ドナルド・トランプ氏の次期米国大統領就任が決まり、世界経済の先行きは不透明さを増している。米国の国益を最優先するトランプ氏の発言は数々の物議を醸しているが、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は「トランプ氏の破天荒なキャラクターに惑わされるべきではない」と指摘する。世界中が注視するトランプ新政権の政策運営について、安井氏が予測する。 もしもオバマ大統領が掲げる政策だったら… 世界が「トランプ・ショック」に揺れている。ドナルド・トランプ氏は、政治的な経験が皆無であるだけでなく、型破りで不規則な発言で知られる。そのトランプ氏の勝利を受け、今後の政策動向に関する不透明性の強さが意識されるのは当然だ。 もっとも、トランプ氏が破天荒なキャラクターだからといって、それだけで同氏が掲げてきた政策を異端と切り捨てるわけにはいかない。トランプ氏が掲げる政策には、たとえヒラリー・クリントン氏が大統領に当選
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