今回も富山支局の国司田拓児支局長が富山県の様々な動きをお伝えします。まず紹介するのは公共交通についてです。JRのローカル線を次世代型路面電車(LRT)に転換して乗客の増加に成功した事例のほか、欧州の手法を取
今回も富山支局の国司田拓児支局長が富山県の様々な動きをお伝えします。まず紹介するのは公共交通についてです。JRのローカル線を次世代型路面電車(LRT)に転換して乗客の増加に成功した事例のほか、欧州の手法を取
国交省は地域公共交通活性化再生法などを改正し、地方自治体と事業者の対策を後押しする。 道路整備などに用いる自治体向けの「社会資本整備総合交付金」の対象に、新たに鉄道やバスを加える。自治体が事業者と共同で策定する地域交通に関する事業の実施計画を、国が認定した上で支援する。 鉄道については運行時間の短縮や駅の利便性向上のための投資を、バスは路線再編やEV(電気自動車)車両の導入などを想定する。キャッシュレス決済といったデジタル化の取り組みも含め、これらの経費の原則半額を国が支援する。 ローカル鉄道を巡っては法改正を経て、2023年度以降に存廃議論が本格化しそうだ。自治体と事業者双方の意向をふまえて国交相が協議会を設置し、バス路線への転換や活性化策の導入の結論を出すよう求める。運賃改定に関しては自治体と事業者の合意があれば、国の認可を不要とする「協議運賃」を創設する。 路線バスでは自治体が事業者
札幌市交通事業振興公社は3月31日まで、路面電車(市電)沿線の飲食店や小売店など47カ所で、市電の乗車料金が1回分無料になるチケットを配布している。同社は「チケットで沿線のお店などを周遊し、新たな魅力を発見してもらえれば」と話している。...
コンビニエンスストア最大手の「セブン―イレブン・ジャパン」(東京)は17日から、JR森駅の名物駅弁「いかめし」を製造販売する「いかめし阿部商店」(渡島管内森町)が監修した「いかめしおむすび」(183円)を全国のセブン―イレブン約2万店舗で販売する。同商店秘伝のレシピで煮付けたイカを煮汁で炊いたご飯で包んだ。...
【新得】沿線自治体がバス転換論議を進めることを確認したJR根室線富良野―新得間について、町民有志でつくる「根室本線の災害復旧と存続を求める会」は、存続を求める署名活動に取り組む。20日午後6時半からは町公民館で緊急会合を開き、理解を求める。...
遮断機も警報機もない「第4種踏切」での重大事故を防ぐため、JR西日本は、通行者に横断前の一時停止を促すゲートの新設を進めている。2021年以降、中国地方では22年末までに7カ所に設置。これまで設置場所での事故は確認されていないという。同社は地元の理解を得ながら増設していく方針だ。 JR芸備線中三田駅(広島市安佐北区)構内の畑踏切では、22年5月にゲートを設けた。「左右かくにん おしてすすむ」と書かれたオレンジ色のバーが目を引く。バーは高さ約90センチの発泡スチロール製。歩行者や自転車利用者が押すと水平に動いてゲートが開き、数秒で自動的に元の位置に戻る。 JR西日本中国統括本部によると22年10月現在、
北陸新幹線金沢―敦賀間が2024年春、開業する。福井県にとって「100年に一度」と言われる転換期を迎え、交流人口の増加や観光地の活性化、福井の知名度アップに期待が高まる。 福井―東京間は乗り換えなしで結ばれ、乗車時間は3時間を切る。福井県内に整備される4駅周辺では再開発が進み、まちを活性化させる大きなチャンスを迎えている。北陸3県は1時間圏内でつながり、長野、高崎、大宮といった信州、北関東地域も近くなる。 その半面、ストロー現象で首都圏への人材流出に拍車がかかる恐れがある。北陸と大阪、名古屋を結ぶ特急は敦賀止まりとなり、福井と結び付きが強い関西・中京圏との行き来が不便になる。北陸線は第三セクター化され、他県の状況をみると厳しい運営も予想される。 北陸新幹線がさらに小浜、京都を経て大阪までつながれば、日本海側に新たな国土軸が生まれる。しかし、敦賀以西の23年度当初の着工は22年末に先送りが決
デゴイチの「汽車ぽっぽ」を聞かせたい-。水戸市千波町の千波公園に展示されている蒸気機関車(SL)D51(愛称・デゴイチ)について、保存会が半世紀前の運行時に響いていた汽笛を鳴らす計画を進めている。主にイベント用を想定し、12月に同市内で開かれるG7茨城水戸内務・安全担当大臣会合を見据え、観光面での千波公園周辺の魅力アップや車体保存の機運盛り上げにつなげたい考えだ。保存会は「ポオーッという力強い音を復活させ、市民が誇りを持てるデゴイチにしたい」と意気込む。 水戸市などによると、デゴイチは1941年製で、全長19・73メートル、全幅2・8メートル、全高3・98メートル。常磐線の貨物列車として活躍し、水戸機関区で約14年稼働した。70年11月に廃車となるまで約30年間働き、71年8月に現在地に移された。汽笛は、車体上部にある高さ約30センチ、直径約10センチの一部円筒状の部品で、金色の塗装が際立
2022年12月に行われた車両の搬出作業。豪雨の影響で、米坂線の線路に取り残されていた=2022年12月13日、山形県小国町 2022年8月に新潟県の県北地域などを襲った豪雨で被災したJR米坂線について、新潟県と山形県の沿線自治体の首長らが16日、JR東日本新潟支社を訪れ、早期の復旧などを求める要望書を渡した。 非公開で行われ、新潟県からは村上市の高橋邦芳市長、関川村の加藤弘村長と佐瀬浩市・県交通政策局長が出席。JR東は小川治彦新潟支社長らが対応した。 要望書では、早期の全線復旧や利用者の利便性に配慮した代行バスの運行...
