関東鉄道は基幹路線の常総線が開業110周年を迎えた1日、記念セレモニーを実施した。地元の小学生が参加して出発式を開いたほか、110周年を記念するヘッドマークを作成。列車の先頭に掲示して祝賀ムードを盛り上げる。記念式典には水海道小学校(茨城県常総市)の生徒12人が参加。同小学校を卒業した関東鉄道の社員4人も加わった。式典では生徒らがヘッドマークの除幕式に参加。
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大阪梅田駅の移設開業50周年を記念したヘッドマークを付けた阪急神戸線の記念列車=1日午前、大阪市北区、同駅 阪急電鉄の大阪梅田駅(大阪市)が現在地に移設開業して23日で50周年となるのを前に、神戸、宝塚、京都の各線で1日、半世紀を祝うヘッドマークを掲げた記念列車が運行を始めた。車内には、9線10ホームを擁する国内私鉄最大級のターミナル駅の歩みを伝えるポスターが掲示されている。 1910(明治43)年、前身の箕面有馬電気軌道が、現在の阪急百貨店うめだ本店の場所に梅田駅を開業した。乗降客の増加に対応するために66年、駅の移設拡張工事に着手。73年に現在の駅が完成し、2019年に現駅名に改称した。 平日約1600本、土曜と休日は約1400本の電車が発着し、改札機は計84台。22年の1日当たり乗降客数は約40万人で、新型コロナウイルス禍前は約50万人に達していた。 記念列車は11月30日まで各線で
軽乗用車とLRTが衝突した事故現場=31日午後9時55分、宇都宮市陽東2丁目(画像は一部加工しています) 31日午後9時35分ごろ、宇都宮市陽東2丁目の県道交差点で、次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール上り線の車両と軽乗用車が衝突した。けが人はいなかった。 宇都宮東署によると、LRT関係者が110番した。車を運転していたのは宇都宮市、アルバイト男性(59)で、転回しようとした際にLRTと衝突したという。同署は事故原因などを調べている。 LRTが関係する交通事故は8月26日の開業以来、4件目。 「衝突」の記事一覧を検索
受け入れの意思表示はしたものの、保存場所が決まらなければ、車両は「難民」になってしまう。まずは、小田原市に相談を持ちかけたが、「時間的な制約があり、予算確保を含め、交渉の土台に乗せるのが難しかった」(平井さん)という。 また、場所さえ確保できれば、どこでもいいというわけではなく、かつての軌道線の路線沿いで、ある程度の人通りがあり、人の目に触れる場所でなければ保存する意味が薄く、保存場所の選定は難航した。 悩んでいた時期に、救いの手を差し伸べてくれたのが、小田原が生誕の地である二宮尊徳(金次郎)をまつる報徳二宮神社の宮司、草山明久さんだった。当時、同神社が運営するまちづくり会社が、新施設「箱根口ガレージ報徳広場(以下、報徳広場)」のオープンに向けた準備を進めているところだった。 報徳広場は、昼間は観光客向けにカフェ・レストランを運営することで収入を得、夜はそれを原資として、子どもを中心に地元
智頭急行とJR西日本、鳥取県は1日、鳥取と関西を結ぶ特急スーパーはくとに、国民的アニメ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した特別車両「スーパーはくと名探偵コナン号」のデザインを発表した。12月3日から運行し、JR倉吉駅で出発式を開く。特別車両の運行時間は、県まんが王国官房のホームページで確認できる。 車両のヘッドマークに、同作の主人公「江戸川コナン」と「はくと」にちなんだ白ウサギを、車両側面には、キャラクターたちが窓から外側を眺めているかのように描かれている。内装は、乗客が一緒に旅を楽しめるよう、客車ドアやデッキ、ロールカーテンなどにキャラクターを配し、同作の世界観を演出する。 県は2025年春に県立美術館開館と大阪・関西万博実施、27年に青山剛昌ふるさと館の移転新築を控える。県と両社は特別車両を観光コンテンツの一つと位置付け、運行により関西方面や国内外に鳥取の魅力を発信し、交流人口の拡
新潟市⇔上越地域の鉄道高速化構想、関係地域の県議会議員の意見は?必要性は一致、4ルート案は“本命不在” 割れる賛否、議論には材料不足の声も 新潟市と上越地域を結ぶ鉄道の高速化を目指し、新潟県が検討委員会を設置し議論を進めている。検討委員会ではこれまでに、四つのルート案が示された。両地域のアクセス改善は新潟県政の長年の課題で、県議会でもたびたび議題になってきた。関係する地域選出の県議会議員(県議)の間では、高速化の必要性は共通認識となっているが、どのルートが適しているかについては意見が割れている。県は事業費の試算など詳細はまだ提示しておらず、「議論できる段階にない」との声も聞かれる。 新潟-上越地域間の鉄道高速化って何?4つのルート案とは? 新潟-上越地域間の鉄道高速化、新潟県が総事業費の見通し 花角知事、鉄道高速化は「羽越新幹線の実現念頭」 「上越から(感覚的に)近い県庁所在地は、長野市、
