http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/20100118/p1 民主党の支持母体の向こうにひろがる浮動層は、脱官僚依存とか官僚の天下り禁止とか、要するに「自民党とちがう政治」を期待しているわけだから、それさえやってれば(やってるフリだけでも)とりあえず大丈夫でしょ、という指摘などは興味深い。あと財政再建主義とかムダの排除とか地域主権とか、その多くの部分がなぜか小泉改革の理念と重なり合うように思う。民主党の場合は市場原理主義ではないとか言われそうだが、それを除いたら少なくとも無党派層の意識に関してはほとんどダブってると思われ、でないとあの大勝が説明できないんじゃないだろうか。その心は結局「古い自民党」的なるものの徹底的な否定につきるだろう。多くの有権者の心の中にある民主党政治は小泉改革のアンチテーゼではなく、むしろ修正版と考えた方が正確だと思う。ところがここにきて小沢一郎