多くの人が何が楽しいんだか分からないと思うんですが、本人はいたって喜んでいました。 鳥っていろんな種を食べてるんですね。 あまり消化が得意じゃないのか、種がそのまんま出て来てて、たしかに色んな木の種が散乱していました。 いつもブログランキングへのクリックありがとうございます! 人気ブログランキング とても励みになっておりますので、よろしかったらポチっとお願いします!
全長2.3m、ギネス記録の「菌糸体カヌー」ができるまで菌糸体(Mycelium)は、菌類のからだを構成する糸状の構造がより集まったもので、型を使って成長させれば、思い通りの形が作り出せます。 たとえば、アメリカのEcovative Design社は、菌糸体を使った持続可能なパッケージや建材を作っており、オランダのLoop社は、故人の遺体を納める生きた棺を開発しています。 菌類は、有害な汚染物質をすばやく分解してくれるため、とても環境にやさしいです。 菌類から作られる「生きた棺」が誕生!有害物質を使わずに、”遺体をすばやく自然に帰す” 今回の菌糸体カヌーを開発したのは、ワシントン州立大学(WSU・米)の元学生であるケイティー・エイヤーズ(Katy Ayers)氏。 氏は在学中に、菌類についてのドキュメンタリー映画「Super Fungi」(2013)を見て、自分でも菌糸体を作ってみたいと考え
ジョウビタキの繁殖調査を続ける中高生姉妹 鳥取・大山を舞台に つがい外父性、さえずり……新しいテーマへも挑戦 米山正寛 ナチュラリスト 「冬鳥」のジョウビタキが国内で子育てを始めている――。論座にそんな報告を掲載する中で、中国山地における繁殖地のひとつ、鳥取県の大山(だいせん)で中高生の姉妹が調査に取り組み、日本鳥学会大会でも発表をしていることを知った。同県米子市在住の楠(くすのき)ゆずはさん=県立米子東高校2年=と楠なづなさん=市立福米中学校2年=だ。未解明のことが多いジョウビタキの繁殖生態を明らかにしようと、足しげく繁殖地へ通って観察を続けてきた2人にオンラインで話を聞いてみた。ご両親をはじめ、さまざまな関係者のサポートを受けながら鳥類への関心を育んだ2人が、地道に集めたデータをもとに科学的な視線で調査の対象と向き合っている姿は、とても印象的だった。 ゆずは(以下、ゆ) もともと生きも
「ムカデやヤスデは見るのも苦手」 そんな方は、今回の発見に卒倒してしまうかもしれません。 このほど、イギリス北部の東岸にて、約3億年前に生息した絶滅ヤスデの一属「アースロプレウラ(Arthropleura)」の化石が発見されました。 しかも、全長が2.6メートルに達すると推定され、これまでに見つかった”史上最大の無脊椎動物”と判明しています。 研究は、12月21日付けで学術誌『Journal of the Geological Society』に掲載されました。 Giant Millipedes “As Big as Cars” Once Roamed Northern England – “Complete Fluke of a Discovery” https://scitechdaily.com/giant-millipedes-as-big-as-cars-once-roamed-
ダチョウの卵から抽出された抗体をマスクと組み合わせる可視化マスクの開発には、ダチョウの抗体が利用されています。 ダチョウは地球上最大の鳥類であり、病気で死ぬことがほとんどありません。 そのため研究チームは、驚異的な免疫力と回復力を持っているダチョウからウイルス抗体を抽出することにしたのです。 ダチョウから抗体を抽出 / Credit:株式会社ジールバイオテック まずダチョウに無害化した新型コロナウイルスを注射。 これによりダチョウは体内で抗体を生成します。 そして、そのダチョウが産んだ無精卵の卵黄から高純度の抗体を回収。 回収された抗体は蛍光色素と一緒に、特殊な技術で繊維素材と組み合わせることができました。 その結果、ウイルスを色で識別するフィルターが完成したのです。 可視化マスクで感染の早期自覚が可能に / Credit:Depositphotos ちなみに、利用する蛍光色素を変更すれば
ニホンザルが真冬の小川でマスなどの魚を捕って食べていることが、最近の研究で分かりました。これまでも、ニホンザルが海辺に打ち上げられた海水魚などを発見して食べていることは知られていましたが、淡水魚を積極的に捕食していることが科学的な論文として発表されたのはこれが初めてです。 Snow monkeys go fishing to survive harsh Japanese winters - study https://www.newswise.com/articles/snow-monkeys-go-fishing-to-survive-harsh-japanese-winters-study Japan's snow monkeys go fishing to survive the harsh winter https://www.zmescience.com/science/biol