雪のシーズンが近づく中、JR西日本は除雪を担うラッセル車の整備作業を2日、報道陣に公開した。社員がボルトの緩みや動作を確認し、山陰の冬に備えた。 ラッセル車は全長約27メートル、高さ約4メートル、重さ56トン。雪を外にかき出す「ウイング」や、レール上の雪をかく「フランジャー」といった除雪装置が取り付けられ、レールの高さを超える積雪が予想される場合に出動する。2022年度は延べ7日間出動した。 この日は、後藤総合車両所運用検修センター(米子市目久美町)で、整備作業が公開され、社員がボルトの緩みを確認する打音検査を行ったほか、ウイングやフランジャーの動作を確認した。 車両管理係の武良龍太郎さん(32)は「山陰の鉄道の冬を守る重要な車両。安全に運行できるよう整備を進めたい」と話した。6日以降、山陰本線や因美線、伯備線で試運転し、11月25日に山陰エリアに3両を配備する。(古瀬弘治)
リニア中央新幹線の「第一南巨摩トンネル」の貫通を祝う式典で万歳する関係者ら=10月13日午前、山梨県富士川町静岡県の川勝平太知事が突如反対に転じた〝ちゃぶ台返し〟とともに急浮上したリニア中央新幹線静岡工区問題は、それから6年が経過した今も同県の徹底抗戦が続いている。環境保全について議論する国の有識者会議で早ければ11月にも報告書がまとめられることに対し、川勝氏は「問題点が解決したこととは全く異なる」と牽制(けんせい)。全体の議論の進捗(しんちょく)状況を「1合目」と言い放った。一方、品川-名古屋間の工事契約は約9割が締結済みとなり、初のトンネル開通事例も出てくるなど整備は着々と進んでいる。 「細部を落としてでも(議論)全体をまとめていこうという姿勢が見える。それは先生流なので良いかと思うが、問題点が解決したこととは全く異なる」 川勝氏は10月10日の定例記者会見で、国土交通省の有識者会議に
JR西日本の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」が、1日でサービス開始から20年を迎えた。発行枚数は約3千万枚に上り、最近はスマホで利用できるサービスも始まった。大阪駅では記念セレモニーがあり、関係者らが節目の日を祝った。 大阪駅のアトリウム広場で開かれたセレモニーで、JR西の長谷川一明社長は「人、まち、社会のつながりをもっと深め、皆様により快適に様々なサービスを利用してもらえるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。この後、ICOCAのこの20年の歩みが紹介され、マスコットキャラクターの「イコちゃん」のモニュメントと、記念のケーキがお披露目された。 ICOCAは、2003年11月に近畿圏254駅でサービスを開始。13年3月には、JR各社や私鉄などの交通系ICカード10種類が相互に使えるようになり、利便性が向上して利用が広がった。13年3月に約785万枚だったICOCAの発行枚数は、今
京成ホテルミラマーレ(千葉市中央区)は、客室で本物の運転台を使って電車の運転体験を楽しむ宿泊プランを始めている。10月から運用が始まり、すでに約30人が利用。当面の週末はすでに予約が埋まるなど人気となっている。 「京成電鉄3400形トレインルーム」と題した宿泊プランで、客室には引退した車両の実物の運転台を設置。実際に撮影された車窓の映像が55インチのモニターに映し出され、シミュレーターで運転を体験することができる。運転士から聞き取り、ブレーキのかかり具合まで細かく調整するなどリアルな運転感覚を追求した。 車掌台や乗務員室扉、3人掛けシート、スイッチや計器類、中づり広告、銘板など全て実物を利用している。部品の傷やさびも残し、展示品も全てに触れることができる。 同ホテル広報担当の長尾宗二課長はこの宿泊プランについて「寝るためだけにホテルを利用する人が多い中で、泊まることを目的とした人を増やした
【徳島】JR四国は、シニア世代の運賃、特急料金を割り引きする「四国エンジョイクラブ」の単独会員のサービスを2026年3月末で終了すると発表した。 同社販売促進課によると、同クラブの単独会員は男性60歳以上、女性55歳以上で入会できる。年会費1500円で、JR四国と土佐くろしお鉄道(JRと連続利用の場合のみ)の71キロ以上の区間の運賃、特急料金が3割引きとなる。 03年からサービスを開始し、コロナ禍前の単独会員数は1千人以上だったが、現在は400~500人程度に減少していた。高い割引率が同社の営業施策にそぐわなくなっていることや、業務のスリム化などもあり、サービス終了を決めたとしている。 新規入会の受け付けは来年3月末まで、更新手続きの受け付けは25年3月末までとなる。また、利用の際は往復の乗車券、特急券を事前に購入するのが条件だったが、来年4月以降は往復乗車券のみの購入でも利用できるように
東京都心から板橋区内を通り、埼玉県南西部のベッドタウンを横断する、首都圏屈指の通勤路線・東武東上線。和光市駅からは東京メトロ有楽町線・副都心線への直通運転も行うなど、その存在感はまったく大きなものになっている。 池袋直通列車から乗り換えた先 そんな東上線が結んでいるのは、池袋―寄居間の75.0kmだ。地下鉄直通列車を含め、都心から乗り入れているのは森林公園駅か小川町駅まで。だから、それよりも先に東上線の線路が続いているなんて、多くの人は思っていないかもしれない。東上線ユーザーでも、板橋区内の人などからしたら、森林公園駅、はたまた小川町駅も十分“最果て”である。 それでも、線路は続いている。小川町―寄居間は10.9km。あいだには5つの駅がある。これらの駅を知らずして、東上線を語ることはできない。「埼玉県大里郡寄居町」という、所在地の名を聞くだけでもローカル感が漂ってくるこのエリア、いったい
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