ベビー用品製造会社「コンビ」(東京都台東区)は31日、ベルトが外れる不具合などがあったとして、チャイルドシート11万9897台(2013年10月〜15年7月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 チャイルドシートがリコール制度の対象になった04年以降で最多の台数。 同省や同社によると、子供の体を固定するベルトが外れる不具合が74件、乗降の際に回転させたシートが戻らなくなる不具合が825件あった。けが人は出ていない。 対象商品は「ネルーム」「ネセルターン」など5種類と、ベビー用品販売会社「レカロチャイルドセーフティ」(大阪市淀川区)にOEM(相手先ブランドによる生産)供給した「スタートイクス」の1種類。設計不良や中国工場で製造した部品の組み立てが悪く、部品を交換するなどして対応する。 コンビのホームページで呼び掛けるほか、購入者が分かる場合はダイレクトメールなどで