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
豊橋市内を走行する豊橋鉄道市内線(市電)の愛好家らでつくる「とよはし市電を愛する会」が、機関誌「市電文化」をリニューアルした。白黒からカラーに変更し、インターネットと連携したコミュニケーションツールとしての活用を目指す。...
つくばエクスプレス(TX)の県内延伸について検討する茨城県の第三者委員会(委員長・岡本直久筑波大教授)の会合が十六日、県庁であり、延伸方面を一つに絞った提言案が事務局の県交通政策課から示された。来月九日の次回会合で提言をまとめ、大井川和彦知事に提出する。 非公開の会合終了後、同課の寺田明弘課長が取材に説明。ただ、延伸方面を筑波山、水戸、茨城空港、土浦の四案のうちどれに絞ったかは明らかにしなかった。案には、結論に至った経緯や延伸実現に向けた課題なども盛り込んだ。
地方圏の交通事業者が経営危機に陥っています。地域公共交通総合研究所の調査報告(2022年8月)によると、回答事業者の3社に2社が、債務の返済が困難と回答しました。また、地方鉄道については、国土交通省の検討会が、バスなどへの転換も一つの選択肢とする形で、鉄道事業者と地域との協議を促す提言をまとめました。今回の事態は、新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけでしたが、こうした状況はコロナ前からある
新型コロナウイルスの流行で大打撃を被った鉄道業界。なかでも私鉄最長の路線を持つ近鉄グループホールディングス(GHD)は大幅な事業の見直しを迫られた。ホテルでは資産売却を含めた構造改革を進めたほか、2022年8月には国際物流の近鉄エクスプレスを完全子会社にした。安定収益源の鉄道も人口減の逆風が吹く。今後の針路を探った。「近鉄エクスプレスは売却すべきではないか」。関係者によると、近鉄GHDのもとに
札幌市交通事業振興公社は、バーチャルシンガーの「初音ミク」の冬季版「雪ミク」がデザインされた札幌市電(路面電車)の記念乗車券の販売を始めた。市電の車体に雪ミクが描かれたラッピング電車(雪ミク電車)の運行が終了する3月26日まで、限定3000セットを販売する。 雪ミク電車は市電の利用促進を目的に、同公社と初音ミクの生みの親で市内のIT企業「クリプトン・フューチャー・メディア…
昨年8月の記録的豪雨で被災し、一部区間で運休が続くJR米坂線について、本県と新潟県、両県の沿線自治体は16日、JR東日本新潟支社に対し、早期復旧を求める要望書を提出した。 米坂線は豪雨の影響で、飯豊町の小白川 橋梁 ( きょうりょう ) が崩落し、線路が土砂で埋まるなど被害が多発。今泉(長井市)―坂町(新潟県村上市)間が運休し、代行バスの運行が続く。 本県は被災直後、JR東の本社と同支社に復旧を求めて要望活動を行ったが、この日の要望書は両県知事と、両県沿線の米沢市や川西町、新潟県関川村など7市町村長の連名で提出した。米坂線の早期全面復旧のほか、米沢―坂町間の主要駅のみ停車するバス創設など利用者の利便性に配慮した代行バスの運行、小白川橋梁手前の羽前椿―今泉間の段階的な運行再開などを求めた。 要望活動は非公開で実施。県総合交通政策課によると、本県側から出席した平山雅之副知事は、米坂線の沿線活性
発言小町 「発言小町」は、読売新聞が運営する女性向け掲示板で、女性のホンネが分かる「ネット版井戸端会議」の場です。 ヨミドクター yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞の医療・介護・健康情報サイトです。 大手小町 大手小町は「どんな私も、好きになる。」をテーマに、キャリアや恋愛・結婚、ジェンダーにまつわる情報を発信するサイトです。 idea market idea market(アイデア マーケット)」は、読売新聞が運営するクラウドファンディングのサイトです。 美術展ナビ 読売新聞が運営する美術館・博物館情報の総合ポータルページです。読売新聞主催の展覧会の他、全国美術館の情報を紹介します。 紡ぐプロジェクト 文化庁、宮内庁、読売新聞社で行う「紡ぐプロジェクト」公式サイト。日本美術と伝統芸能など日本文化の魅力を伝えます。 読売調査研究機構 東京、北海道、東北、中部、北陸を拠点に、著名な講
