JR北海道は19日、雪の影響により午後6時時点で特急など在来線計133本の運休・部分運休を決めたと発表した。札幌―旭川間を結ぶ「ライラック」や「カムイ」、札幌―網走間の「オホーツク」など特急は39本、札幌―新千歳空港駅間を結ぶ「快速エアポート」も2本運休した。函館線の岩見沢―旭川間は午前6時ごろから普通列車を終日運休にした。特急は同日夕から順次運転を再開し
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東京臨海部と都心を結ぶバス高速輸送システム「東京BRT」を、豊洲・台場方面へ延伸する計画がようやく動きだした。元々は2021年夏の五輪後に開始する予定だったが、数々の誤算に振り回されて難航。今年11月末にバス事業者が運行に必要な認可を国に申請し、来春にも運行が始まる見通しとなった。一歩前進はしたものの、課題は依然として残っている。(特別報道部・岸本拓也)
飯田市で22日、JR東海がリニア中央新幹線長野県駅(仮称)の安全祈願・起工式を開く。リニア県内工事では一つの節目となるが、駅周辺の座光寺地区では開業後の騒音問題の懸念が解消していない。同じ周辺の上郷飯沼北条地区では立ち退きを迫られ、補償費に不満を持つ住民や事業者に資材高騰が追い打ちをかける。課題を積み残したまま、周辺整備を含めた駅一帯の工事が本格化…
来年3月に開業する福岡市地下鉄七隈線の延伸区間(天神南-博多、1・4キロ)に新設される「櫛田神社前駅」(博多区)が完成し18日、市民向け公開イベントがあった。 >>櫛田神社前駅は「伝統」と「環境」 新駅はコンコースに博多人形や博多織を展示。イベントには家族連れなど全国から約1300人が参加した。...
広島市安佐北区白木町のJR芸備線井原市駅近くの農地に18日、発光ダイオード(LED)電球付きの棒を地面に差して並べたイルミネーションがお目見えした。芸備線の利用促進を目指して住民たちが設置。来年2月末まで光らせる。
道内は19日、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、上川や空知管内などでまとまった雪が降った。冷え込みも強まり、上川管内占冠村で氷点下24・3度と、道内の今季最低を記録した。雪の影響で、JR北海道は午後1時半現在、特急など133本の運休、部分運休を決めた。JRは岩見沢―滝川駅間の除雪に時間を要しており、同区間の復旧のめどは立っていない。降雪は20日まで続く見通しで、札幌管区気象台は大雪による交通障害に注意を呼び掛けている。 JRによると、運休を決めた133本のうち、特急は札幌―旭川駅間、札幌―稚内駅間などの39本。JRは、特急の運行が再開できるよう優先して除雪を進めている。函館線岩見沢―旭川間の普通列車は終日運休になる見通しだ。
Published 2022/12/19 12:14 (JST) Updated 2023/01/05 11:12 (JST) JR九州の在来線観光列車「ふたつ星4047」の車内ラウンジで16日、長崎県諫早市の伊木力みかんの販売が始まった。来年2月ごろまで。 ふたつ星は西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の開業に合わせ9月23日から運行。車内では「伊木力みかんジュース」を販売している。収穫期に入り「果実そのものの味を楽しんでほしい」と、1袋(5個)500円で販売する。水切れがいい段々畑で栽培したため、甘みと程よい酸味が特徴という。 ミカン農家の平野秀敏さん(38)と瀧口重隆さん(57)がふたつ星に乗車し、乗客に無料で配布してPRした。平野さんは「ふたつ星の車窓からも伊木力地区が見える。ミカンを食べながら、景色を楽しんで」と話した。
鉄道が結ぶ縁を大切にしたいと話す村木さん。店先には「SLばんえつ物語号」のヘッドマークなどを展示している。 SLの動輪やヘッドマーク、使われなくなった鉄道の警報機…。JR磐越西線の新潟県側の発着点・新津駅(新潟市)近くに軒を連ねる四つの商店街は「にいつ鉄道商店街」と銘打ち、貴重な鉄道資料の数々を通り沿いや店舗に展示している。まるで、通りが一つの博物館のようだ。 磐越西線、信越線、羽越線が交る鉄道のまち新津は昭和30年代ごろ、「勤労者の4人に1人が鉄道関係者」と言われた。この地から、磐越西線を代表する観光列車「SLばんえつ物語号」は生まれた。 「SLは新津の人たちにとって、愛すべき特別な存在なんだ」。鉄道商店街の一つ「にいつ0番線商店街」の専務理事、村木政寛さん(45)がSLゆかりの品を手に熱く語る。 物語号として新津-会津若松駅間を走るのは、貴婦人の愛称を持つSL「C57-180」。新津を
