JR東日本は5日、北上線の全線無料キャンペーン(9~12日)の乗車票をほっとゆだ駅(西和賀町)と横手駅(秋田県横手市)で残る計1500枚程度を追加配布する。 反響が大きく、通常ダイヤの上下各9本に加え、北上-ほっとゆだ駅間を往復する各駅停車の臨時列車を運行する。 無料乗車票は10月26日に沿線3市町で配布を始めたが、用意した約5千枚を初日で配り終えた。5日は駅改札で午前10時~午後6時に先着順で配布する。期間中は日中の北上-ほっとゆだ駅間に多くの利用が見込まれ、乗車できない場合もある。
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【夕張】炭鉱全盛期、石炭の輸送拠点だった旧沼ノ沢駅の解体が1日、始まった。北炭真谷地鉱と夕張新鉱の石炭を運び、JR石勝線夕張支線として多くの旅客でにぎわった。住民は「駅舎解体により沼ノ沢が果たした歴史が消え去るようだ」と残念がっている。...
赤電パッケージの菓子 遠鉄ストアが4、5日販売 遠鉄ストアは4、5の両日、遠州鉄道の電車をモデルにしたパッケージのオリジナル記念商品「赤電フィナンシェ&サブレ号」を同ストア全店とマツモトキヨシさぎの宮駅前店で販売する。 遠鉄ストアが販売する「赤電フィナンシェ&サブレ号」=浜松市中区 遠州鉄道創立80周年、遠鉄ストア創立50周年を記念して開発した。菓子のパッケージは紙製の箱で、実際の電車の約66分の1スケールの大きさ。箱の内側には車内の情景をデザインし、赤電の歴史や駅名を記載したしおりも用意した。 菓子はいずれも焼き菓子で、地元洋菓子店「パティスリーフィナンシェ」が製造する。県産米粉を使い、もっちりとした食感のフィナンシェ3個とサクサクとした食感が特徴の2種類のサブレを1個ずつ入れた。 税込み1296円。2日間で600箱を販売予定。売れ行き次第で、以降の販売を検討するという。
富士急行は大幅増益 9月中間、レジャー好調 富士急行が1日発表した2023年9月中間連結決算は、経常利益が前年同期比の2・6倍の47億8900万円、純利益は3・3倍の31億7800万円と大幅な増益になった。コロナ禍の行動制限がなくなり富士五湖のレジャー客が増加した。売上高に当たる営業収益は25・7%増の259億1700万円だった。 レジャー・サービス業の営業収益は20・5%増の132億1200万円。富士急ハイランドは、12年ぶりの大型投資となったバイク型コースター「ZOKKON(ぞっこん)」のオープンなどが寄与して入園者が増加した。人気ゲームとコラボしたイベントを隣接エリアで開催し、グッズや飲食物の販売が伸びた。 運輸業の営業収益は39・8%増の90億6千万円。訪日外国人客の回復により、河口湖につながる鉄道や富士五湖と首都圏を結ぶ高速バスの利用者が増えた。河口湖の遊覧船やロープウエーも好調
静岡県は1日、リニア中央新幹線トンネル工事の自然環境への影響に関する国土交通省専門家会議がまとめた「報告書案」に対する意見書を同省に送付した。県は文書の中で、同会議での議論が不十分なため、このまま案がまとまり、県有識者会議専門部会での協議が再開しても「再度議論する必要が生じる」と懸念を示し、「JR東海に具体的な助言・指導を行うとして立ち上げられた国会議の目的にそぐわない」と強い言葉でけん制した。 国会議の「報告書案」に対する県の意見書の要点 県は、今後も国会議で議論が必要な課題として主に6項目を挙げた。ただ、事務局の国交省鉄道局は年内にも報告書を取りまとめる考え。これまで県が同局に提出した意見書5件はいずれも議論に反映されず、今回も考慮されるかは不透明だ。 県は特に、大井川上流域の沢の水生生物に影響が生じた場合の代償措置の在り方を問題視し、報告書案が「今後のJRと県、静岡市などの協議に委ね
