[モンロビア 2日 ロイター] - 国連食糧農業機関(FAO)は2日、エボラ出血熱が最も猛威を振るっている西アフリカの地域について、食料の価格高騰や不足が発生し、市民らが食料を入手しにくくなっていると指摘した。医療関係者のストライキなども発生しており、感染封じ込めの難しさが浮き彫りになっている。 FAOは「エボラ流行の影響を最も受けている一部地域の住民は、以前から所得の最大8割を食料に充てていた」とし、現在の価格高騰で食料の入手がより難しくなっていると指摘。リベリア、シエラレオネ、ギニアを対象に食料確保をめぐる警告を出した。