[東京 17日 ロイター] 内閣府が17日に発表した2008年7─9月期実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.1%(年率換算でマイナス0.4%)と2四半期連続のマイナス成長に落ち込み、市場には景気の先行きに弱気な見方が広がった。 11月17日、内閣府発表の7─9月期実質GDPが2四半期連続のマイナス成長に落ち込み、市場には景気の先行きに弱気な見方が広がった。写真は都内の夕景。昨年2月撮影(2008年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) 特に経済の2大エンジンである外需と設備投資がともに先細りを示しており、08年度、09年度と2年連続でマイナス成長に陥るとの予想が民間エコノミストの間で早くも浮上している。与謝野馨経済財政担当相は「景気は後退局面にある」と宣言。市場では、日銀による一段の金融緩和を期待する声が強まってきた。 <外需マイナス転落でけん引役失う> GCPが2四半期連続で