米軍上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷・旭区、二百四十二ヘクタール)と相模鉄道瀬谷駅周辺を結ぶ新交通システムの導入計画を巡り、市が出資する第三セクター「横浜シーサイドライン」が、市から要請された事業参画について「現時点で参画はしない」と正式回答した。山中竹春市長は、二十六日の定例会見で「代替の交通手段の可能性も含めて検討したい」と述べた。 回答は二十五日付。回答書によると、判断の理由として、市が跡地で計画するテーマパークの事業主体や内容が未定であることや、適切な工事期間や事業費が示されていないこと、採算性や継続性が見込めないこと、リスクヘッジ策が示されていないことなどを挙げた。 山中市長は「課題への対応方法を速やかに検討し、市としてどう考えるか示したい」と述べた。跡地では二〇二七年三〜九月に国際園芸博覧会(花博)を開催予定で、市は開催前の新交通開業を目指しており、山中市長は「どういった交通体制
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