン来てもらえない時は、この話を例にしたらわかりやすいと思う。 情報ルートを持っていて裏話を知っているだけの芸能レポーターは、これから必然的に仕事を失っていく。分析力や断片的な情報をつなげる構想力がないと生き残れない。芸能レポータと同様に、個人をコントロールできることにしか意味を見出せない組織は、ダメになっていく。組織が当に価値を生み出しているかが問われる時代になるのだ。 「サトエリ」の件はたまたまテレビの芸能ニュースで見たけど、ブログ以上の内容が無くて、ブログを朗読しているだけの内容に終始していた。事務所も戸惑っているようなコメントをしていたようだ。 芸能事務所としては、タレントは商品であってしっかりコントロールしなくちゃいけないのだから、ブログは一律禁止にすべき

    ロールモデルとしてのショコたん - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2007/03/16
    どういう方針なら企業の利益と個人の発信が両立するのか?を考えてみるのは面白いはず。答えはきっとない。
  • 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)

    昨日のエントリを書くために自分の過去ログを検索していて再読したが、道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデルという表現は、実に、今、WEBで起こっていることの質を表現していると思う。 Skypeやグーグルが何でもかんでもタダで提供するのは、第一には自分たちだけではとてもいくれないからだ。 そして、これはそんなに特殊なことでも不思議なことでもない。 書でいわれる「リアル社会」を、私はかねがね「脳化社会」と呼んできた。ネットの社会は、私から見れば、「リアル社会」がより純化したものである。 「リアル」な社会とは、養老氏の言い方で言えば「脳化社会」、つまり、シンボルの操作で回っている世界である。だから、現代の労働は大半がシンボルの操作である。 そして、純粋なシンボルの操作であるプログラミングという作業においては、生産性の個人差が非常に大きく、今までの社会は生産性の低い方の人間

    働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - iPhone×Wiiリモコン=ユーザインターフェースとしてのセンサー

    昨日の、日人が発売と同時にiPhoneを携帯電話として使う方法を思いついた!という一発ネタ的エントリーを、id:wetfootdogさんのまとめ記事で取りあげていただいた。(ネタバレへの配慮、ありがとうございます) そこ経由で、まんぷく::日記 - まん延するニセiPhoneというエントリーを見て考えたこと。 デバイスの小型化によって、入出力のレンジが細くなることは、昔からの永遠の課題である。iPhoneMac OS X を搭載することは、その問題が先鋭化してくることの象徴だ。 メモリもCPUも、フル機能のUNIXに先進的なグラフィックをサポートするのに充分なレベルになっている。しかし物理的な形状に縛られるユーザーインターフェースは、そのような富豪的進化は望めない。 具体的には、ボタンを取るか表示エリアを取るかというジレンマがどうしても残る。iPhoneの場合は、ボタンを捨てて広い表

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - iPhone×Wiiリモコン=ユーザインターフェースとしてのセンサー
    Aoba
    Aoba 2007/01/16
    入力と出力の帯域の話。そろそろ脳直結(或いはサイコミュ的な何か)が実現しないかなぁ
  • 人はネットの言葉から受ける影響を自己管理できるか? - アンカテ

    ぶっちゃけソースコードと言葉は違う。言葉は見た瞬間自動実行されるバイナリみたいなもの。 これは非常に鋭い指摘だと思う。というか、rnaさんと議論していてなかなか解けなかった謎が「見た瞬間」に氷解した感じ。 確かに私は、ネット上に書かれた言葉を「ソースコード」に近いものとしてとらえている。つまり、それが与える影響を読む人が管理できるものだと思っている。 だから、自分の所でも他人の所でも、無意味な誹謗中傷の類があっても、それを実行可能な状態にすることなく捨ててしまう。だから、それは私に影響を及ぼすことはなくて、私にとって存在してないのに等しい。 自分にとって意味があって有用な影響を及ぼす言葉だけを私は「コンパイル」して実行する。つまり、自分に影響を及ぼすことを許す。 私にとって、見た瞬間に自動実行される言葉には2種類あって、ひとつは、まさにこのrnaさんのコメントがそうであるように、「知識」あ

    人はネットの言葉から受ける影響を自己管理できるか? - アンカテ
  • ようつべ買収はグーグルの世界政府β版=日本政府2.0への序曲 - アンカテ

    「すべてを破壊していく」を日先行でやったらとしたら見物だなあ.... 確かに! グーグルがYouTubeをどうするつもりなのかは私には予想がつかないが、買収したらYouTubeの持っているコンテンツを徹底的に調べることは間違いないだろう。 どの会社のコンテンツがたくさんあるか? どこの国のユーザが多いか? 提携可能な会社、敵対関係になる会社はどこか? そうしたら、たぶんいろいろな分析結果で日の占める割合が多いことがわかる。 事業戦略としては、まず、からんできそうな日の会社の手の内を読まなければならない。日についてよく知らなかったら「これだけコンテンツを集めているのに現段階で何のアプローチもないとしたら、先方はよほど有力な対抗サービスを計画しているのかも」みたいな誤解もするかもしれないけど、もっとよく調べれば、相手があまりにも無策なことがわかってビックリするだろう。 弾さんが言うよう

    ようつべ買収はグーグルの世界政府β版=日本政府2.0への序曲 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2006/10/12
    機械でできる仕事とできない仕事を分け、人間は機械でできない仕事に進まないといけない。
  • 「真実の予言者」を批判すると「真実の予言者」ができてしまう話 - アンカテ

    真実の予言者ってのは、こんな感じの記事を機械が自動生成するプログラムではないかと思います。 (都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ:反核団体、平和団体の声明まとめ 13Hz!: 山谷えり子議員、今度はWikipediaを執拗に改変 ただし、これをいきなり全自動でやるのは、今世紀中には不可能です。でも、mumurさんにとっても13Hz!のわくたまさんにとっても、これらの記事そのものを書く時は、そんなに労力は使ってないでしょう。 お二人の創造性は、このネタに着目する時点で使われています。 つまり、「北朝鮮が何かした時には平和団体の動向をチェックしよう」とか「安倍政権の教育問題に関わるページには圧力がかかりやすい」ということを発見するのは、人間の仕事です。お二人とも、それに着目したのはこれらの記事を書く前のことで、ほぼ同様の着眼点で過去にヒット記事をいくつか書いています。 「

    「真実の予言者」を批判すると「真実の予言者」ができてしまう話 - アンカテ
    Aoba
    Aoba 2006/10/12
    これが本当のPersonalizeじゃないかと思う。これこれ。これを作れば良い。