旧国鉄からローカル鉄道まで、古くなり解体予定だった車両などを紹介する屋外展示施設「ポッポの丘」が千葉県いすみ市にある。代表の村石愛二さん(70)らは「見て、触って、懐かしんでもらえたらいい」と、今後も車両の受け入れに力を注ぐつもりだ。 青森県八戸市で個人所有者の倉庫として使われていた、旧国鉄の食堂車「サシ581―31」が3月下旬、同施設へ運ばれてきた。1972年製で全長約20メートル。寝台特急などとして走り、国鉄が分割民営化される前年の86年に引退した。クリーム色と濃い青色の外装。こんろや電気オーブン、テーブルなどが、当時のまま車内に残されてい…
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