停電の影響で東海道新幹線が一時運転を見合わせ、三河安城―名古屋間で停車する車両=18日午後4時28分、愛知県刈谷市 18日午後1時ごろ、東海道新幹線の豊橋(愛知県豊橋市)―名古屋(名古屋市)間で停電が発生し、東京―新大阪間の上下線で一時運転を見合わせ、一部区間では見合わせが約4時間に及んだ。JR東海は、愛知県安城市内の架線が断線したことが原因としている。復旧作業を進め、安全を確認し午後5時に運転を再開した。 停電の影響で東海道新幹線が一時運転を見合わせ、三河安城―名古屋間で停車する車両=18日午後4時28分、愛知県刈谷市JR東海によると、停電発生から約20分後に一部送電が回復し上り線のみ運転を再開したが、下り線架線の復旧作業のため午後1時40分ごろから再度、上下線で運転を見合わせていた。
一部の照明が点灯しているものの薄暗い「のぞみ18号」の車内=愛知県内で2022年12月18日午後4時44分、谷口豪撮影 18日午後1時ごろ、東海道新幹線の名古屋―豊橋間で停電が発生し、東京―新大阪間の上下線で一時運転を見合わせた。JR東海によると、午後5時から順次運転を再開したが、乗客は4時間余り車内で足止めされ、各地の駅では運転再開を待つ人たちで混雑した。 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」の取材のため、新大阪駅から東京駅に向かっていた記者も影響を受けた。 乗車していた「のぞみ18号」は午後1時ごろ愛知県内でいったん停車。動き始めた約10分後に同県岡崎市付近で再び止まり、車内も停電した。午後2時すぎに相当な時間がかかるとのアナウンスがあると、あちこちからため息が漏れた。
大学生が装飾した「星空を駆ける夜行列車」=北九州市小倉北区で2022年12月18日午後3時25分、日向米華撮影 小倉商業高(北九州市小倉南区)と西南女学院大(同市小倉北区)の生徒、学生がプロデュースした北九州モノレールの特別列車(4両編成)が18日、運行された。生徒らは「クリスマス」などコンセプトを決め、天井から床まで細かく装飾。趣向を凝らした一夜限りの特別列車が小倉の街を駆け抜けた。 新型コロナウイルス禍で日常生活を制限された高校生と大学生が、共同で地域活性化に取り組む「つなぐヒカリプロジェクト」の一環。モノレールを運行する北九州高速鉄道(本社・小倉南区)の協力を得て実現した。 同高の「課題研究」の授業で観光ビジネスを選択している生徒15人と、同大観光文化学科の学生10人がプロジェクトに参加。10月からイベントの内容や車両のコンセプトなどについて議論を重ね、12月に入り本格的に装飾の準備
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DIAMONDランキング&データ ダイヤモンド編集部のデータ班がお届けするランキング連載。ランキングを通して産業や企業の序列を浮き彫りにする。 バックナンバー一覧 JR各社の「全176路線」について、廃線の危険度が高い路線を独自試算でランキングした。今回は、JR北海道12路線の廃線危険度ランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部) JR北海道12路線の廃線危険度 赤字続きの鉄道路線を巡り、存廃の議論が進み始めている。2022年7月、国土交通省の有識者会議が、「輸送密度」(1キロメートル当たりの1日平均旅客数)が1000人未満の線区について、国と自治体と事業者が改善策を協議する仕組みを設けるよう提言。さらに、これに前後するタイミングで、JR西日本とJR東日本がそれぞれ初めてローカル線の赤字額を公表した。 こうした流れを受けて、地方では「地元の路線がなくなってしまう」との危機感が強まっている
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 JR西日本は12月9日、2023年春に開業予定の大阪駅の新ホーム、通称「うめきた新駅」を中心とする運行概要を発表した。世界初となる二つの設備を導入した新駅の技術的進化とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達
鉄道車両が工場で組み立てられたり、完成後に車両基地に運び込まれたりといった、鉄道車両ができるまでの過程をテレビやインターネットのニュースで見たことがある人は多いだろう。 では、役割を終えた車両はどうなるか。JRや大手私鉄の車両の中には、地方の中小私鉄や第三セクター鉄道に移管されて引き続き運行を続けるものもある。だが、こうした車両は全体から見ればごく一部にすぎない。大半の車両は解体されて、鉄、非鉄金属、レアメタルなどに再資源化され、国内の製造業に売られていく。誰がどのようにこの業務を行っているのか。ここで紹介するのは、富山県高岡市に拠点を置く、あるリサイクルメーカーの話である。 もっとスマートにリサイクルできる 「まだ、こんなふうにやっているんだ」――。 富山県内で自動車などの資源リサイクル事業を手掛ける豊富産業の高倉康氏(やすし)社長(68)が、思わずこんな感想をもらした。今から20年ほど
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