クレーンで車体をつり上げ、台車を切り離した作業=長井市の今泉駅付近 昨年8月の豪雨被害で一部区間が不通のJR米坂線で2日、車両の台車部分の定期メンテナンスのため、車体と台車を切り離し、台車をトラックで陸路輸送する作業が初めて行われた。 山形県長井市の今泉駅近くにJR東日本の社員ら約30人が集まり、車体をクレーンでつり上げて台車と分離し、トラックに載せた。台車は新潟市の新潟車両センターへ運ばれ、車輪の凹凸を削って滑らかにして、乗り心地の改善を図るという。 JR新潟支社によると、被災前は車両を鉄路で移動させ、メンテナンスをしてきた。被災後は今泉―坂町(新潟県村上市)間が不通となり、鉄路の迂回も線路幅が違ってできないため、陸路をトレーラーで輸送してきた。今回は台車のみがメンテナンス対象となり、車体から分離して運んだ。
近畿日本鉄道は2日、名古屋線の近鉄名古屋―桑名と近鉄名古屋―近鉄四日市の特急料金を520円から半額の260円に割り引くキャンペーンを12月2日から始めると発表した。来年1月31日まで。 チケットレスで特急券を予約、購入した場合限定。平日は始発から午前10時までと午後4時以降、土休日は終日が対象となる。会員登録した上で購入すると、購入金額の20%をポイント還元する。朝夕のラッシュ時にも座席に座れるメリットを打ち出し、特急の利用を促したい考え。...
埼玉県さいたま市は2日、市営桜木駐車場(大宮区桜木町)の用地活用事業者について、大和ハウス工業北関東支社(中央区)、大和ハウスリアルティマネジメント(東京)とJR東日本(東京)が10月31日付で正式に優先交渉権者に決定したと発表した。提案されたのは、商業棟やオフィス棟など5棟から構成され、最上階は5階の複合施設で、「鉄道のまち大宮」の発信拠点とする内容が高く評価された。 市は桜木駐車場の敷地約2万7千平方メートルのうち、約1万8千平方メートルを年間1億3800万円で、事業者に貸し付ける。土地の引き渡しは2024年4月を予定し、貸付期間は35年で運営期間は30年。事業者は27年末の供用開始を予定している。市は残る約9千平方メートルの市有地に、広場や道路を整備するという。 有識者による選定委員会の審査講評では「鉄道博物館や大宮駅などの資源との連携や新幹線輸送を活用した東日本圏域との連携、特別な
阪神のリーグ優勝を記念するセールは多くの買い物客でにぎわった=9月15日、大阪市北区の阪神梅田本店(甘利慈撮影) プロ野球日本シリーズで阪神とオリックスによる59年ぶりの関西球団同士の頂上決戦が熱気を帯びている。経済活動にも影響を与え、チームゆかりの百貨店やスーパーがセールを準備。エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは、阪神が38年ぶりの日本一を達成した場合、傘下の阪神百貨店やスーパーで感謝セールを予定する。一方で、傘下の阪急百貨店ではセールを行わない方針だ。同じ企業なのになぜ阪急は阪神セールを開かないのだろうか。 「阪急でもセールをやったらいいのに」 阪神のリーグ優勝後、こうした声がH2O経営陣にも届くというが、荒木直也社長は2日の中間決算会見で「同じ会社だからと、阪急で便乗してやろうというスタンスは取らない」と一蹴した。 9月、阪神が18年ぶりにセ・リーグ優勝したのを記念して阪神梅