11月20日。神奈川県藤沢市江の島2丁目。 「きけん!! トビにたべものをとられます!!」ということなのだけど、日本語の下に出ている英語と中国語を見ると、「トビ」はhawksと「老鷹」になっている。英語や中国語では、トビとタカは区別しないのだろうか? トンビが鷹を産むという諺があるけれど、その前提が成立しないというか、「老鷹」が「老鷹」を産むのは当たり前というか。 現在においては、島の名前としては、「江の島」*1で、「江ノ島」というのは駅名(江ノ島電鉄*2、小田急)ということになるのか*3。神社は「江島神社」。 Wikipediaによると、 「江の島」「江ノ島」の表記には揺れがあるが、1966年(昭和41年)10月1日に藤沢市が行った住居表示の施行[17](この前後に行われた住居表示実施で藤沢市内の地名表記におけるカタカナは全てひらがなに統一された)により正式な地名としているのは「江の島」
赤ちゃんの頭には魔法がかかっているようです。 イスラエルのワイツマン研究所(WIS)で行われた研究によれば、人間の赤ちゃんの頭から発せられる揮発性物質には、男性の攻撃性を減らす一方で、女性の攻撃性を増加させる効果があった、とのこと。 男性の攻撃性が減ることで赤ちゃんの虐待が防がれ、女性の攻撃性が増加することで赤ちゃんを守る勇敢さが与えられたと研究者たちは結論付けています。 自分の血を引かない子に対して常習的な子殺しを行っているチンパンジーやライオンと比べて、人間は弱き者を大事にする理性と道徳が備わった存在、とする意見もありますが……少なくとも赤ちゃんが自衛の必要に迫られる程度には、人間もチンパンジーやライオンに近かったようです。 研究内容の詳細は11月19日に『Science Advances』で公開されました。
宇宙空間では、太陽や銀河から届く放射線(宇宙線)が飛び交っています。 そのため、宇宙空間に長期滞在する宇宙飛行士たちは、それらの放射線から守られなければいけません。 アメリカ・ノースカロライナ科学数学学校(NCSSM)に所属するグラハム・シャンク氏ら研究チームは、放射線を防ぐ特殊な菌類について報告しました。 遠い将来、宇宙飛行士を守る「生きたシールド」を形成できるかもしれません。 研究の詳細は11月4日付のプレプリントサーバー『BioRxiv』に掲載されました。 Could a Radiation Shield Made of Fungus Keep Astronauts Safe During Space Travel? https://www.sciencealert.com/could-a-radiation-shield-made-of-fungus-keep-astronauts
高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 第10位 セイヨウイラクサセイヨウイラクサ / Credit:Franz Xaver(Wikipedia)_Urtica dioicaセイヨウイラクサ(学名:Urtica dioica)はニュージーランドや北アメリカなどで生育する植物です。 葉と茎のトゲには神経毒が含まれており、皮膚に刺さると、かゆみや痛み、炎症を引き起こします。 毒の力は弱く、ほとんどの場合は医師の診察さえ必要ないでしょう。 しかし稀にセイヨウイラクサで命を失う人もいます。 ニュージーランドに住む若い男性は、セイヨウイラクサの生い
イヌに話しかけると、愛らしくも首を傾げることがあります。 これは一体、何を意味しているのでしょうか? 一部では、混乱や当惑の気持ちを吐露しているとされますが、エトヴェシュ・ロラーンド大学(Eötvös Loránd University・ハンガリー)の最新研究で、まったく別の意味合いが明らかにされました。 それによると、首を傾ぐ仕草は、イヌの集中力や注意力が高まっている証拠とのこと。 特に、ボーダー・コリーのような知能の高い犬種に見られるようです。 研究は、10月26日付けで学術誌『Animal Cognition』に掲載されています。 New Study Explains Why Dogs Do The Head Tilt, And It’s Honestly Too Cute to Handle https://www.sciencealert.com/new-study-explai
皆さまがお元気であることを信じてやまない2021年の秋。 今回、久しぶりのブログのため、力が入っており、めちゃ長です。 全部読むのに12分はかかるので、心してお読みくださいませ。 吉報です。 長い修行の末、とうとうバッタを退治する必殺技を編み出しました! (殴っているフリです。植物を痛めつけるようなことはしておりません) 私の正拳突きでも愛するバッタを叩き潰すことは可能ですが、彼らは空を飛ぶため、私のこぶしは彼らに届きません。 そこで、彼らの繁殖行動を研究し、その習性を逆手に取って、バッタをやっつけ放題になる状況を突き止めました。 研究内容に触れる前に、まずは今回の研究を実行するための私の心構えを先に説明いたします。 私は今、婚活中で、異性との出会いに大変興味があります。 出会うだけではダメです。相手に気に入ってもらい、そして私も相手を気に入るという、マッチングも望んでいます。 さらに、ゆ
