ダーウィンの頃から科学者たちの間で信じられてきた見解が変わった。「性別や背景の異なる研究者は、科学における疑問やアプローチの多様性に大きく貢献している」
顔に、手に深く刻まれた皺が激動の半生を物語る。ブルンヒルデ・ポムゼル、103歳。ナチス・ドイツでプロバガンダを管轄した宣伝相・ヨーゼフ・ゲッベルスの元秘書である。彼女が自身の半生とナチス時代を証言した映画『ゲッベルスと私』が6月16日より岩波ホールで公開される。来日した監督は言う。「これは過去の映画ではない。現代の映画だ」 2018年5月、新宿・紀伊国屋書店――。クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー両監督とハフポスト日本版・竹下隆一郎編集長らによるトークイベントが開かれた。映画封切り前、同時に刊行される書籍版もまだリリースされていないにも関わらず、会場は満員となり関心の高さをうかがわせた。
和歌山市の戸田正人市議が、和歌山市の市民図書館分館について投稿したツイートをきっかけに、書棚の運用方法をめぐって議論が起きている。
映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じた女優エマ・ワトソンさん(24歳)は、今年7月に、女性の地位向上を目指す国連組織「UNウィメン」の親善大使に就任した。
「アンネの日記」や関連図書が東京都内の公立図書館で大量に破かれるという事件の報道を受け、日本図書館協会は2月25日、「公立図書館における『アンネの日記』破損事件について」という声明を発表、遺憾の意を表明した。アンネの日記事件は海外でも報道が相次いでおり、国内関係機関の適切な対応が求められている。 公立図書館における「アンネの日記」破損事件について(声明) 最近の報道によると、東京都内の複数の公立図書館で、蔵書の「アンネの日記」及び関連図書が、複数ページにわたって破り取られるという事件が起きている。その被害状況は都市部の3市5区に及び冊数は300冊に上るとの報道もある。 図書館の蔵書は、単に公の物理的財産というにとどまらず、人類共有の知的・文化的な財産である。公立図書館は、そのような人類共有の知的・文化的財産を市民が共有し、広く市民の読書に提供し、次の世代に伝えていくことを任務としている。
「アンネの日記」やその関連図書のページが大量に破られるという被害が昨年から今年にかけ、東京都内の公立図書館で相次いでいる。被害は少なくとも250冊以上になるとみられ、範囲も23区だけでなく市部にも及ぶ。 「アンネの日記」は第二次世界大戦中にオランダでナチスのユダヤ人迫害から逃れるために屋根裏に住んだ少女、アンネ・フランク(1929〜1945)がつづった日記。世界的なベストセラーとなっており、児童書コーナーに置かれているものもあることから、図書館側では警察に被害届を出すなど警戒を強めている。 ハフィントンポストが2月20日現在、確認できただけでも、新宿区、杉並区、豊島区、中野区、練馬区、東久留米市、西東京市の各図書館で、合計250冊以上の本が被害にあったとみられる。いずれも「アンネの日記」やその関連図書などで、本の内部が何十ページにわたって破られるという手口だった。書籍にある特定の記述を狙っ
図書館総合展「"武雄市図書館"を検証する」全文(樋渡啓祐市長、糸賀雅児教授、CCC高橋聡さん、湯浅俊彦教授)−激論、進化する公立図書館か、公設民営のブックカフェか? オープンから半年で来館者数50万人を突破した佐賀県武雄市の。TSUTAYAで知られる「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)を指定管理者とし、図書カードにTポイントカードを導入したり、スターバックスカフェを併設したりと、これまでの公立図書館のイメージを覆す図書館として注目を集めている。しかし、一方でその手法は図書館界から多くの批判も受けてきた。全国の図書館関係者が一堂に集うイベントでは10月30日、フォーラムを開催。武雄市の、武雄市図書館を担当するCCCプロジェクトリーダー、高橋聡さん、図書館政策や全国の図書館づくりに関わっている慶應義塾大学文学部の糸賀雅児教授をパネリストに、立命館大学文学部の湯浅俊彦教授をコーディネ
4月15日、ボストンマラソンを狙った爆破事件が発生した。死者3名、負傷者170名以上という大惨事となったこの事件は、その後チェチェン人系の兄弟が容疑者として浮かび上がり、兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者が警察との銃撃戦で死亡、弟のジョハル容疑者は重傷の状態で逮捕されるという結末を迎えている。この記事を書いている時点では、兄弟はニューヨークのマンハッタンでも同様の爆破行為を計画していたとも伝えられており、犯行動機や共犯者の有無といった点でまだまだ不明確な部分が多い。しかし兄弟が仕掛けた圧力釜爆弾によって多数の犠牲者が出たことは事実であり、どんな理由にせよこのような犯行は許されるものではない。 ところが驚いたことに、今回の爆破事件を「警察による陰謀」「負傷者は役者でありヤラセ」と主張する記事がネット上に散見される。ここではあえてリンクしないが、現場で撮影された多数の写真を「分析」して、負傷者
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