阪急電鉄大阪梅田駅(大阪市北区芝田1)が23日、現在の場所に移設開業して50周年を迎える。同日にクイズ大会や子ども向けの制服着用撮影会といったイベントを開くほか、記念入場券などの販売を予定している。同社は「時代とともに大きく変わってきた大阪梅田駅の姿を感じてほしい」と話している。 1910年に阪急前身の「箕面有馬電気軌道」が開業した当初の梅田駅は、現在阪急百貨店うめだ本店などが入る複合商業ビルの南端にあり、駅舎は木造2階建てだった。時代の移り変わりと乗客の増加に伴い、73年に北側の現在の場所へ移設した。2019年に「大阪梅田駅」に名称変更。京都線、宝塚線、神戸線で3線ずつ、私鉄で最大級の「9線10ホーム」を擁するターミナル駅だ。
閉鎖される「ガリバートンネル」をのぞき込む人たち=神戸市中央区で2023年10月26日午後1時11分、関谷徳撮影 アニメ「ドラえもん」に登場するひみつ道具「ガリバートンネル」に形が似ているとして親しまれてきた神戸・三宮にある地下道への連絡口が6日、約90年の役割を終えて閉鎖される。神戸空襲(1945年)や阪神大震災(95年)を耐え抜いた貴重な「歴史的建造物」が失われることに惜しむ声が広がっている。【関谷徳】 空襲、震災耐えた「ひみつ道具」 正式名称は地下道連絡口「A14出入り口」(神戸市中央区)。JR三ノ宮駅前の三宮交差点から東約100メートルの歩道上にある。地上部分はコンクリート製で、半楕円(だえん)形の入り口から全長約5・2メートルある階段(幅約1・2メートル)を計26段下りると駅や地下飲食店街につながる。 市によると「そごう神戸店(現・神戸阪急)」が開店した90年前の1933年には既
クレーンで車両をつり上げ台車部分が取り外された=山形県長井市で2023年11月2日午前9時59分、神崎修一撮影 山形県と新潟県を結び、一部区間で運休が続くJR米坂線で2日、定期的な検査・修繕のため、台車部分をトラックで運び出すための作業が行われた。今泉駅(山形県長井市)での作業が報道陣に公開され、「キハ110系」と呼ばれる重さ約30トンの車両が線路からクレーンでつり上げられ、車輪の付いた台車部分が取り外された後、道路で運ぶためにトラックへ載せられた。 米坂線は2022年8月の豪雨災害で橋りょうが崩壊するなどしたため、今泉―坂町(新潟県村上市)間で1年以上運休し、新潟車両センター(新潟市)など車両基地へ回送できない状態が続く。また、米沢駅から福島方面に至る区間は山形新幹線(奥羽線)が走る都合でレール幅が異なるため、他路線を迂回(うかい)することもできず、車両基地までトラックで搬出することに決
【読売新聞】 昨年8月の記録的豪雨で被災し、一部区間で運休が続くJR米坂線で、JR東日本新潟支社は2日、運行中の米沢駅(米沢市)―今泉駅(長井市)を走行する車両1両の台車2台を修繕するため、新潟市の新潟車両センターに運ぶ作業を今泉駅
鳥取県は、同県北栄町出身の漫画家青山剛昌さんの人気漫画「名探偵コナン」のラッピングを施した智頭急行「スーパーはくと名探偵コナン号」が、12月3日から運行を始めると発表した。来年12月に同社が開業30周年を迎えるほか、2025年の大阪・関西万博も見据えて京阪神からの誘客を強化しようと、第三セクターの同社が鳥取県や国の補助金を受け、車両の改修を進めていた。万博が閉幕する25年10月までは運行し、それ以降は利用客の反応を見ながら検討するという。 鳥取県によると、コナン号は1編成で、外装やヘッドマークにおなじみの人気キャラクターをデザイン。さらに客車の床面やドア、ヘッドレストカバー、ロールカーテンなど内装にもキャラクターをあしらい、作品の世界に浸れるように趣向を凝らしているという。 25年春に県立美術館(倉吉市)が開館するほか、27年には青山剛昌ふるさと館(北栄町)の移転新築も予定されており、県ま
