低気圧の影響で、関東南部では5日からの雨量が平年の6月1か月分を上回る大雨となりました。 関東や伊豆諸島では8日明け方にかけて断続的に雨が強く降る見込みで、気象庁は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、伊豆諸島付近にある低気圧の影響で関東や東北には湿った空気が流れ込み、広い範囲で雨が降っています。 5日から雨が続いている関東南部では降り始めからの雨量が各地で300ミリから400ミリに達し、ところによって平年の6月1か月分の雨量を上回る大雨となりました。 低気圧が8日の朝にかけて停滞するため、関東と伊豆諸島ではこれから明け方にかけて断続的に雨が強く降る見込みです。 8日の夕方までに降る雨の量はいずれも多いところで、関東北部で100ミリ、関東南部で80ミリ、伊豆諸島で50ミリと予想されています。 一方、西日本や東海北陸は湿った空気と上空の寒気の影響で午後から大気