東海道新幹線の車両基地内で、発着や清掃、検査などのため頻繁に列車を動かす業務を効率化しようと、JR東海は専用ダイヤの自動作成システムを導入する。昭和39年に東海道新幹線が開業して以来、日ごとに変わる車両基地のダイヤは、熟練の担当者が手作業で作ってきた。システムは令和6年度から運用する方針で、ベテランの技能だけに頼ることなく、作成時間の短縮を図る考えだ。 JR東海によると、システムを導入するのは、大井(東京都品川区)と鳥飼(大阪府摂津市)の各車両基地。1日平均120本ほどの列車が出入りする大規模な基地で、検査や修繕計画に基づき所定の施設に移すといった複雑な動きを専用ダイヤで管理している。 ダイヤは、知識や経験が豊富な担当チームが紙やパソコンを使って作成。こうした手作業を旧国鉄時代から半世紀以上続けてきた。JR東海は「社員教育など準備を万全にする」としている。
イングランド最北端のスピッタル付近を走行するクラス800(日立製作所提供)新興国を中心に相次ぐ高速鉄道計画で中国や欧州勢に後れを取り、「ガラパゴス化」が懸念されていた日本の鉄道技術が今、存在感を発揮しつつある。日本の鉄道車両メーカーが鉄道発祥国の英国で高速車両の製造や保守業務などを次々と受注。欧州最速を誇る次世代高速車両の受注も成功した。「メード・イン・ジャパン」復権の切り札は、新幹線で培われた世界に冠たる高い安全性と信頼性、そして納期を順守する誠実な姿勢だ。 1547両の大量受注「大変快適だった」。故エリザベス女王は2017年6月、英国で走り出した日本製の高速車両に乗り、こんな感想を漏らした。最高時速200キロ。ディーゼルエンジンの発電システムを搭載し、電化区間から非電化区間にも直通運転ができるのが特徴だ。「クラス800」と呼ばれている。鉄道発祥の地の英国で、17年から運転を開始した。
JR木次線の新しいラッピング列車が13日から運行を始めた。 ラッピング車両は4種類。この日、木次駅(島根県雲南市木次町)では、斐伊川沿いの桜並木をテーマにピンク色とブランドカラーの「きすきいろ(山吹色)」でデザインし、大きく「RAIL is BATON.」のキャッチコピーが書かれた車両のお披露目式があった。地元の園児らが記念乗車し、駅でテープカットも行われた。 木次線では、観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が来年度で運行を終了する予定。ラッピング車両は、沿線自治体やJR西日本などでつくる木次線利活用推進協議会が新たな観光推進策として企画した。事業費用約2500万円は観光庁の補助金と、県と周辺自治体の負担でまかなう。 出雲神話の水色、たたら製鉄の灰色、棚田の黄緑色と、それぞれきすきいろを組み合わせたデザインの3両も、21日までに走り始める。(榊原織和) ","naka5":"<!-- BFF
石州瓦の家々や神社の赤い鳥居、力強く走る蒸気機関車――。島根県津和野町の町並みを再現したジオラマ作りが、同町後田のJR津和野駅で進んでいる。 昨年に開業100年を迎え、津和野駅舎が新しくなったのを機に、町観光協会と、新山口―津和野両駅間を走るSL「やまぐち」号をPRする「SLやまぐち地域振興会」が企画。10月から、観光協会が入る駅舎の観光案内窓口付近で制作を始めた。 ジオラマは長さ4・5メートル、幅1メートル。駅を中心に120棟ほどの建物を配置。津和野のシンボル、青野山や津和野城跡、赤い鳥居の太皷谷稲成神社も再現した。「やまぐち号」の撮影スポットとして有名な本門前踏切もあり、ジオラマの周囲のレールで蒸気機関車の模型を走らせている。 模型店でアルバイトしたことがある観光協会の福田聖馬(しょうま)さん(25)を中心に制作。完成にかなり近づいているものの、「駅前ロータリーや青野山の茶畑など、まだ
JR四国などは今年、開業35周年を迎える瀬戸大橋線を走る快速マリンライナーの車体側面に13日から初のステッカー広告の掲出を始めた。2025年にJR高松駅の隣に香川キャンパスの移転を予定している徳島文理大学が最初の広告主となった。 JR四国の関連会社、ジェイアール四国企画によると、JR西日本が大阪環状線などを走る323系電車に同様の広告を掲出していることから、マリンライナーの自社車両でも実施を決めたという。半年間の実証実験を経て色あせやはがれがないことを確認した。 広告が掲出された電車は、JR四国が所有する高松寄り3両の5000系電車のうち、2階建ての先頭車を除く普通車2両。広告は各車両のドアの横に計12カ所貼り付けられた。広告料は1年間180万円。残りの5編成のうち2編成の広告主もすでに決まっているという。 徳島文理大は現在、さぬき市志度にある香川キャンパスを高松駅の隣地へ移転するため、新
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く