種子島のサンゴ礁、ウミガメに異変が――原因を探る地元高校生たちの1年間の奮闘 環境保護から「海の砂漠化」の調査、そして郷土愛の醸成へ 奥田進一 拓殖大学政経学部教授 南西諸島の玄関口である種子島に、縁あって、2013年以来ほぼ毎年2~3回の頻度で通っている。種子島は、鉄砲伝来とロケット打ち上げの島としてはあまりにも有名であるが、隣の世界自然遺産の屋久島の陰に隠れてしまって、観光客もなかなかその足を留めてくれない。しかし、種子島には、屋久島の幽玄さとは異なる、煌々とした自然環境があふれている。海中に目を向ければ、そこにはなだらかなサンゴ礁が広がり、たおやかに揺らめく海藻の合間で、鮮やかに着飾った熱帯の魚たちが戯れ、「竜宮城へようこそ!」とばかりに大きなウミガメがそこかしこで出迎えてくれる。 いま、そのサンゴ礁、海藻、魚、ウミガメのすべてに異変が生じている。また、その異変に拍車をかけるような大
秋晴れの今日、 空気がからっ 『007 NO TIME TO DIE』を見ました。 ばばーん マドレーヌ・スワンの秘密を聞く前に、ジェームズ・ボンドと彼女は別れることになってしまった。MI6 を辞め、一人で静かな暮らしを重ねるボンド。そこに親友のフィリックスが現れ、助けを求めた。誘拐された科学者を救出するために、キューバに飛んでほしいという。同じ頃、新しく 007 となったノーミもまたボンドの前に姿を現す。一方、医師として働くマドレーヌは過去と闘っていた。 監督:キャリー・ジョージ・フクナガ ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ 刻々と移り変わっていく、今、私たちが生きている現実から生まれた物語なのだなという感じがしました。 背中を気にするボンドの姿には、ジョン・ル・カレの次の言葉を思い出しました。 この手のこと*1がイギリスで起きたことはあっただろうか。われわれはずいぶんまえに、ドイツ
食べ物エピソードがどうにも可愛いんですよ、明智家のみなさん! 元ネタの書状。 10月15日は #きのこの日 ということで #松茸 が登場する史料をご紹介! 画像は #明智光秀 の家臣 #明智秀満 の書状。 最後の方に、松茸が一籠贈られ美味しく頂いたと書かれています。 今では高級食材の松茸ですが、昔はよく食べられたきのこでした。 こちらは #泰巖歴史美術館 3階にて展示中です。 pic.twitter.com/U2Lz7t299p — 泰巖歴史美術館 (@taigan_hm) 2021年10月15日 https://twitter.com/taigan_hm/status/1448846134886211589?s=20 光秀(十兵衛)は良く治め慕われる人だったので、どこの領民も、税とは別に採れたものから「殿様も召し上がってくだせぇ」ってカジュアルに差し入れてくれたんじゃないかなぁ~。と、想
洋上風力発電のため海底に敷設された電力ケーブルが、ヨーロッパイチョウガニを「魅了」し、移動習性に悪影響を与えていることが、最新調査で明らかになりました。 ヘリオット・ワット大学(Heriot-Watt University・英)の調査により、海底ケーブルから放たれる電磁気がカニを引きつけて静止させ、移動や繁殖を妨害していることが判明。 さらに、ラボ内での実験で、電磁気にさらされたカニは血液細胞に変化を起こし、感染症にかかりやすくなることが示唆されました。 研究は、7月17日付けで学術誌『Marine Science and Engineering』に掲載されています。 Crabs Are Spellbound By Electromagnetic Fields Emitted By Underwater Power Cables https://www.iflscience.com/pla
高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 第10位 ウミウシコノハミドリガイ / Credit:Rickard Zerpe(Wikipedia)_Elysia marginataウミウシは海に生息するナメクジのような存在であり、高い再生能力をもっています。 ウミウシの一種であるコノハミドリガイ(学名:Elysia marginata)は、頭から下がなくなっても生存できるほどです。 頭部だけでもエサを求めて動き回り、1ヵ月もすれば心臓を含む体全体が以前のように再生します。 ちなみに、このウミウシは普段から藻を食べて生活しています。 藻の葉緑体
ディズニーランドの大人気アトラクションを実写映化した映画『ジャングル・クルーズ』が絶賛公開中だ。 同アトラクションは東京ディズニーランドの中でも特に歴史が長く、多くの人にお馴染みの内容だが、本物のジャングルを知る方に案内をしてもらうと新たな発見があるのではないだろうか? というわけで今回は、紀行ドキュメンタリー『グレートジャーニー』で知られる探検家であり、現在はYouTubeにて「グレートジャーニーをもう一度」シリーズ動画を公開している関野吉晴氏をお招きし、東京ディズニーランドの『ジャングル・クルーズ』を探検家視点からご解説いただいた。 関野 吉晴(せきの よしはる) ■現実のジャングル・クルーズは約90%の確率で帰ってこれるーー今回はディズニーランドの人気アトラクション『ジャングル・クルーズ』を探検家の視点からご解説いただきたいと思います。まず「実際のジャングルを船で旅する」というのはど
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