運休が続くJR美祢線について、復旧後の利用促進策を検討するワーキンググループ(WG)の初会合が10月30日、美祢市役所であった。これまでの利用状況や利用促進策の取り組みを関係者が確認した。JR西日本は一方、乗客減が将来も続くとの見方を示し、地域の公共交通のあり方についても議論の対象に加えるよう改めて提案した。 WGは、路線の復旧・再開を見据え、利用促進策を実務者らで話し合う目的でJR美祢線利用促進協議会(会長=篠田洋司美祢市長)内に設置された。初会合に県や美祢、長門、山陽小野田の沿線3市の担当者、JR西日本広島支社の木村善栄・地域交通課長(山口担当)ら15人が参加した。冒頭を除き、非公開だった。 JR西は、美祢線の2022年度の輸送密度(1キロあたりの1日平均利用者数)はコロナ禍の影響もあって377人で、1987年と比べて79%減ったとのデータを示した。列車本数も上下計27本から計18本に
「いろんな人がつながって、得意を伸ばして、いかしあう。そんな社会が実現できたら、働き方や生き方の選択肢はもっとゆたかになるはずだから」。こんなメッセージが入り口に書かれているカフェがある。 長崎県長与町吉無田郷にある、JR長与駅。駅改札のすぐ目の前、ガラス張りのカフェからオレンジ色の光が漏れている。木を基調とした店内は、列車を待つ人や談笑する学生らでにぎわっていた。 目が不自由な男性が列車を乗り降りするのを介助して欲しい――。ある日の夕方。1本の電話が入った。乗降介助の要請だ。コーヒーを入れていた理学療法士の奈良崎博一さん(49)が、男性の服装や乗車車両、到着時間などを細かく聞き取っていく。 「駅に誰かがいるのが大切」カフェがオープン 男性が乗る列車が駅に着いた…
JR美祢線が大雨による災害で運休し、4カ月が経つ。JR西日本は「復旧」についての判断を示さず、赤字が続く路線の存廃論議に向かう可能性がある。美祢市の篠田洋司市長に、地元の思いや今後の対応を聞いた。 ――美祢線の運休による市民生活への影響は 一番影響を受けているのは通学利用。厚狭駅に向かう代行バスが途中で満員になり、途中の厚保駅で学生が乗れない日があった。厚狭―長門間は美祢線で約1時間のところ、代行バスは20分余計にかかる。バスにはトイレがなく、不便だという声を聞く。沿線住民には線路に雑草や雑木がそのまま放置されていることへの懸念もある。 ――被災前の利用状況をどう見るか 沿線人口の減少などもあり、利用者数は減っているが、要因として便数が減ったことがあるかもしれず、分析が必要だ。観光利用がまだ増える可能性もある。 ――市はあくまで美祢線の復旧を目指すのか 鉄道としての復旧を目指す。自治体は公
JR東日本の中央線快速電車に2階建てのグリーン車が連結される。すでに完成した車両もあり、2024年度末以降のサービス開始を予定している。首都圏のJR各線では東海道線や高崎線、宇都宮線など各線で2階建てグリーン車を運行しているが、中央線快速は中距離電車の他線と比べて駅の間隔が短い「通勤電車」で、車両は乗り降りの時間を短縮するため、2階建てグリーン車としては初の両開き扉になっている。 海外の「優等車両」どうやって乗る? 日本以外の各国にも、グリーン車のような優等車両を連結して走る通勤電車がある。JR東日本のグリーン車はSuicaなどのICカードで座席上のセンサーにタッチして利用する形だが、海外ではどんな形で特別料金を課金しているのか。筆者が体験した各国の例を紹介したい。 アジアで代表的な例は、香港の鉄道として最も古くから走っているMTR東線だ。かつて九廣鉄路(KCR)と呼ばれていた同線の歴史を
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